ひょうたん島研究会・TT(高木@千葉高退教)です。
すべての友人の皆さんへ。
以下の雑文を書いたので紹介します。
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◆ 「教員不足問題」2題
T.T.0656(ひょうたん島研究会)
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(1) 今は昔、たぶん1990年代半ばくらいだったと思うが、千葉県の教育長だったか、教育委員長だったかの発言が、新聞で報道された。「高校教員の世界は、授業だけやってればいい世界だ」。「何、言ってやんでー」とムカツイタことを覚えている。
(2) 昨日12/3(火)の「朝日川柳」欄で、次の句が紹介されていた。
教師減り、反面教師其処(そこ)かしこ 東京都 中田 雅樹
選者の山丘春朗による短評は、「五句、見回せば」。
ぼく、こういう句、けっこう好きです。
(3) 同じ12/3の昼、参議院議員会館で「日本女性差別撤廃条約NGOネットワーク」等3団体主催の「CEDAW日本報告審議報告集会」が行われ、ぼくも端っこの方でだが、参加した。「CEDAW」というのは、「女性差別撤回委員会」の略称らしい。
例によってちゃんとした報告など書けないので、この集会で思った雑感だけ書く。
実はこの集会、国会議員もたくさん参加してそれぞれが一言ずつ発言した。
その発言の最後の方で、「コガさん」という女性議員が発言した。ぼくは初めて見た人だったので、集会後、主催者にどんな人か教えてもらった。
その後、ネットで調べたことも併せて紹介すると、古賀千景さん、22年の参院選で比例代表で当選した方で、福岡出身。元・中高の教員だったらしく、挨拶の中で次のように発言した。
「今、教員が不足していて、特に、産休・育休の代替教員がいない。
今は、代替のほとんどが非正規非常勤講師だが、正規教員で代替すべきだ」。
メモが取れない人間なので、話半分で読んでほしいが・・・。
この話を聞きながら、昔のことを思い出した。
ある時、家庭科の女性教員から、相談された。
「今度産休に入る予定だが、代替が非正規しか来ないらしい。家庭科教員の仕事は、授業だけじゃない。調理をすれば材料の受け渡しも必要。刃物も使うので、安全にも気をつけないと。文化祭の時は、食品団体の指導も必要。」
職場で署名を集め、正規教員で代替させることができた。
(24/12/04早朝)
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