ひょうたん島研究会・TT(高木@千葉高退教)です。
すべての友人の皆さんへ。
以下の雑文を書いたので紹介します。
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☆ ダブルスタンダード
T.T.0640(ひょうたん島研究会)
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「ダブル・スタンダード」という言葉がある。通常は「否定的な文脈」で使われることが多い言葉だが、この雑文では「褒め言葉」として使う。
7月27日(土)午後発売の『日刊ゲンダイ7/29号』の2面の記事「猛暑と五輪 TVが煽る愚民政策」の中に、次の記述がある。
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│ イスラエルとイスラム組織ハマスとの戦闘では、パレスチナ自治区ガザで│
│民間人を含む4万人近い犠牲者が出ている。ガザの人道状況悪化に、各国か│
│らイスラエルへの非難が高まるが、イスラエルはパリ五輪に平然と参加して│
│いる。ウクライナ侵攻を続けるロシアと、その同盟国のベラルーシは国とし│
│ての参加が認められず、個人資格の選手のみ出場可能だ。イスラエルとロシ│
│アに対する対応は、ダブルスタンダードではないのか。アスリートに非はな│
│いとしても、「平和の祭典」をうたう五輪の偽善を感じざるを得ない。 │
└──────────────────────────────────┘
ぼく自身は「オリンピックなんてやめちゃえ!派」なのだが、この雑文の目的はそこにはないので、スルーする。
この雑文の主題は「ダブルスタンダード」の使い方で、上記引用文での使い方は「否定的」なので、ごく普通の使い方である。
問題は同日同紙の3面の広告記事。見出しには、「臨時特別号好評発売中 17日間の熱戦ついに開幕 これで100倍楽しむパリ五輪完全ガイド」とある。
日刊ゲンダイさん、これって、完璧な「ダブルスタンダード」じゃないの?
あ、これ、誤解されると困るので書いておくけど、『ゲンダイ』を批判してるわけじゃありません。むしろ、褒めている。
戦後の左翼というか、リベラルというかーーの人たちって、「潔癖」というより「潔癖すぎる人たち」が多すぎる。
今回の『ゲンダイ』のように「主張は主張として五輪反対!」を訴え、「商売は商売として五輪特集で儲ける」くらいのしたたかさがないと、悪辣な岸田政権と対峙できないような気がする。ぼくにはできそうもないが・・・。
(2024/07/28早朝)
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