【 ふなしん元理事とふなしんは出資金を返せ 】
~ ふなしん出資金返還訴訟 原告団55人 被害総額約1億円
☆被害者の多くが高齢で、老後の生活資金が被害にあっています。
早期・全面勝利のために、一人でも多くのみなさまのご支援と裁判傍聴をお願い致します。
第3回控訴審弁論期日の日程
5月11日(木)午前11時 東京高裁822号法廷
■ 船橋から同行される方の待ち合わせ場所
=JR船橋駅の総武快速線ホームのエレベーターを出たところ
■ 船橋駅の総武快速線ホームでの待ち合わせ時間=9:00
交通アクセス:JR総武快速 船橋→東京
JR東京駅→霞ヶ関駅(地下鉄丸の内線)出口A1(徒歩1分)
■宣伝行動=東京高裁前にて10時~30分間
ハンドマイクでの訴えと、ビラ配布宣伝にご参加ください。
≪ ふなしん(旧船橋信用金庫)出資金返還訴訟について ご支援のお願い ≫
【 原告団事務局長の田中昭和さんが4月11日に亡くなられました。 】
享年70歳です。
21世紀に入った数年間に日本では、小泉構造改革・不良債権早期処理の名の下で、全国で60近くの信用金庫・信用組合がバタバタと破綻させられました。
2002年1月25日に、船橋信用金庫が破綻しました。
出資者は2万人、出資総額は15億円でした。
同じ日の同じ時間に、大阪でも大阪相信が破綻しました。
この2つの信金の出資金は、1円も返還されず、今なお返還されていません。
地域経済を担う信金・信組の出資金は、株とは違います。
出資金は、それまでは全額保護されていました。
その後破綻した信金でも、出資金返還の何らかの救済措置が取られています。
「構造改革」の号令で破綻した60近くの信金・信組の中で、出資金が1円も返還されていないのは、"ふなしん"と大阪相信だけです。
"ふなしん"は、創業70年の老舗の信用金庫で、船橋市を中心に7市にまたがって17の支店があり、地域経済を担っていました。
破綻直後から①債務者をRCCに送るな!②職員の雇用を守れ!③店舗を守れ!④出資金を返せ!と市民運動が起り、たたかいがひろがって①~③については運動の一定の成果が出ましたが、出資金の被害だけが未解決です。
破綻した時に、すでに譲渡先が『ひがしん(東京東信用金庫;本店は墨田区の両国)』に決まっており、金融庁からの税金90億円もの持参金付で『ひがしん』に譲渡され、預金はそのまま引き継がれたものの、出資金だけは1円も返還されていません。
6年前に出資金被害者に裁判を呼びかけ原告を募り66人(被害総額1億600万円)の原告団で、ふなしんとふなしん元理事らを相手に、出資金を返せと裁判を起し、昨年6月に千葉地裁で、被害総額・被害者の7割、44人分の7200万円が認定されました。
しかし、元理事らが控訴し、こちらも認定されなかった原告が控訴し、現在原告55人で控訴審を東京高裁でたたかっています。
ふなしんが破綻した時には、100億の有価証券を保有し、20億円もの損失を出していました。
ふなしんの大木元理事長は金融庁出身で、政府の金融政策に深くかかわっていた人物です。
大木元理事長らは、金融庁*竹中平蔵大臣の指揮の下で、国際競争に打ち勝たねばならない都市銀行と同様の自己資本比率にあげるとして、出資金を増強するために数次にわたる月間まで設け、100万円単位で300万・500万・1000万円という多額の出資を募り甚大な被害を招きました。
大木元理事長ら幹部は、出資金を増強を始めた時にはすでに、出資金の保護救済制度が廃止されており信金破綻時には出資金が保護されなくなっていたことを知りながら、職員には周知せず出資金集めを競わせました。
顧客は、10年20年それ以上の長年にわたって家族のような信頼関係にあったふなしんの職員から勧められるままに、満期になった定額預金を出資に切り替える事が頻繁に行なわれたのです。
また、ふなしんが破綻した当時、2002年の4月からペイオフ解禁予定とされており、1000万円以上の預金は保護されないと政府・マスコミが不安をあおっていました。
こうした中で、海外勤務も終え定年退職したばかりの田中さんは、預金した退職金をペイオフ対策として職員に勧められるままに出資金に預け変えた直後に被害に遭ったのです。
田中さんは、様々な集会や支援要請行動に参加され「正義のためにたたかう!」「出資金を返せ!」と裁判を決意し、原告団の事務局長として裁判勝利・全額返還めざして66人の原告の先頭に立って、裁判勝利のために奮闘されていました。そして、ご家族のみなさんもいつも一緒でした。
裁判を始めた頃に早期癌と診断され、通院治療を続けながら事務局長として奮闘されていました。
昨年の判決前から、病状が進行し急激に悪化したため8月から事務局長は代行が務め、現在女性4人の事務局体制でがんばっています。
破綻から8年3ヶ月、裁判をはじめて6年になります。
すでに何人もの原告の方が亡くなっています。
原告団は、現在80歳前後の方々が大半で、老後の生活資金が必要です。
早期の全面解決が急がれています。
ふなしんと元理事らによる裁判の引き伸ばしは許されません。
ふなしん出資金返還訴訟の道理ある早期・全面勝利のために、多くのみなさまのご支援をいただきますよう心からお願い申し上げます。
ふなしん出資金返還訴訟原告団 事務局長代行 垣内つね子
『今 言論・表現の自由があぶない!』(2010/5/2)
http://blogs.yahoo.co.jp/jrfs20040729/MYBLOG/yblog.html
