負け惜しみのつぶやき

最近，山を歩いていて，もしくは帰ってきてから，
実はかなり凹んだり，しょんぼりしたり，悔しかったりしている。
・・・何に凹んでいるかって？・・・歩くスピードの遅さ，心肺能力の低さ，体力全般について。。。

本当は，自分のペースで楽しく歩ければ，コースタイムになんてこだわらなくっていいって思っているんだけれど，それでもパーティーで登るとそうも行かないような気がしていて。

遅いことを嫌がる人もいる。
表だってそれを言う人は少ないけど，なんだかんだ言って，結構みんなコースタイムで登れたかどうかを凄く気にしている。
コースタイムより速かったり，大体コースタイム通りだと凄く喜ぶ。

だからカメスピードの私はすごく肩身が狭い。
だったらひとりで気楽に登ればいいんだけど，夏のアルプスなんていうと単独も気がひける。
危ないって思われたり，言われたりするのが嫌だし，実際自分も不安だし。。。

低い山ではそれほどでもないけど，アルプスとかになると遅くて気がひける。
今回の甲斐駒は体調もあったから仕方ないけど，でもこれってここ数カ月考えていること。大好きな山歩きを避けてしまいそうなくらい結構考えてたりする。
結果的には「こだわる必要ない」って考えるしかないんだけど。。。

２年前，山を登り始めたときに書いた文章。読み直してみた。

山歩き大好きの訳，山歩き始めた訳

そうなんだよね，一歩いっぽ，何も考えないで歩く山歩きが好きだった。
だけど，最近は「どうしてこんなに遅いんだろう」「どうやったら早く歩けるようになるんだろう」そんなことばっかり考えていたりする・・・ちょっと違う気がする。

以前の「ぎょう」「一歩いっぽ勇気を培う」苦しいけど楽しい山歩きを取り戻したい。