パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

アベを倒そう!(89)<戦争法施行3・29国会正門前大集会>

2016年03月31日 | 日の丸・君が代関連ニュース
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  【僕、国歌歌わないもん】(石原慎太郎)
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  東京五輪に 【国旗も国歌も必要ない】(ビートたけし)
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  対米従属で「世界征服」を夢想するデマゴギー政治家安倍首相を倒そう!
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レイバーネット日本 shinyaの写真報告

 本日(3月29日)▲ 「安保法」施行日
 「戦争をさせない杉並1000人委員会」は、恒例の火曜日昼の「2000万署名」活動を、5人で井之頭線・久我山駅前でやり、16筆の署名を集めました。署名数は少なかったのですが、署名してくれた方々は口々に「安保法」施行日について語り、ある方は「アベはとんでもない。どんどん大変なことになっていく」とっ言っていました。
 なお、3月27日に行われた区議も入っての、杉並区一斉駅頭「2000万署名」活動では、17駅中10駅で行われ、
    参加人数⇒104名  署名⇒209筆
    チラシ⇒1323枚  ハガキ⇒420枚
という報告が入ってきています。
 私が参加した西荻窪駅で活動では、区議2人と路上ライブ(ジョンレノンのイマジン)も加わり、8人で41筆でした。
 本日夜、東京では、「総がかり行動実行委員会」主催の『戦争法発動反対!戦争する国許さない3・29国会正門前大集会』が開かれ、3万7000人が結集しました。
 国会正門前周辺の歩道上は参加者が埋め尽くし、「戦争法の施行反対!」、「戦争法は今すぐ廃止!」、「安倍政権は直ちに退陣!」、「国政選挙は野党が共闘!」などのコールが夜空に響き渡りました。
 以下、集会での発言を紹介します。

 (国会議員の挨拶)
 <民進党・枝野幹事長>
 たくさんの皆さんに勇気づけられる。
 施行日まで「戦争法」を廃止できなかった。申し訳ない。
 憲法を無視しては権力の正統性ない。
 安倍政権は歴代の首相が「集団的自衛権は違憲」と言ってきたものを、勝手に変えてしまった。
 一日も早く正さなければならない。
 尖閣や北朝鮮を挙げて、集団的自衛権行使と言う。
 しかし、領土・領海を守るのは専守防衛であって、集団的自衛権と関係ない。
 なんとなく、「安保法が必要」と思う人が多いが、1人でも多くの人々にわかってもらう必要がある。
 自分たちは「民進党」としてスタートした。たしかに批判がある。
 しかし、政治は結果を出すことが大事だ。
 立憲主義・民主主義を守るために最大限のことをやる。
 また政治は国会だけでやるのではない。
 政治の中心は地域や草の根だ。
 多くの皆さんが働きかけていってほしい。

 <共産党・山下書記局長>
 今日は歴史的な日だ。
 一方では憲法を踏みにじる日。自衛隊が海外に出ていく。
 断じて許せない。
 他方では、それを許さない人がこれだけ集まった。
 ビビっているのは安倍政権だ。
 主権者の手で辞めさせ、新しい政治を作ろう。
 国会では2月野党がスクラムを組んだ。
 毎週協議を重ね、ずいぶん仲良くなった。
 <戦争法廃止>を公約にすることで一元化になった。
 野党統一候補はどんどん進んでいる。
 32の一人区全部で統一候補を。
 衆院を解散するかもしれないが、衆院でも統一候補だ。
 参院選、総選挙で安倍政権を打倒!戦争法廃止!

