<転送歓迎>(重複ご容赦)・「都教委包囲首都圏ネットワーク」・「千葉高教組」・「新芽ML」の渡部です。
菅内閣が誕生しました。
しかし、この内閣は一般ピープルにとっては、鳩山内閣以上に危険な内閣であることが日々明らかになっています。
それは以下のようなことによく表れています。
・沖縄や徳之島の民意を踏みにじった「日米共同声明」の遵守
・「沖縄の負担軽減」を名目にした全国の沖縄化
・法人税減税と消費税の引き上げ
・「日の丸・君が代」に関する危うい諸言動
結局、自民党と同じような政策であり、親米・経済界重視の路線です。
民主党は菅内閣になったことによって、露骨にその路線を前面に押し出してきました。
これは一般ピープルを敵に回す政策・路線に他なりません。
一般ピープルにとっては、「政権交代」の歴史の歯車が再び逆転させられる時期の到来かもしれません。
しかし、普天間移設問題、消費税問題、「日・君」問題は一般ピープルの大きな抵抗により、彼らの思うようには決して進まないでしょう。
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本日(6月20日)、東京で「6・20集会」
(第一部)「君が代」解雇裁判を共に進める会総会」と
(第二部)「最高裁勝利をめざす決起集会」が開かれました。
(第一部)では、昨年9月末他の訴訟団と共同で「上告審対策チーム」が発足し、最高裁勝利に向け動いていることが報告されました。
また、『「君が代」強制解雇裁判高裁審理の記録』(1500円)が発行されたことも紹介されました。
(第二部)の中では、川口弁護士が、『二つの東京高裁判決克服のために』というM弁護士の論文を紹介し説明をしてくれました。
また(第二部)では、立正大学の浪本勝年教授が『教育裁判の系譜とそこから得た体験的教訓』という講演をしてくれました。
戦後日本では、教育政策の反動化に抵抗するため<勤務評定裁判>、<学力テスト裁判>、<家永教科書裁判>が闘われ、浪本さんはそれらにほとんど関わりました。
浪本さんは、それらの闘いを紹介し、その中から得た教訓として、次のようなことを紹介してくれました。
「法廷内におけるたたかい」では、
①質の高い主張の展開、
②多数の傍聴活動による法廷の監視、
が重要であること、
「法廷外におけるたたかい」では、
①多数の支援者を獲得し、広く世論に訴えること
②訴訟の意義を広めること
③全国的な活動者会議のようなものを開くこと
④同趣旨で訴訟を起して闘っている団体との交流
「世界に向けて国際世論を喚起すること」
教科書裁判では、英文のパンフを作り、欧米・アジア諸国に訴えた。
また、これから進められる「上告審におけるたたかい」についても、幾つかのアドバイスをしてくれました。
最後に、最高裁に上告している
<Sさん><都教組八王子><神奈川こころの自由裁判><嘱託採用拒否><被解雇者の会>からの報告と決意表明がありました。
その中で<神奈川こころの自由裁判>のOさんは、
「2005年4月に提訴した時は原告107名だった。しかし、2009年7月の地裁での不当判決の時には原告170名になっていた。2010年3月に控訴審で不当判決を受けたが、不起立の闘いは続けられている。」と述べました。
また、<被解雇者の会>のKさんは、次のように述べました。
地裁判決も高裁判決も、「くりかえし従えなければクビになってもしょうがない」というようなヒドイ内容のものだった。
しかし、6年間の闘争で私たちは大きな力を培ってきた。すべての法廷は大法廷だったし、いつも抽選で入れない人が沢山いた。原告10人はそれまでお互い顔も知らない同士だったが、裁判では一緒に団結して闘い抜いてきた。
菅首相や元新左翼の官房長官はこの問題についてヒドイ言動をしている。しかし絶望的だとは思わない。
これまでの判決で、私たちの行為を「思想信条にもとづくもの」と認めている。しかし、「儀礼だから侵害しない」などと述べている。こんなバカなことはない。「儀礼」ならなぜ職務命令を出し、処分までするのか。これは「儀礼」の問題ではない。人権の問題だ。
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なお、当面次のような取り組みが予定されています。
6月30日(水) 第一回最高裁要請行動
12:40~14:10 最高裁南門 集合(地下鉄・永田町下車、5分)
7月7日(水) 東京「君が代」裁判・三次訴訟(第一回口頭弁論)
11:00~(傍聴抽選有り 10:30には裁判所前に到着を)
7月21日(火) 再発防止研修抗議・該当者(4名)支援行動
8:30 都教職員研修センター前(JR水道橋駅・都立工芸高校隣)
<各界共同アピール> 6月2日までに62名から応諾の回答
<最高裁あて署名活動> 10万筆目標
<全国集会> 8月20日 全国原告団学習交流会
10月23日 18:15~ 全国集会 (星陵会館)
<100万円カンパ活動>
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
最後になりましたが、都教委包囲首都圏ネットワークでは、今年も夏に都教委包囲行動を行うことに決まりました。
今年は、
<8月28日(土)>
・14:00~新宿駅周辺での街頭宣伝と署名活動
・15:00~新宿繁華街デモ
・16:00~都庁第二庁舎前抗議行動(都庁は休みですがやります)
<8月30日(月)>
・15:00~都教委への要請行動(8月28日にも集約します)
(スローガン)
・10・23通達撤回! ・「君が代」処分撤回 ・裁判闘争に勝利しよう!
・分限免職を許すな! ・業績評価・成果主義反対!
・主幹・主任教諭制反対! ・石原は即刻辞任しろ!
