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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

ブラック部活問題対策プロジェクト

2016年02月26日 | ノンジャンル
 ◆ 部活がブラックすぎて倒れそう・・・
   教師に部活動の顧問をする、しないの選択権を下さい!
(Change.org)
発信者:部活問題 対策プロジェクト 賛同者:22,921人

 あなたが賛同したキャンペーンがdot.〈AERA〉に取り上げられました

 ◆ 78日連続勤務 部活動は教師にとっても「ブラック」だ
 平日の勤務に加え、放課後の指導、土日返上での練習……「ブラック部活」は、子どもだけでなく教師にも大きな負担となっている。そんな現状を変えるべく、動き出す教師たちもいる。
 九州地方で公立中学校に勤務する30代の男性は、新任の年にソフトテニス部の顧問になった。競技は未経験なうえ興味も薄い。自分の受け持つ授業をきちんとやりたかったが、ほかの教員も全員どこかの部の顧問を務めている。「顧問をやるのは当然」と受け止めた。
 疑問を持ち始めたのは1年目が終わるころ。部活保護者会で「試合に出る選手の決め方がおかしい」とか「もっと上達させて」と責められた。
 「ボランティアでやっているのに、そんなことまで言われるのか。ここまで生活を犠牲にしているのに」
 文部科学省が示した指針では中学校の運動部は「週休2日以上」と定められているが、見渡せばどの部活も休みナシ。新任教師が自分の部だけ休みにするのははばかられた。78日連続勤務を自慢したら、女子バレー部の顧問は140日だった。
 3年目になんとか顧問就任を断ると、土日が休めるため授業研究や教材作りをする余裕が生まれ、クラスのことに目が届くように。不登校気味な生徒などにきめ細かい対応ができ、保護者からも評価された。
 異動先の中学でも同様に顧問を断ったら、校長が不機嫌そうに言った。
 「この学校は全員顧問制だよ。教員は教職調整額をもらってるんだから顧問はやるべき。なんで中学の教員になったの?」
 教職調整額とは、時間外勤務手当代わりに支払われる「給料月額の4%」を指す。一日20分程度で換算された教師の固定「残業代」だ。
 「残業代があるんだから働け、部活やらないなら教師になるなってこと。ブラック企業と一緒じゃないかと思った」
 体罰理不尽な練習が横行する部活が子どもにとってブラックだと注目されたが、実は教師にとってもブラックだ。
 顧問を拒否し続けるこの男性はその後、ツイッターなどで部活問題を発信、仲間と出会う。首都圏や中部地方などで公立中学校に勤める教員ら5人と「部活問題対策プロジェクト」を結成した。昨年末にオンライン署名サービス「Change. org」で署名集めを始めた。
 「部活がブラックすぎて倒れそう…顧問をする・しないの選択権を下さい!」の呼び掛けに、わずか2カ月で集まった署名は2万2千人超(2月19日現在)。馳浩・文科相宛てに提出、全国の教育委員会への指導を求めるという。
 (ライター・島沢優子)

※AERA  2016年2月29日号より抜粋
 <現在署名活動中>
https://www.change.org/p/%E6%96%87%E9%83%A8%E7%A7%91%E5%AD%A6%E5%A4%A7%E8%87%A3-%E9%A6%B3-%E6%B5%A9-%E6%A7%98-%E9%83%A8%E6%B4%BB%E3%81%8C%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF%E3%81%99%E3%81%8E%E3%81%A6%E5%80%92%E3%82%8C%E3%81%9D%E3%81%86-%E6%95%99%E5%B8%AB%E3%81%AB%E9%83%A8%E6%B4%BB%E5%8B%95%E3%81%AE%E9%A1%A7%E5%95%8F%E3%82%92%E3%81%99%E3%82%8B-%E3%81%97%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%AE%E9%81%B8%E6%8A%9E%E6%A8%A9%E3%82%92%E4%B8%8B%E3%81%95%E3%81%84?recruiter=122911200&utm_source=share_petition&utm_medium=copylink
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