~ ふなしん出資金返還訴訟 原告団55人 被害総額約1億円
☆被害者の多くが高齢で、老後の生活資金が被害にあっています。
早期・全面勝利のために、一人でも多くのみなさまのご支援と裁判傍聴をお願い致します。
第3回控訴審弁論期日の日程
5月11日(木)午前11時 東京高裁822号法廷
■ 船橋から同行される方の待ち合わせ場所
=JR船橋駅の総武快速線ホームのエレベーターを出たところ
■ 船橋駅の総武快速線ホームでの待ち合わせ時間=9:00
交通アクセス:JR総武快速 船橋→東京
JR東京駅→霞ヶ関駅(地下鉄丸の内線)出口A1(徒歩1分)
■宣伝行動=東京高裁前にて10時~30分間
ハンドマイクでの訴えと、ビラ配布宣伝にご参加ください。
≪ ふなしん(旧船橋信用金庫)出資金返還訴訟について ご支援のお願い ≫
【 原告団事務局長の田中昭和さんが4月11日に亡くなられました。 】
享年70歳です。
21世紀に入った数年間に日本では、小泉構造改革・不良債権早期処理の名の下で、全国で60近くの信用金庫・信用組合がバタバタと破綻させられました。
2002年1月25日に、船橋信用金庫が破綻しました。
出資者は2万人、出資総額は15億円でした。
同じ日の同じ時間に、大阪でも大阪相信が破綻しました。
この2つの信金の出資金は、1円も返還されず、今なお返還されていません。
地域経済を担う信金・信組の出資金は、株とは違います。
出資金は、それまでは全額保護されていました。
その後破綻した信金でも、出資金返還の何らかの救済措置が取られています。
「構造改革」の号令で破綻した60近くの信金・信組の中で、出資金が1円も返還されていないのは、"ふなしん"と大阪相信だけです。
"ふなしん"は、創業70年の老舗の信用金庫で、船橋市を中心に7市にまたがって17の支店があり、地域経済を担っていました。
破綻直後から①債務者をRCCに送るな!②職員の雇用を守れ!③店舗を守れ!④出資金を返せ!と市民運動が起り、たたかいがひろがって①~③については運動の一定の成果が出ましたが、出資金の被害だけが未解決です。
破綻した時に、すでに譲渡先が『ひがしん(東京東信用金庫;本店は墨田区の両国)』に決まっており、金融庁からの税金90億円もの持参金付で『ひがしん』に譲渡され、預金はそのまま引き継がれたものの、出資金だけは1円も返還されていません。
6年前に出資金被害者に裁判を呼びかけ原告を募り66人(被害総額1億600万円)の原告団で、ふなしんとふなしん元理事らを相手に、出資金を返せと裁判を起し、昨年6月に千葉地裁で、被害総額・被害者の7割、44人分の7200万円が認定されました。
しかし、元理事らが控訴し、こちらも認定されなかった原告が控訴し、現在原告55人で控訴審を東京高裁でたたかっています。
ふなしんが破綻した時には、100億の有価証券を保有し、20億円もの損失を出していました。
ふなしんの大木元理事長は金融庁出身で、政府の金融政策に深くかかわっていた人物です。
大木元理事長らは、金融庁*竹中平蔵大臣の指揮の下で、国際競争に打ち勝たねばならない都市銀行と同様の自己資本比率にあげるとして、出資金を増強するために数次にわたる月間まで設け、100万円単位で300万・500万・1000万円という多額の出資を募り甚大な被害を招きました。
大木元理事長ら幹部は、出資金を増強を始めた時にはすでに、出資金の保護救済制度が廃止されており信金破綻時には出資金が保護されなくなっていたことを知りながら、職員には周知せず出資金集めを競わせました。
顧客は、10年20年それ以上の長年にわたって家族のような信頼関係にあったふなしんの職員から勧められるままに、満期になった定額預金を出資に切り替える事が頻繁に行なわれたのです。
また、ふなしんが破綻した当時、2002年の4月からペイオフ解禁予定とされており、1000万円以上の預金は保護されないと政府・マスコミが不安をあおっていました。
こうした中で、海外勤務も終え定年退職したばかりの田中さんは、預金した退職金をペイオフ対策として職員に勧められるままに出資金に預け変えた直後に被害に遭ったのです。
田中さんは、様々な集会や支援要請行動に参加され「正義のためにたたかう!」「出資金を返せ!」と裁判を決意し、原告団の事務局長として裁判勝利・全額返還めざして66人の原告の先頭に立って、裁判勝利のために奮闘されていました。そして、ご家族のみなさんもいつも一緒でした。
裁判を始めた頃に早期癌と診断され、通院治療を続けながら事務局長として奮闘されていました。
昨年の判決前から、病状が進行し急激に悪化したため8月から事務局長は代行が務め、現在女性4人の事務局体制でがんばっています。
破綻から8年3ヶ月、裁判をはじめて6年になります。
すでに何人もの原告の方が亡くなっています。
原告団は、現在80歳前後の方々が大半で、老後の生活資金が必要です。
早期の全面解決が急がれています。
ふなしんと元理事らによる裁判の引き伸ばしは許されません。
ふなしん出資金返還訴訟の道理ある早期・全面勝利のために、多くのみなさまのご支援をいただきますよう心からお願い申し上げます。
ふなしん出資金返還訴訟原告団 事務局長代行 垣内つね子
『今 言論・表現の自由があぶない!』(2010/5/2)
http://blogs.yahoo.co.jp/jrfs20040729/MYBLOG/yblog.html
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