*********************************************************
「都教委包囲首都圏ネットワーク」のブログのアドレス
http://kenken.cscblog.jp/
「千葉高教組『日の丸・君が代』対策委員会」のホームページ
http://homepage3.nifty.com/hinokimi/
菅内閣が誕生しました。
しかし、この内閣は一般ピープルにとっては、鳩山内閣以上に危険な内閣であることが日々明らかになっています。
それは以下のようなことによく表れています。
・沖縄や徳之島の民意を踏みにじった「日米共同声明」の遵守
・「沖縄の負担軽減」を名目にした全国の沖縄化
・法人税減税と消費税の引き上げ
・「日の丸・君が代」に関する危うい諸言動
結局、自民党と同じような政策であり、親米・経済界重視の路線です。
民主党は菅内閣になったことによって、露骨にその路線を前面に押し出してきました。
これは一般ピープルを敵に回す政策・路線に他なりません。
一般ピープルにとっては、「政権交代」の歴史の歯車が再び逆転させられる時期の到来かもしれません。
しかし、普天間移設問題、消費税問題、「日・君」問題は一般ピープルの大きな抵抗により、彼らの思うようには決して進まないでしょう。
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本日(6月20日)、東京で「6・20集会」
(第一部)「君が代」解雇裁判を共に進める会総会」と
(第二部)「最高裁勝利をめざす決起集会」が開かれました。
(第一部)では、昨年9月末他の訴訟団と共同で「上告審対策チーム」が発足し、最高裁勝利に向け動いていることが報告されました。
また、『「君が代」強制解雇裁判高裁審理の記録』(1500円)が発行されたことも紹介されました。
(第二部)の中では、川口弁護士が、『二つの東京高裁判決克服のために』というM弁護士の論文を紹介し説明をしてくれました。
また(第二部)では、立正大学の浪本勝年教授が『教育裁判の系譜とそこから得た体験的教訓』という講演をしてくれました。
戦後日本では、教育政策の反動化に抵抗するため<勤務評定裁判>、<学力テスト裁判>、<家永教科書裁判>が闘われ、浪本さんはそれらにほとんど関わりました。
浪本さんは、それらの闘いを紹介し、その中から得た教訓として、次のようなことを紹介してくれました。
「法廷内におけるたたかい」では、
①質の高い主張の展開、
②多数の傍聴活動による法廷の監視、
が重要であること、
「法廷外におけるたたかい」では、
①多数の支援者を獲得し、広く世論に訴えること
②訴訟の意義を広めること
③全国的な活動者会議のようなものを開くこと
④同趣旨で訴訟を起して闘っている団体との交流
「世界に向けて国際世論を喚起すること」
教科書裁判では、英文のパンフを作り、欧米・アジア諸国に訴えた。
また、これから進められる「上告審におけるたたかい」についても、幾つかのアドバイスをしてくれました。
最後に、最高裁に上告している
<Sさん><都教組八王子><神奈川こころの自由裁判><嘱託採用拒否><被解雇者の会>からの報告と決意表明がありました。
その中で<神奈川こころの自由裁判>のOさんは、
「2005年4月に提訴した時は原告107名だった。しかし、2009年7月の地裁での不当判決の時には原告170名になっていた。2010年3月に控訴審で不当判決を受けたが、不起立の闘いは続けられている。」と述べました。
また、<被解雇者の会>のKさんは、次のように述べました。
地裁判決も高裁判決も、「くりかえし従えなければクビになってもしょうがない」というようなヒドイ内容のものだった。
しかし、6年間の闘争で私たちは大きな力を培ってきた。すべての法廷は大法廷だったし、いつも抽選で入れない人が沢山いた。原告10人はそれまでお互い顔も知らない同士だったが、裁判では一緒に団結して闘い抜いてきた。
菅首相や元新左翼の官房長官はこの問題についてヒドイ言動をしている。しかし絶望的だとは思わない。
これまでの判決で、私たちの行為を「思想信条にもとづくもの」と認めている。しかし、「儀礼だから侵害しない」などと述べている。こんなバカなことはない。「儀礼」ならなぜ職務命令を出し、処分までするのか。これは「儀礼」の問題ではない。人権の問題だ。
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なお、当面次のような取り組みが予定されています。
6月30日(水) 第一回最高裁要請行動
12:40~14:10 最高裁南門 集合(地下鉄・永田町下車、5分)
7月7日(水) 東京「君が代」裁判・三次訴訟(第一回口頭弁論)
11:00~(傍聴抽選有り 10:30には裁判所前に到着を)
7月21日(火) 再発防止研修抗議・該当者(4名)支援行動
8:30 都教職員研修センター前(JR水道橋駅・都立工芸高校隣)
<各界共同アピール> 6月2日までに62名から応諾の回答
<最高裁あて署名活動> 10万筆目標
<全国集会> 8月20日 全国原告団学習交流会
10月23日 18:15~ 全国集会 (星陵会館)
<100万円カンパ活動>
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最後になりましたが、都教委包囲首都圏ネットワークでは、今年も夏に都教委包囲行動を行うことに決まりました。
今年は、
<8月28日(土)>
・14:00~新宿駅周辺での街頭宣伝と署名活動
・15:00~新宿繁華街デモ
・16:00~都庁第二庁舎前抗議行動(都庁は休みですがやります)
<8月30日(月)>
・15:00~都教委への要請行動(8月28日にも集約します)
(スローガン)
・10・23通達撤回! ・「君が代」処分撤回 ・裁判闘争に勝利しよう!
・分限免職を許すな! ・業績評価・成果主義反対!
・主幹・主任教諭制反対! ・石原は即刻辞任しろ!
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「千葉高教組『日の丸・君が代』対策委員会」のホームページ
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