つぼみな日々

いろんな花の蕾をもっていたい。たくさんの花を咲かせたい。
言葉を紡ぎたい私のブログです。

原子をリサイクル

2015-06-03 13:18:28 | 日記
雨が降っている。
6月の匂いに、いただいた蚊取り線香の匂いを足す。
重力に耐え切れなくなった灰がそっと音もなく落ちる。
たぶん微かに音はしているのだろう。

最近は生徒さんが自宅に来るたびに簡単に掃除をするので、床を二度拭きすることがかなり少なくなった。
しかしやっぱり水拭きでないとすっきりしない。
あと、捨てたいタオルの切れ端が水拭きをしないと捨てられず、これはどうしてもこのようにして使い倒して捨てたい。

早起きしたついでに広い床を二度、丁寧に力を込めて水拭きする。
二度目はユーカリのオイルを5,6滴垂らして。
玄関と共用部もざざっと拭いて、真っ黒になったタオルの切れ端を捨てる。

捨てたいバシバシのタオルはまだたくさんあって、しかしこのペースで掃除をしていてはなかなかなくならない。

それにしても手触りならぬ、足触りがすっきりした。


いろんなことを、次の瞬間には忘れてしまう。
意識なんてものはそんなもので、それで良いのだと思う。
それでも残り続ける、継続し得る、せざるを得ない意志なんてものがあるのだと思っている。

どれだけ自分がしたたかであるか、どれだけ自分のことを守るために生きているのか、私は一応把握しているつもりだ。
いや私が把握している以上に、もっともっと汚らしいものかもしれない、たぶんそうだと思う。

だから他人とコミュニケーションを取るとき、相手も自らのメリットだけで判断してほしいと願ってしまう。
もちろん各個人におけるトータル的なメリットとして。
すべては個人の合意の下であると、そう思いたい。
もしそうだったとしたら、私はたぶんそのことで安心するし、その人のことを信頼するであろうと思う。


薔薇は朽ちてゆくとき、花びらを反らせる。
ライトなオレンジ色の薔薇が玄関先で花びらを反らせながら、咲き続けている。


駅前に夏の気配とハイボール




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