▲ <「国葬」で行き詰まる岸田内閣>
<転送歓迎>(重複ご容赦)・「新芽ML」・「ひのきみ全国ネット」、・「戦争をさせない杉並1000人委員会」の渡部です。
「国葬」に反対の世論が高まると岸田首相は、「丁寧な説明」で納得してもらおうと考え、9月8日の国会閉会中審査で「国葬」と「旧統一教会問題」について説明をした。
しかし、野党の質問に対し何らまともな説明をせず、何度もこれまでと同じ説明を繰り返すだけだった。
しかも、旧統一教会と最も関係の深かった安倍氏についての調査には一貫して拒否した。
一方で「教会との関係は断ち切る」と言いながら、「亡くなったから限界がある」などと言うのは全く理由にならない。
そのため、9月13日の「朝日新聞」の世論調査では、「納得できる」はたったの23%、「納得できない」は64%だった。
また、安倍元首相の「調査の必要はない」は31%、「調査をすべきだ」が63%だった。
これでは旧統一教会からの断絶どころか、旧統一教会と最も関係が深かった人物の「国葬」を膨大な血税を使って行うことになる。
また、自民党が閉会中審査の日に併せて発表した旧統一教会との接点の「自主点検」では、両議院の379人の議員中179人が何らかの接点があったことが明らかになった。
しかしその後、多くの漏れが指摘され、結局、自民党は旧統一教会とズブズブの関係だったことを自己暴露する結果になった。
こうしたことが次々と明らかになってきたので、岸田内閣の支持率は41%、不支持率は47%、と初めて不支持が支持を上回ることになった。
こうした流れの中で、9月11日に行われた沖縄県知事選では、辺野古基地建設問題が争点になったが、建設反対の玉城氏が賛成の佐喜真氏を6万票以上の差で破った。
本日(9月15日)は、これまで曖昧な態度を取っていた立憲民主党の泉代表ら執行部も出席を見送ることになった。
世論の動向を見て多数派につかざるを得なかったのだろう。
こうして、いまや岸田内閣は行き詰まってきた。
法的根拠もないものに何十億円もの血税を使う、世論の過半数が反対している、案内状を出しても次々と欠席者が出てくる。
「国葬」はどうやらしょぼくれたものになりそうだ。
それでも岸田首相はやらざるを得ない。
だから、「国葬」をやってもダメ、やらなくてもダメ、になってきた。
どうしてこんなことになったのか。
それは、道理がないことをやろうとしたからである。
岸田内閣は行き詰まり、今にも座礁か転覆かしそうである。
9月13日には、杉並1000人委員会で下井草駅近くで「国葬反対」の街宣を行った。
本日(9月15日)は、都教委包囲首都圏ネットワークで新宿アルタ前で「国葬反対」の街宣をやった。
全国のみなさん、「国葬反対」の声をあげましょう。
その声で、情勢はどんどん動いて行きます。
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