再審と時間

三重県名張市で1961年、農薬入りのぶどう酒を飲んだ女性５人が死亡した

「名張毒ぶどう酒事件」で、奥西勝死刑囚(84)が無罪を求めて

裁判のやり直しを求めた第７次再審請求の特別抗告審で最高裁第３小法廷は

名古屋高裁の再審開始決定を取り消した同高裁の別の裁判部（異議審）の決定を

再度取り消し、審理を同高裁に差し戻す決定をした。


堀籠幸男裁判長は、所々に法律用語を挟んで色々と御託を並べた後

「要するに推論に誤りがある疑いがある」と述べ

差し戻し審の審理によっては再審が開始される可能性が出てきた。


しかし今朝、千葉恵子法務大臣は

奥西勝死刑囚の死刑を執行したと報道陣に発表した。

会見で千葉法務大臣は

「あくまでも行政上の手続きであり、何ら意図は無い」と手短に答え、会場を後にした。


この事を受けて鳩山総理は

「子供手当てについては・・・」と相変わらず意思の疎通がままならず

福島消費者相は「マスコミや世論が冤罪事件で騒いでる内に

辻本国交副大臣を通じて万景峰号で

北朝鮮に精密機器や薬品が輸出できれば何でも構わない」と述べた。