△ 卒業式のチラシ配りで見えてきたもの(続) △
先週に続き、都立高校の卒業式の校門前で保護者有志がチラシを配ったときの、学校の管理職との驚きのやりとり。
★「教育の妨害だ! 違法行為だ!」★
ある全日制普通科高校で、生徒にチラシを配っていると、副校長が出てきて、生徒には配らないでくださいを連呼します。
例によって「生徒さんに配りにきましたから配ります」と言って、なぜいけないのかと問うと、
副校長 「教育に対する妨害だ!。」
私 「えー! あなたの言う教育というのは一体どんな教育ですか。あなたたちがちゃんと教えないから、私たちがこうして配っているのです。」
副校長 「あなたたちのやっていることは違法行為だ!」
一同 「これの一体どこが違法行為なんですか。」
副校長 「生徒には配らないでください」
この副校長は忠実にも、校門にいる間ずっと「生徒には配らないでください」を繰り返していました。
途中、監視に出てきた学校の管理職に対し、一人の教員が、そんな副校長に対して、「なぜいけないのか」と何回も抗議してくれる場面もありました。
★★なんと、110番通報した学校★★
同じく全日制の普通科高校の卒業式でのこと。
チラシを配り始めて少しすると、例によって、副校長らしき人間が、生徒には配るなと言いに来たので、いつものやりとり。
この副校長はすぐにいなくなったのですが、少しすると、自転車に乗った制服警官がやってきました。
何事かと思って尋ねると、「学校からの110番通報があって来た」とのこと。
この後、また出てきた副校長と、この日初めてチラシ配りに参加したAさんとのやりとり
Aさん「学校が呼んだんですか」
副校長「そうです」
Aさん「なんで、これしきのことで」
副校長「不測の事態に備えるためです」
Aさん「呼ぶ方が不測の事態を起こすんじゃないの?」。
★★★驚きの「自由が欲しいなら私立に~」発言★★★
警官を呼んだ同じ学校でのこと。
Aさんと、この学校の「管理職」だと名乗る人間とのやりとりです。
Aさん「私の友人にもこの学校の出身者は何人もいるし、お子さんがこの学校という人もいっぱいいます。皆この学校は自由でいい学校と言ってるのに、こんなことするなんて…」
管理職「通行の妨げになるようなことをあなたたちがするからだ。一体あんたは何者だ?」
Aさん「私は光が丘に住んでる○○○子です。家の子達も自由で制服もない都立出身者です。先生も、10年前は、日の丸に頭下げたり、君が代必死で歌わせたりしなかったでしょ? なんでこんな事になっちゃったのか、疑問に思わないの?石原の言うなりになって、都立の自由と誇りはどこに行ってしまったの?」
管理職「自由が欲しいなら私立に行けばいいだろ!」
Aさん「えー!!!!!」
(Aさんのあまりの驚きの声に一同集まり、このとんでも発言にびっくり)
Aさん 「あのね、先生。先生もこの事態に巻き込まれてる犠牲者だと思うけど、一度ご自分の立場を相対化した方がいいですよ。永井愛の《歌わせたい男たち》という芝居を観て下さい。先生みたいな人が出てきます」
(ちなみにAさんは前日《歌わせたい男たち》を観たばかりでした。)
『都立高校保護者のつぶやき』(2008-03-30)
http://blog.goo.ne.jp/toritsuhogosha/
先週に続き、都立高校の卒業式の校門前で保護者有志がチラシを配ったときの、学校の管理職との驚きのやりとり。
★「教育の妨害だ! 違法行為だ!」★
ある全日制普通科高校で、生徒にチラシを配っていると、副校長が出てきて、生徒には配らないでくださいを連呼します。
例によって「生徒さんに配りにきましたから配ります」と言って、なぜいけないのかと問うと、
副校長 「教育に対する妨害だ!。」
私 「えー! あなたの言う教育というのは一体どんな教育ですか。あなたたちがちゃんと教えないから、私たちがこうして配っているのです。」
副校長 「あなたたちのやっていることは違法行為だ!」
一同 「これの一体どこが違法行為なんですか。」
副校長 「生徒には配らないでください」
この副校長は忠実にも、校門にいる間ずっと「生徒には配らないでください」を繰り返していました。
途中、監視に出てきた学校の管理職に対し、一人の教員が、そんな副校長に対して、「なぜいけないのか」と何回も抗議してくれる場面もありました。
★★なんと、110番通報した学校★★
同じく全日制の普通科高校の卒業式でのこと。
チラシを配り始めて少しすると、例によって、副校長らしき人間が、生徒には配るなと言いに来たので、いつものやりとり。
この副校長はすぐにいなくなったのですが、少しすると、自転車に乗った制服警官がやってきました。
何事かと思って尋ねると、「学校からの110番通報があって来た」とのこと。
この後、また出てきた副校長と、この日初めてチラシ配りに参加したAさんとのやりとり
Aさん「学校が呼んだんですか」
副校長「そうです」
Aさん「なんで、これしきのことで」
副校長「不測の事態に備えるためです」
Aさん「呼ぶ方が不測の事態を起こすんじゃないの?」。
★★★驚きの「自由が欲しいなら私立に~」発言★★★
警官を呼んだ同じ学校でのこと。
Aさんと、この学校の「管理職」だと名乗る人間とのやりとりです。
Aさん「私の友人にもこの学校の出身者は何人もいるし、お子さんがこの学校という人もいっぱいいます。皆この学校は自由でいい学校と言ってるのに、こんなことするなんて…」
管理職「通行の妨げになるようなことをあなたたちがするからだ。一体あんたは何者だ?」
Aさん「私は光が丘に住んでる○○○子です。家の子達も自由で制服もない都立出身者です。先生も、10年前は、日の丸に頭下げたり、君が代必死で歌わせたりしなかったでしょ? なんでこんな事になっちゃったのか、疑問に思わないの?石原の言うなりになって、都立の自由と誇りはどこに行ってしまったの?」
管理職「自由が欲しいなら私立に行けばいいだろ!」
Aさん「えー!!!!!」
(Aさんのあまりの驚きの声に一同集まり、このとんでも発言にびっくり)
Aさん 「あのね、先生。先生もこの事態に巻き込まれてる犠牲者だと思うけど、一度ご自分の立場を相対化した方がいいですよ。永井愛の《歌わせたい男たち》という芝居を観て下さい。先生みたいな人が出てきます」
(ちなみにAさんは前日《歌わせたい男たち》を観たばかりでした。)
『都立高校保護者のつぶやき』(2008-03-30)
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