<転送歓迎>(重複ご容赦)・「都教委包囲首都圏ネットワーク」、・「新芽ML」、・「ひのきみ全国ネット」、・「戦争をさせない杉並1000人委員会」の渡部です。
(中に、「フキリツ・ブラザーズ」の替え歌の歌詞があります)
▲ 7月22日(日)、大阪にて表記学習・交流集会が開かれました。
集会には、「日の丸・君が代」強制に反対する仲間たちが110名参加しました。
集会は8回目(8年目)にあたり、今回のテーマは「強権を破る“あたりまえ”の民主主義を」でした。
開会挨拶に立った「日の丸・君が代」強制反対大阪ネット代表の黒田伊彦さんは、
政府は、今年は明治150年だとして記念式典を行おうとしているが、これは、他民族の殺戮と抑圧、国内の自由のはく奪と収奪の血の側面を無視し、その事実の忘却を強制するものである。
アベの言う「戦後レジームからの脱却」は戦後の憲法理念の解体である。
にもかかわらず支持率が高い。
我々はこの時代閉塞の現状を打破する真の民主主義を創りださねばならない。
天皇の代替わりは宗教的行事であり、「日の丸・君が代」への起立斉唱強制も憲法違反の宗教的行為の強制と言わざるを得ない。
戦争する国への新たな国民精神総動員運動に抗し、個人の尊厳と自由を守る真の民主主義を打ち立てるためにともに頑張ろう。
と述べました。
その後、関西大学・高作正博教授の、「アベ政治・改憲に抗していかなる社会をめざすべきか」と題する講演が行われました。その中では、
〇安倍政治の「利権」「欺瞞」による政治
〇異論を認めず「イエスマン」を求める国家
についての現状を述べられ、その上で、
〇教師・教育の「自立性」を守ることの意味
として、この間の大阪の裁判や条例(前回のメールで紹介)、とりわけ、<懲戒処分>(職員の具体的非行への非難・制裁)と<分限処分>(公務員の職務適格性を問題とする)の区別と違い(<分限>の方か広い裁量権をもつ)、について詳しく説明されました。
そして、結びとして
・大阪府職員基本条例に基づく分限免職の問題性(<分限>の方か広い裁量権をもつ)
・全体主義的傾向と「利己主義」
が語られ、後者では對島達雄氏の『ヒトラーに抵抗した人々』からの以下のような引用が紹介されました。
「一言でいえば、ナチス期のドイツ国民は人間として大々的に愚かになった。
彼らはヒトラーに全権を委ね、ヒトラーは彼らの期待に応えた。
自分たちの経済生活が安定しさえすれば、それでよかった。
反ユダヤ政策により差別と迫害が激しくなっても、
傍観する風潮が一般的になり、さらに迫害に協力する事態となった」
そして、この状況をどうやって転換させるかとして、
・「共感」と「思いやり」の再構築
が必要であると述べられました。
最後の結論はどうなのかなと思いましたが、高作氏は、憲法12条にある
「この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によって、これを保持しなければならない」
を引用し、私たちの「不断の努力」が必要だとも述べられました。
まさに、この事が現在私たちに求められているのだと思います。
昼食休憩後、「フキリツ・ブラザーズ」(現職の教員二人)による替え歌がありました。
四曲ありましたが、その中の一つ「桜坂」の替え歌を紹介します。
千葉、神奈川(文書発言)、兵庫、福岡、宮城(文書発言:詩・「種をまく」)、愛知、東京(4人)、「ひのきみ全国ネット」からの発言がありました。(詳細は割愛します)
さらに<大阪からの闘いの報告・連帯の発言>として、
「君が代」裁判関係(9人)、森友問題(1人)、教科書問題(1人)の発言がありました。(詳細は割愛します)
集会は最後に、
「安倍改憲政権、「日の丸・君が代」強制との闘いを、あきらめることなく続けよう!」という集会決議を採択し、デモに出ました。
ある参加者は、
「天満から梅田へ、浪速の市民も熱(暑)かった」と語っています。
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【僕、国歌歌わないもん】(石原慎太郎)
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東京五輪に 【国旗も国歌も必要ない】(ビートたけし)
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対米従属で「世界征服」を夢想するデマゴギー政治家安倍首相を倒そう!
