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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

映画『あこがれの空の下/教科書のない小学校の一年』紹介、子どもが主人公の学校

2020年12月31日 | こども危機
 ◆ 瓢箪通信「映画/あこがれの空の下」
   ひょうたん島研究会・TT(高木@千葉高退教)です。

 すべての友人の皆さんへ。
 昨日12/28の午後、渋谷ユーロスペースで、映画『あこがれの空の下/教科書のない小学校の一年』を観ました。
 面白かったので、若干の「雑感」を書きます。
 「勘違い」等があったらゴメンナサイ!
 映画館の人に聞いたら、「終わりの日程は決まってない」「年始は1/2から(年末は聞かず)」ということなので、興味があったら、観にいってください。
 映画の舞台は、東京・世田谷区にある私立和光小学校
 映画の監督は増田浩&房満満、語りは高橋惠子、音楽は岩代太郎(同校卒業生)です。
 映画の冒頭は、入学式のシーン
 6年生と手をつないで、体育館?に入り、ステージ上の椅子にそれぞれ座る新入生。
 式の主人公なので、ステージ上です。

 新入生の後ろは「歓迎の絵」で飾られています。
 当然、日の丸はありません
 式の中で(たぶん)、在校生(小さいので2年生?中心)が踊ります。
 学芸会のノリですね。
 君が代はたぶん無しだと思います

 教科書を使わない--ということで、プリント学習です。
 「ちいちゃんのかげおくり」を最初どこまで読ませるか?
 --担当者が相談しています。
 教科書だと当然最後まで書いてあるけど、プリントだと途中までも可能。

 算数の2/3+1/2の研究授業のシーン。
 何年生かな?--女の子が「1+0.5/3」と答えてました。
 自分で考えたんだよね。

 和光小学校、「総合学習」に力を入れているらしい。
 3年から6年まで、「沖縄」に取り組んでいる。
 6年の沖縄修学旅行、高校生の修学旅行--それも「良質の」ものと同じように見えました。
 残念ながら高校でも「行っただけ」みたいな学校もあるので。

 和光小学校、職員会議の習慣もあるみたい。
 印象的だったのは、「英語の扱いをどうするか?」のシーン。
 「積極的な賛成」は一人もいないらしい。
 「反対!」を明言する教員はいました。

 たぶん結果的には「文科省に押し切られる」みたいだけど、それでも「会議は成立してる」みたいだった。
 現在の公立小学校--は、ぼく、知らないけど、少なくとも公立高校で(千葉県では?)成立してる学校はほとんどないと思う
 長くなったので、ラストシーン--は、当然卒業式
 卒業式はそれぞれ着飾って、当然ステージ上に着席
 卒業証書は筒に入れたままだけど、校長が一人ずつ手渡し。
 あ、書くの忘れてたけど、学校の規模は各学年2学級らしい。
 だから、一人ずつ、一言話をして、証書をもらうことができる。
 当然日の丸は無し、たぶん君が代も無し

 かなり端折って書いたので、印象的なシーンで、触れてない所も多い。
 これを読んで関心を持ってくれた人がいたら、ぜひユーロスペースへ!
 頼まれても無いけど、宣伝でした!(20/12/29早朝)


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