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大家会社も8月決算のため、9月中旬に下半期の仕訳情報を会計事務所に送付、T/B、B/S、P/L確定前の情報がFAXされて来ました。
今期は「第1ビル」の30年ほど居住していた部屋の原状回復を行った結果、発生経費として約280万円の支出がありました。
今回につきましては固定資産計上(資本的支出)として数年に渡り、減価償却を行う処理でも、修繕費計上(一括損金計上)のどちらでも良かったため、あえてこちらから答えは出さず、あるヒントだけを与え、税理士に会計処理のジャッジをさせてみました。
上記仕訳情報を送付した際(2月頃)に、今回の原状回復の内容をレポートに纏めて報告しましたが、結果は修繕費として会計処理を行っておりました。(請求書内訳表、見積書の添付をしてもいないのに、一括損金計上にするあたり、信頼出来る税理士とは言えません)
しかししかし、さすがに税理士も気になったのでしょう。 確定前の財務諸表作表前に見積書、若しくは請求書をFAXして欲しいとの連絡をして来ました。(資本的支出、一括損金計上分の区分けを明確にするのでしょう)
ようやく私に試されている事が理解出来たのかもしれません(笑)
このような税理士に自分が大家会社業務に関与する前は年間約80万円の報酬を支払っておりましたが、現在は約25万円ほどしか支払いを行っておりません。(先方もその程度しか請求はして来ません。と言うより出来ないでしょう...)
正直、年間25万円でも高い位です...
自分のサラリーマン会社であれば、アルバイトにやらせているような仕事を税理士ともあろうものが行っている...
これって、どうなんでしょう。
経理業務も会計帳簿の作成、報告書作成、申告書作成、納付までは誰にでも出来るはずです。しかし問題は税務関連の知識を如何に向上させ、クライアントからの質問にも即時回答出来るレベルまでの知識向上が必要です!!!
自分もサラリーマン会社では直接担当会社社長より相談を受けますが、会社経営者というものは極端な正論による「お行儀の良い回答」は別に求めてはおりません。
如何に会社に有利な処理提案を理論的に行え、実行する会計担当者を求めているのが現実です。
経理職!!! ただ単に計算だけを行っていると周りから勘違いをされる時代はとうに終わりました!!!
今は如何にメインビジネスの土台を数値的理論武装を元に支えていけるかが今の経理に求められています。
経理職に就いている皆さん、これからは自分が経営者になったつもりで会社の力になってください!!!
って、こんな時間にブログアップしておりますが、業務も一応の一段落を終え、明日は休みになりました。
サラリーマンも大家も、いろいろと大変な事は多いです。