 <社民党・吉田党首>
 稀代の悪法が施行された。廃止を徹底的に追及していく。
 安倍政権は日米ガイドラインを勝手に変え、米議会で安保法を約束、短時間で成立させた。
 手続きも問題がある。
 自衛隊は、いつでも、どこでも、どんな場合にも出ていくことになる。
 憲法違反の法律だ。
 廃止に向けて三つのことが大事だ。
  ①大衆行動。集会やデモ、2000万署名をやる。
  ②法廷闘争。600人に上る弁護団で訴訟が起こされる。ご協力を。
  ③国会で多数をめぐる闘い。32の一人区すべてで野党候補が一本化する。
 参・衆同日選強まる。その時には295小選挙区で候補者を一人に絞り込む。
 都市部での調整が難しいが、やらなければ暴走を止められない。
 社民党は調整役、接着剤役を果たす。
 粘り強く、ひるむことなく、声を上げていく。

 <生活の党・玉城事長兼国会対策委員長>
 昨年来闘ってきた。
 また戦前に逆戻りしている。沖縄の年寄りが恐れ、そうさせてはならないと私たちに言っている。
 どうして今また、戦争に備える軍備配備をするのか。
 アメリカと一緒に戦争するためだ。みんなを巻き込んでしまう。
 させてはいけない。認めてはいけない。
 昨日、中谷防衛大臣は言った。「辺野古移設が大前提だ」、と。
 ふざけんな。安倍は外国に危険を押し付けないと言っているが、国民に不安を押し付けている。
 安倍政権は今すぐ退陣だ。

 (実行委員会から)
 <1000人委員会・福山さん>
  (前略)
 戦争法を許すわけにはいかない。どうすればいいか。
  ①大衆運動で国会を包囲すること。
  ②参院選で勝つこと。
   そのための2000万署名は進んでいる。
   野党共闘もぞくぞく進んでいる。
   統一候補の勝利めざしてみんなで本気で闘うことだ。
 5月3日有明で行われる憲法集会のスローガンは「明日を決めるのは私たちだ!」となった。
 安倍に私たちの未来を決めさせるわけにはいかない。
 <戦争法><原発><辺野古><貧困>などなど、 安倍政権を許せない。

 <9条壊すな!実行委員会・高田さん>
 安倍政権の下で、自衛隊を動かす戦争の時代。
 新たな戦前だ。こんなことを認めない。
 かつてと今日の違いがある。
 今日は、国会正門前でこんなにも多くの人々が反対している。
 またかつては大政翼賛会になったが、
 今日では野党四党が安倍政権打倒で団結している。
 絶対に戦争をとめなければならない。そのために、
  ①市民運動を発展させる。1人でもやる。
   そうして市民運動の大きなうねりを作り出す。
  ②参院選で勝利する。3分の2を取らせなければ、
   安倍は退陣する。今は、「自・公」対「野党+市民」だ。
 全国がこの集会を注目している。

 <憲法共同センター・中尾(?)さん>
 こんなにたくさんの方々が集まる。
 全国各地でも宣伝・抗議行動が行われている。
 ・・・
 市民の共同が広がる一方、野党共闘も深まる一方だ。
 人々は昨年以降声を上げることをやめない。
 2000万署名を集めきって廃止させる。
 昨年、多くの人々が日本を戦争する国にしてはならないと考え、組合、市民団体、宗派などの力を結集し、「総がかり」が出来た。
 そして声を上げた。空気を読んで黙っているより、声を上げて空気を変えよう、と。
 <新たな市民革命>ともいう状況を作り出した。
 いつか来た道、危ない道を歩むことがないよう、力を合わせ、選挙で勝利しよう。

 (連帯挨拶)
 <宮古島・うえさときよみさん>
 辺野古は知られているが、宮古・石垣・与那国へミサイル配備がされつつある。
 南西諸島を軍事基地化する安倍政権を許せない。
 <配備計画撤回>を要請に明日防衛省に行く。
 「安保法」の舞台を沖縄の島々にするつもりだ。
 ミサイル配備は大きな脅威だ。
 地下水の水源地の上にミサイルを、地下に司令部を作る。
 安倍の犠牲になることを拒否する。
 昨日は与那国島に自衛隊が配属された。
 日米軍に占領されたかのようだ。
 これは明日の日本(全体)の姿だ。
 島をミサイル基地にさせない。連帯して頑張ろう。

