ナガタニガワ・ホールディングスは13日
テレビアニメ「サザエさん」の波平の声を担当していた永井一郎氏の死去に伴い
後任を声優を抜擢すると共に、サザエさんの設定を大幅に変更すると発表した。
それによると、時代背景は従来通りの昭和40~50年代で、スポンサーの意向を無視して
相変わらずエネルギーとエレクトロニクスは一切存在しない。
その代わりに基本コンセプトとも言える「子供に無害なヒューマニズム」を切り捨て
「現代社会の縮図」を描写するようにするという。
具体的には、以下の通りである。
サザエ(主人公)…今まで以上に傍若無人で、近所から「騒音おばさん」の異名を持たせる。
弟のカツオを追い掛ける際は、包丁を持つだけでなく、包丁を投げながら走るようになる。
サザエの特徴である異形の髪型は、感情の起伏に応じて髪が逆立ったり、垂れ下がったりする。
マスオ(サザエの夫)…サザエの再婚相手という設定に変更。
息子のタラオから「マスオさん」と呼ばれ続ける。
タラオ(サザエの息子)…サザエの前夫との間に生まれた長男。
普段は敬語は使わないが、マスオと会話する時だけ敬語になる。
カツオ(サザエの弟)…基本設定に変更はないが、趣味が野球からサッカーに変更。
友人の中島君から「磯野、野球しようぜ」の言葉に「これからはサッカーの時代だよ」と
リフティングをしながら答え、足元が狂い、ボールを隣の家の窓ガラスに蹴り上げるのがお決まりになる。
ワカメ(サザエの妹)…気難しい年頃になり、常に現状に不満を持つ。
サザエに「お姉ちゃん、スマートフォン買って」とねだるが
サザエはそれが何であるか分からないのに「あんたにはまだ早い」とたしなめられる。
それに対して母フネは「あなたにまだ早いのではなく、まだ時代が追い付いてないのよ」と『何か』事情を知ってる素振りを見せる。
ワカメはフネが毎日着物を着用してるのを時代遅れだと内心思っている。
フネ(サザエの母)…普段着物を着てるが、実は鬱陶しいと思っている。
たまに帰宅する波平に話し掛けられると「気安く話し掛けないで下さい」と毎回強く拒絶する。
カツオやワカメが悪戯や不作法をすると薙刀を持って切り掛かろうとするなど
「この娘にしてこの母あり」を体現する場面がある。
波平(サザエの父)…車寅次郎同様に定職に就かず、全国を放浪する旅人。
頭髪はハゲ頭からリーゼントに大幅に変更されるが、驚いた時はリーゼントが取れてハゲ頭が露出する。
子供たちに仕事について聞かれると「父さんは東京タワーを作ってるんだ」と言うが
マスオやフネに「10年前に完成してますよね?」と突っ込まれる。
番組の最後に家族の写真を眺めながら「家族か…」とつぶやく。
サケカス(サザエの息子)…サザエとマスオの間に生まれた次男。
たまに帰宅する祖父・波平を「はげー!はげー!」と指差して大喜びする。
この時代には存在しないが、団欒の時に着信音が鳴り「誰か携帯が鳴ってるよ」と
21世紀に対する配慮が見られるが、空き巣は依然として風呂敷に頭巾のままになっている。
作者の長谷川町子氏(94)は「今回の思い切ったリメイクで絆の脆弱性、ぎくしゃくした人間関係
時々登場する21世紀の品々とそれを受け流す大人の事情などを楽しんで貰いたい」と話す。
リメイク版の第一回目の放送は4月放送分からスタートする予定。
テレビアニメ「サザエさん」の波平の声を担当していた永井一郎氏の死去に伴い
後任を声優を抜擢すると共に、サザエさんの設定を大幅に変更すると発表した。
それによると、時代背景は従来通りの昭和40~50年代で、スポンサーの意向を無視して
相変わらずエネルギーとエレクトロニクスは一切存在しない。
その代わりに基本コンセプトとも言える「子供に無害なヒューマニズム」を切り捨て
「現代社会の縮図」を描写するようにするという。
具体的には、以下の通りである。
サザエ(主人公)…今まで以上に傍若無人で、近所から「騒音おばさん」の異名を持たせる。
弟のカツオを追い掛ける際は、包丁を持つだけでなく、包丁を投げながら走るようになる。
サザエの特徴である異形の髪型は、感情の起伏に応じて髪が逆立ったり、垂れ下がったりする。
マスオ(サザエの夫)…サザエの再婚相手という設定に変更。
息子のタラオから「マスオさん」と呼ばれ続ける。
タラオ(サザエの息子)…サザエの前夫との間に生まれた長男。
普段は敬語は使わないが、マスオと会話する時だけ敬語になる。
カツオ(サザエの弟)…基本設定に変更はないが、趣味が野球からサッカーに変更。
友人の中島君から「磯野、野球しようぜ」の言葉に「これからはサッカーの時代だよ」と
リフティングをしながら答え、足元が狂い、ボールを隣の家の窓ガラスに蹴り上げるのがお決まりになる。
ワカメ(サザエの妹)…気難しい年頃になり、常に現状に不満を持つ。
サザエに「お姉ちゃん、スマートフォン買って」とねだるが
サザエはそれが何であるか分からないのに「あんたにはまだ早い」とたしなめられる。
それに対して母フネは「あなたにまだ早いのではなく、まだ時代が追い付いてないのよ」と『何か』事情を知ってる素振りを見せる。
ワカメはフネが毎日着物を着用してるのを時代遅れだと内心思っている。
フネ(サザエの母)…普段着物を着てるが、実は鬱陶しいと思っている。
たまに帰宅する波平に話し掛けられると「気安く話し掛けないで下さい」と毎回強く拒絶する。
カツオやワカメが悪戯や不作法をすると薙刀を持って切り掛かろうとするなど
「この娘にしてこの母あり」を体現する場面がある。
波平(サザエの父)…車寅次郎同様に定職に就かず、全国を放浪する旅人。
頭髪はハゲ頭からリーゼントに大幅に変更されるが、驚いた時はリーゼントが取れてハゲ頭が露出する。
子供たちに仕事について聞かれると「父さんは東京タワーを作ってるんだ」と言うが
マスオやフネに「10年前に完成してますよね?」と突っ込まれる。
番組の最後に家族の写真を眺めながら「家族か…」とつぶやく。
サケカス(サザエの息子)…サザエとマスオの間に生まれた次男。
たまに帰宅する祖父・波平を「はげー!はげー!」と指差して大喜びする。
この時代には存在しないが、団欒の時に着信音が鳴り「誰か携帯が鳴ってるよ」と
21世紀に対する配慮が見られるが、空き巣は依然として風呂敷に頭巾のままになっている。
作者の長谷川町子氏(94)は「今回の思い切ったリメイクで絆の脆弱性、ぎくしゃくした人間関係
時々登場する21世紀の品々とそれを受け流す大人の事情などを楽しんで貰いたい」と話す。
リメイク版の第一回目の放送は4月放送分からスタートする予定。