▼ 福島県の医師不足深刻に
済生会福島総合病院が医師の確保困難で来春から分娩受付中止へ(各紙) | (Finance GreenWatch)
各紙の報道によると、福島県内の医師不足が深刻の度を深めている。
福島市内の済生会福島総合病院では、来年4月から産婦人科の常勤医の退職に伴う後任医師の採用の見通しがつかず、分娩の取り扱いを中止する。
済生会総合病院は、消化器科、循環器科から、糖尿病科、呼吸器科など14科を抱える総合病院。ベット数(一般病棟)は216床で、同市内では大きな病院である。
ただ、産婦人科は、常勤医が一人。同医師は来春で定年退職となるため、新たに後任の医師を募集をしていたが、採用できる見通しが立たないという。このため退職する医師が退職後も病院に残る予定にしているが、体力面等を考慮して、分娩中止を決めたという。婦人科診療のみ取り扱う。
同病院の分娩取扱数は年100~120件。すでに同病院で診察を受けている妊婦については、来春3月までの出産予定の母親のみ受け付けを継続するという。
福島県の「ふくしま医療情報ネット」によると、同市内で正常分娩を扱う病院・診療所は同病院を含め9カ所。来春からは8カ所に減ることになる。
医師を確保し、病院を正常化させることが十分にできないということは、福島の復興がまだまだ道半ばであることを示している。安倍第二次内閣の竹下復興相が、福島の住民の信頼を確保できるか、試金石でもある。
『Finance GreenWatch』(September 12th, 2014)
http://financegreenwatch.org/jp/?p=46771
済生会福島総合病院が医師の確保困難で来春から分娩受付中止へ(各紙) | (Finance GreenWatch)
各紙の報道によると、福島県内の医師不足が深刻の度を深めている。
福島市内の済生会福島総合病院では、来年4月から産婦人科の常勤医の退職に伴う後任医師の採用の見通しがつかず、分娩の取り扱いを中止する。
済生会総合病院は、消化器科、循環器科から、糖尿病科、呼吸器科など14科を抱える総合病院。ベット数(一般病棟)は216床で、同市内では大きな病院である。
ただ、産婦人科は、常勤医が一人。同医師は来春で定年退職となるため、新たに後任の医師を募集をしていたが、採用できる見通しが立たないという。このため退職する医師が退職後も病院に残る予定にしているが、体力面等を考慮して、分娩中止を決めたという。婦人科診療のみ取り扱う。
同病院の分娩取扱数は年100~120件。すでに同病院で診察を受けている妊婦については、来春3月までの出産予定の母親のみ受け付けを継続するという。
福島県の「ふくしま医療情報ネット」によると、同市内で正常分娩を扱う病院・診療所は同病院を含め9カ所。来春からは8カ所に減ることになる。
医師を確保し、病院を正常化させることが十分にできないということは、福島の復興がまだまだ道半ばであることを示している。安倍第二次内閣の竹下復興相が、福島の住民の信頼を確保できるか、試金石でもある。
『Finance GreenWatch』(September 12th, 2014)
http://financegreenwatch.org/jp/?p=46771
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