つぼみな日々

いろんな花の蕾をもっていたい。たくさんの花を咲かせたい。
言葉を紡ぎたい私のブログです。

ピンクパープルに染まった彼女

2012-01-01 13:50:15 | 日記
立派なカウントダウンはしなかった。
してもよさそうな場にいたのに、たぶん、するりと年は明けていた。
時間はいつも淡々としている。
それに意味を付けたり遅いだの早いだの感じるのは、人だ。

10日間ほど会っていなかった友人に、10日間でお互いに起こった出来事を話す。
いつもは様々なリスクヘッジをして傷つくことを想定して言葉を選ぶ私が、意のままに話していることが嬉しい、と彼女は言った。
自分の思うことを脳直結で言えて感じがするよと。
「脳直結」なんて初めて聞いた言葉だけれど、彼女の発する言葉はほとんど元々私の中にはないのにも関わらず、非常に理解しやすい。

彼女は今回、私と出会った瞬間、年が明けたとき、帰り際、3回ハグをした。
帰国子女でもなんでもないけれど彼女のハグは自然で、私は自ら誰かとハグをする文化は持っていないのだけどとても自然に私もハグできる。
妙な躊躇や変な出し惜しみや中途半端なプライドなんて要らない、と彼女は私に教えてくれている気がする。

ライブハウスは単に照明のせいか、煙草の煙なのか分からないが全体に霞んでいた。
その霞がライブへの誘いの入り口で、さほどお酒には酔っていなかったが十分に音に酔うことができた。
どうしてもどうしても、これは生がいい。

菊地さんは去年原宿で見たときよりもずっと小柄で陽気でイケてるおじちゃんだった。
出演予定だったピアニストがインフルエンザで急遽出られなくなって菊地さんは終始それを持って場をまとめ上げた。
「俺のサックス見ろよ、俺の音を聞けよ」と言わんばかりの得意気な顔。
他のメンバーと顔を見合せながら余裕ありきの気持ち良さそうなセッション。

類家さんはこの間とあまり印象は変わらずまた魂でトランペットを演奏した。
類家さんのバンドはこの前よりも激しい曲調で、メンバー全員、時折トランス状態になるのがいい。

こちら側がその人に対して好意を抱いていると、その人が本当に好きなことを夢中でやっている姿はある意味自分のことのように気持ち良かったり嬉しかったりする。


布団のカバーとクッションのカバーとベッドシーツを2回に分けてお洗濯。
いつも通りの掃除を一通りして、さて、実家に帰ろうか。

明けましておめでとうございます。
2012年もどうぞよろしくお願い致します。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。