◆ 歴史偽造勢力と闘う「免職」取消裁判、傍聴参加を!
こんばんは。犯罪都教委&3悪都議と断固、闘う増田です! これはBCCでお送りしています。重複・長文、ご容赦を。
私は、千代田区立九段中学校で「05年3・1ノムヒョン大統領演説」を教材にして「真の和解」について考えさせる中で、田母神と同じ侵略否定発言を都議会で行った古賀俊昭と、同様の思想で書かれた扶桑社歴史教科書への批判を教えました。それが原因で「公務員不適格」として分限免職され、撤回裁判を闘って既に3年になります。
その裁判も、この3月5日(木)13:10~(東京地裁705号法廷)の口頭弁論で結審となります。ぜひ、傍聴参加をお願いします! 以下、最終陳述予定の一部をご紹介します。
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また、先日、田母神・前航空自衛隊幕僚長は、日本の侵略を否定する作文が問題とされ、その職に「不適格」であるとして更迭されました。当たり前です。
わが国の憲法が、あの侵略戦争の反省の上に立っていることは常識です。また、わが国は、「日本が侵略戦争をした」と断罪した東京裁判判決をサンフランシスコ講和条約で「受諾する」と明記して独立を承認されました。当然、歴代の日本国首相も『わが国の侵略と植民地支配への反省』を公言しています。
にもかかわらず、被告らは「歴史認識はいろいろあるから、侵略否定の歴史認識を『歴史の偽造』と教えることは非常識な誹謗中傷だ」などと主張しています。これは被告らが、わが国の憲法も、またサンフランシスコ条約も、日本国政府の見解も無視していることを意味しているのでなくて何でしょうか。このような戦後のわが国の成り立ちの根本すら無視している被告らこそが「公務員不適格」という名に値するのではないでしょうか。
このような被告らによって、30数年の間、社会科教師として、全ての情熱を傾けて日本国憲法の精神を生徒たちに教えてきた私が、なぜ、『公務員不適格』として免職されなければならないのでしょうか? 余りにも理不尽です。
私の授業は他の社会科教師に比べてなんら引けをとらないものであったことは、校長先生も証言してくださいました。実際、一度の授業不成立もなく、紙上討論の生徒たちの意見に見られるように、生徒たちとのしっかりとした信頼関係のもとに行われていました。もちろん、公共心に悖るような生徒に対しては厳しい指導もしましたが、どの生徒も、すぐにとは行きませんが最後には自分の過ちを認め、私の指導を認めてくれました。
私は、九段中で、「ノ・ムヒョン大統領への手紙」を教材とした紙上討論の授業の次には、公民の教科書に従って『平等権を考える』の紙上討論を予定していました。ある在日の生徒は書いていました。
『私は現在14歳なので、20~22歳までの間に国籍を選ばなければならないので、今、正直に言うと、心が苦しいのです。私が韓国人になれば「日本人ならできるいろいろなことが、できなくなってしまうので、やめなさい」と周りの人々に言われます。
もし、私が「在日」になってしまったならば、選挙権が得られないと言われました。これは明らかに民族差別になると、私は思います。日本国憲法の前文も英文だと「We,the Japanese people=われわれ、日本の人々は」となっています。ということは、私たち在日の人間にも選挙権があっていいはずなのに・・・と思うことがあります。ですが、日本文だと「日本国民は」となってしまいます。これは明らかに、おかしいと思います。いつか日本政府が、この間違いに気付いて、差別のない日本を作ってくれると信じたい、と思っている私はバカでしょうか?』
私は、この生徒の意見を中心に「日本を真に多文化共生社会にするにはどうしたらいいだろうか?」と考えさせる授業をする予定でした。生徒たちも、予告していたその9月の紙上討論を楽しみにしていました。それが、被告らによって、いきなり、断ち切られてしまったのです。これは「幻の紙上討論」となり、あのときの全ての九段中の3年生は、友達が書いたこの意見をはじめ、真摯な自分たちの意見を目にし、考える機会を奪われました。被告らは生徒たちの心のこもった意見を踏みにじったのです。被告らによって奪われたこの3年間は、私には断腸の思いの日々でした。
しかし、被告・都教委の証人たちをはじめ被告らは、自分たちがどんな反教育的な行為を行ったか、全くもって自覚がありません。被告らが私を戒告処分し、強制的に現場外しのイヤガラセ懲罰研修を行い、挙句の果てに「反省がない、改善の見込みがない」などと、それこそ、とんでもない誹謗中傷をして免職にしたのは、右翼都議に阿るばかりの被告らの、まさに他事考慮以外の何者でもないと考えます。
ぜひ、この「戒告処分・研修処分・分限免職処分」を取り消し、「わが国が日本国憲法に基づく法治国家である」ということを被告らに知らしめ、そして、何よりも生徒たちに「正義が勝ちましたよ!」と知らせる機会を与えてください。
