パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

2011年春の闘い(27)

2011年03月21日 | 日の丸・君が代関連ニュース
<転送歓迎>(重複ご容赦)
・「都教委包囲首都圏ネットワーク」・「千葉高教組」・「新芽ML」の渡部です。

 ビラまきの続報です。
 とくに、3月11日の<K北高校>と3月19日の<F森高校>はいろいろなことを考えさせてくれます。
 (3月5日)
 <O森高校>

 先生からチラシを20枚くださいと言われたので渡しました。
 警察(大崎署)が「ビラをくれ」と言ってきた。→断る。
 「日の丸・君が代」強制に反対する大田市民の会が4名で独自のビラをまいた。
 (3月11日)
 <O崎高校>

 教員が5名、校門の内側にいた。
 敷地内に入るな、生徒に渡すなと言ってきた。
 包囲ネットビラは2名でまく。
 「日の丸・君が代」強制に反対する大田市民の会は2名で独自のビラをまいた。
 <K北高校>
 8:00~10:00 三人でビラまきを行ないました。
 撒き始めてすぐに例年見ない人物が近づいてきたので役職を聞いたところ、「副校長」だと言う。
 たぶんどこの学校でも必ず口にする「敷地内には入らないでください。敷地内でまかないでください。生徒には撒かないでください」という、マニュアルのごとき言葉を言ってきました。
 「受け取るのは生徒の皆さんの自由です」「どうして撒いてはいけないのか」と言ったところ、「ありえない!」と思えることを言ってきたのです。
 それは「うちの生徒は非常に‘なってない‘‘わるい‘生徒ばかりで、だから駅前でビラをもらってその辺にポイポイ捨てる。そのたびに駅から苦情が来くる。だからビラを撒いていたところに苦情をまわしている。このビラも苦情がきたら、そちらに回します。いいですね?」 …。
 かりにも自分の生徒を‘なってない‘だの‘わるい‘だの真顔で言いますか?
 生徒とビラを撒いていた側に責任を押し付け、書いてある内容には一切触れない学校側の姿勢にあきれました。
 それと今年は小さい「日の丸」をポールにつけて門の横にガムテープで貼り、記念写真を撮ると「卒業証書授与式」の看板と「日の丸」が強制的に写るようにしてありました。
 最後まで妨害はありませんでしたが、常に三人の教員が門前に立って監視しているようでした。
 ビラは、頑なにぎゅっと手を握り締めて通り過ぎる生徒と興味深げに受け取る生徒があり、例年よりは受け取りがよかった気がします。
 保護者はほぼ受け取りましたが、中には返してくる方もいました。
 送っていただいたビラ250枚ほどでしょうか、ほぼ撒ききりました。

 (3月19日)
 <F森高校>

 震災・交通混乱により1週間卒業式を延期したF森高校に行きました。
 家から5分あれば職員室まで行ける高校です。

 8時前に校門前にビラをもって立つと校長と覚しき人が少し強めに「生徒に渡さないでください」「敷地内に・・」といいますので、「生徒に渡すためにきました」「じゅうぶんに注意します」と応えました。
 「何かあったら警察を呼びます」といいますので「よんでください」(今時は制服警官ならいてもらった方がある面しやすい気がします。)
 ぽつりぽつり来る生徒の受け取りは、まあまあ、かな、というところか。

 気づくと校門から10mくらい奥のところにゴミ箱が一つ、7名くらいの教員が立っていて生徒に捨てさせています。
 「生徒の知る権利を奪わないでください」というと「生徒が自主的にいらない、から捨てているんだ」などとけんか腰でいう教員がいます。
 とりあえずは「わかりました」と応え、「生徒の知る権利は尊重してください」で終わっておきました。
 その後はそれほどしつこく生徒に捨てさせてはいないようでした。
 その後生徒の登校も多くなり保護者も来るようになり、怖そうな教員は他の箇所に行きで、捨てる生徒はほとんどいなくなりました。
 一人、保護者と思われるおじさん、渡したビラを3mくらい歩いてから道に捨てていました。
 マナーがなってない人なんですね。
 10時までで、判決記事とセット40枚、ビラのみ290枚合計330枚くらい撒くことができました。
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 大震災と原発事故の陰で以下のようなことが次々と進められています。
 ①3月8日、橋下徹大阪府知事大阪朝鮮高級学校に対して、
 2010年度は
  ・私立外国人学校振興補助金
  ・「私立高等学校等授業料支援補助金」
 を支給しない方針を明らかにした。

 ②3月15日、厚生労働省は、
 <計画停電に伴う休業について「無給」を認める旨の通達>を出した。
 [平成23年3月15日・基監発0315第1号]
 厚生労働省労働基準局監督課長発、
        都道府県労働局労働基準監督課長宛
  「計画停電の時間帯における事業場に電力が供給されないことを理由とする休業については、原則として(労働基準)法第26条の使用者の責めに帰すべき事由による休業には該当しないこと」
 一方で、何兆円ものお金が湯水のように金融市場安定のために使われ、米軍への思いやり予算をやめるという話もない。
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「都教委包囲首都圏ネットワーク」のブログのアドレス
  http://kenken.cscblog.jp/
「千葉高教組『日の丸・君が代』対策委員会」のホームページ
 http://homepage3.nifty.com/hinokimi/

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