 <石垣島・しものえいしんさん>
 安倍内閣は、奄美、沖縄、宮古、石垣、与那国の南西諸島に配備しようとしている。
 石垣の中枢部に自衛隊の基地を作る。
 住民の会で署名宣伝活動をしている。
 自衛隊を石垣に入れない。平和で豊かな島だ。
 安倍内閣の根っこは一つだ。

 <立憲デモクラシー共同代表・山口二郎さん>
 安倍自民党はますます図に乗っている。
 戦争ができる国においては、基本的人権は無視され、メディアの自由もなくなる。
 民主主義と立憲主義の危機だ。
 今年は引き返しのつかない年になるかもしれない。
 しかし、希望も大きく広がっている。
 野党の結集が進んでいる。
 これは市民のエネルギーの賜物だ。
 これから、野党と一緒になり、
 <憲法破壊安倍政権>対<国民>で参院選で鉄槌を下す。
 これから3~4ヶ月、みんなで力を合わせ頑張ろう。

 <シールズ・本間さん>
 本日施行、残念だ。
 南スーダンへの自衛隊のさらなる拡大。
 自分と同じ年頃の自衛官が命を落とすことになる。
 だからこれからの闘いは負けるわけにいかない。
 自分たちは昨日も国会前に集まった。
 今集まっている人々は「あきらめない人々」だ。
 そして俺たちは絶対に勝つ。
 ここに来れない人々も駅前などで声を上げている。
 野党は共闘している。応援しよう。選挙に参加しよう。
 この国の未来を決めるのは俺たちだ。
 俺たちの税金は若者を戦場に送るためのものではない。
 この国の主権者は俺たち一人一人だ。
 コールをやらせて下さい。
  「誰も殺すな!」、「アベはやめろ!」
  「市民は共闘!」、「野党は共闘!」
  「民主主義って何だ?」ー「これだ!」

 <日弁連・川上さん>
 日弁連は本日午前0時、会長声明をホープページにアップした。
 日弁連は一丸となって闘いを続けてきた。
 今の危機感が私たちを一つにまとめている。
 手段的自衛権を昭和47年の見解(集団的自衛権を認めていない)で認めていると言った。破綻している。立法府が機能不全になっている。
 これがおかしいと示したのは皆さんだ。闘いは続いている。
 戦前弁護士会は大政翼賛体制に飲み込まれた。
 しかし、同じことを繰り返してはならない。最後まで闘う。

 (行動提起)
 <憲法共同センター・小田川(?)さん>
 「戦争法」を廃止し、安倍政権の暴走を止めなければならない。
 そのために、
 ①2000万統一署名を5月3日までやりきる。
   すでに住民の2~3割の署名を取っている地域もある。
 ②5月3日の大集会に去年の3万人を超える参加を。
   さらにその後、6月5日(?)には、去年の「8・30国会包囲」を
   上回る国会包囲行動を。
 ③引き続き、4月19日、5月19日には行動をやる。
   毎月第三火曜日も宣伝活動を
 ④市民団体が4月17日に早大でリレートークをやる。
 ⑤戦争法違憲訴訟の原告になって下さい。或いは支援者に。

 以上でした。

 その後(19時30分過ぎから)、引き続きシールズの集会が開かれました。
 こちらにもそのまま残られる方々が多く、国会正門付近の歩道は、警察の過剰警備により、一時人々が動くこともできない危険な状態になりました。
 いかに安倍政権が市民運動の盛り上がりを恐れているか、ということです。

 「戦争法」施行日に行われた『3・29国会正門前大集会』は、市民運動は引き続き全国的に盛り上がりつつあり、野党共闘も進みつつあることが確認された集会だったと思います。
 桜三分咲きの東京から。

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 ★ 『卒業式ビラまき報告集会』(実行委員会主催)のお知らせ
 <日時>2016年4月30日(土)18:30~21:00
 <場所>阿佐ヶ谷地域区民センター、第五集会室
 <内容>・卒業式ビラまきの特徴と教訓について
      ・今後の運動の発展について
 <資料代>300円

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