こんばんは。犯罪都教委&3悪都議と断固、闘う増田です! これはBCCでお送りしています。重複・長文、ご容赦を。
私は、千代田区立九段中学校で「05年3・1ノムヒョン大統領演説」を教材にして「真の和解」について考えさせる中で、田母神と同じ侵略否定発言を都議会で行った古賀俊昭と、同様の思想で書かれた扶桑社歴史教科書への批判を教えました。それが原因で「公務員不適格」として分限免職され、撤回裁判を闘って既に3年になります。
その裁判も、この3月5日(木)13:10~(東京地裁705号法廷)の口頭弁論で結審となります。ぜひ、傍聴参加をお願いします! 以下、最終陳述予定の一部をご紹介します。
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また、先日、田母神・前航空自衛隊幕僚長は、日本の侵略を否定する作文が問題とされ、その職に「不適格」であるとして更迭されました。当たり前です。
わが国の憲法が、あの侵略戦争の反省の上に立っていることは常識です。また、わが国は、「日本が侵略戦争をした」と断罪した東京裁判判決をサンフランシスコ講和条約で「受諾する」と明記して独立を承認されました。当然、歴代の日本国首相も『わが国の侵略と植民地支配への反省』を公言しています。
にもかかわらず、被告らは「歴史認識はいろいろあるから、侵略否定の歴史認識を『歴史の偽造』と教えることは非常識な誹謗中傷だ」などと主張しています。これは被告らが、わが国の憲法も、またサンフランシスコ条約も、日本国政府の見解も無視していることを意味しているのでなくて何でしょうか。このような戦後のわが国の成り立ちの根本すら無視している被告らこそが「公務員不適格」という名に値するのではないでしょうか。
このような被告らによって、30数年の間、社会科教師として、全ての情熱を傾けて日本国憲法の精神を生徒たちに教えてきた私が、なぜ、『公務員不適格』として免職されなければならないのでしょうか? 余りにも理不尽です。
私の授業は他の社会科教師に比べてなんら引けをとらないものであったことは、校長先生も証言してくださいました。実際、一度の授業不成立もなく、紙上討論の生徒たちの意見に見られるように、生徒たちとのしっかりとした信頼関係のもとに行われていました。もちろん、公共心に悖るような生徒に対しては厳しい指導もしましたが、どの生徒も、すぐにとは行きませんが最後には自分の過ちを認め、私の指導を認めてくれました。
私は、九段中で、「ノ・ムヒョン大統領への手紙」を教材とした紙上討論の授業の次には、公民の教科書に従って『平等権を考える』の紙上討論を予定していました。ある在日の生徒は書いていました。
『私は現在14歳なので、20~22歳までの間に国籍を選ばなければならないので、今、正直に言うと、心が苦しいのです。私が韓国人になれば「日本人ならできるいろいろなことが、できなくなってしまうので、やめなさい」と周りの人々に言われます。
もし、私が「在日」になってしまったならば、選挙権が得られないと言われました。これは明らかに民族差別になると、私は思います。日本国憲法の前文も英文だと「We,the Japanese people=われわれ、日本の人々は」となっています。ということは、私たち在日の人間にも選挙権があっていいはずなのに・・・と思うことがあります。ですが、日本文だと「日本国民は」となってしまいます。これは明らかに、おかしいと思います。いつか日本政府が、この間違いに気付いて、差別のない日本を作ってくれると信じたい、と思っている私はバカでしょうか?』
私は、この生徒の意見を中心に「日本を真に多文化共生社会にするにはどうしたらいいだろうか?」と考えさせる授業をする予定でした。生徒たちも、予告していたその9月の紙上討論を楽しみにしていました。それが、被告らによって、いきなり、断ち切られてしまったのです。これは「幻の紙上討論」となり、あのときの全ての九段中の3年生は、友達が書いたこの意見をはじめ、真摯な自分たちの意見を目にし、考える機会を奪われました。被告らは生徒たちの心のこもった意見を踏みにじったのです。被告らによって奪われたこの3年間は、私には断腸の思いの日々でした。
しかし、被告・都教委の証人たちをはじめ被告らは、自分たちがどんな反教育的な行為を行ったか、全くもって自覚がありません。被告らが私を戒告処分し、強制的に現場外しのイヤガラセ懲罰研修を行い、挙句の果てに「反省がない、改善の見込みがない」などと、それこそ、とんでもない誹謗中傷をして免職にしたのは、右翼都議に阿るばかりの被告らの、まさに他事考慮以外の何者でもないと考えます。
ぜひ、この「戒告処分・研修処分・分限免職処分」を取り消し、「わが国が日本国憲法に基づく法治国家である」ということを被告らに知らしめ、そして、何よりも生徒たちに「正義が勝ちましたよ!」と知らせる機会を与えてください。
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