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「都教委包囲首都圏ネットワーク」のブログのアドレス
http://houinet.blogspot.jp/
「千葉高教組『日の丸・君が代』対策委員会」のホームページ
http://hinokimitcb.web.fc2.com/
「ひのきみ全国ネット」のウェブサイト
http://hinokimi.web.fc2.com/
(中に、「フキリツ・ブラザーズ」の替え歌の歌詞があります)
▲ 7月22日(日)、大阪にて表記学習・交流集会が開かれました。
集会には、「日の丸・君が代」強制に反対する仲間たちが110名参加しました。
集会は8回目(8年目)にあたり、今回のテーマは「強権を破る“あたりまえ”の民主主義を」でした。
開会挨拶に立った「日の丸・君が代」強制反対大阪ネット代表の黒田伊彦さんは、
政府は、今年は明治150年だとして記念式典を行おうとしているが、これは、他民族の殺戮と抑圧、国内の自由のはく奪と収奪の血の側面を無視し、その事実の忘却を強制するものである。
アベの言う「戦後レジームからの脱却」は戦後の憲法理念の解体である。
にもかかわらず支持率が高い。
我々はこの時代閉塞の現状を打破する真の民主主義を創りださねばならない。
天皇の代替わりは宗教的行事であり、「日の丸・君が代」への起立斉唱強制も憲法違反の宗教的行為の強制と言わざるを得ない。
戦争する国への新たな国民精神総動員運動に抗し、個人の尊厳と自由を守る真の民主主義を打ち立てるためにともに頑張ろう。
と述べました。
その後、関西大学・高作正博教授の、「アベ政治・改憲に抗していかなる社会をめざすべきか」と題する講演が行われました。その中では、
〇安倍政治の「利権」「欺瞞」による政治
〇異論を認めず「イエスマン」を求める国家
についての現状を述べられ、その上で、
〇教師・教育の「自立性」を守ることの意味
として、この間の大阪の裁判や条例(前回のメールで紹介)、とりわけ、<懲戒処分>(職員の具体的非行への非難・制裁)と<分限処分>(公務員の職務適格性を問題とする)の区別と違い(<分限>の方か広い裁量権をもつ)、について詳しく説明されました。
そして、結びとして
・大阪府職員基本条例に基づく分限免職の問題性(<分限>の方か広い裁量権をもつ)
・全体主義的傾向と「利己主義」
が語られ、後者では對島達雄氏の『ヒトラーに抵抗した人々』からの以下のような引用が紹介されました。
「一言でいえば、ナチス期のドイツ国民は人間として大々的に愚かになった。
彼らはヒトラーに全権を委ね、ヒトラーは彼らの期待に応えた。
自分たちの経済生活が安定しさえすれば、それでよかった。
反ユダヤ政策により差別と迫害が激しくなっても、
傍観する風潮が一般的になり、さらに迫害に協力する事態となった」
そして、この状況をどうやって転換させるかとして、
・「共感」と「思いやり」の再構築
が必要であると述べられました。
最後の結論はどうなのかなと思いましたが、高作氏は、憲法12条にある
「この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によって、これを保持しなければならない」
を引用し、私たちの「不断の努力」が必要だとも述べられました。
まさに、この事が現在私たちに求められているのだと思います。
昼食休憩後、「フキリツ・ブラザーズ」(現職の教員二人)による替え歌がありました。
四曲ありましたが、その中の一つ「桜坂」の替え歌を紹介します。
「君が代」が流れたら 僕はそっと座るよその後、<全国からの闘いの報告>として、
Uh yeah 「君」の意味が天皇だから
揺れる卒業式 煩わしい檀上
血の色に似た 「日の丸」の赤
子ども達が主人公だから
「君が代」じゃダメなのに 校長聞かず
職務命令出たのに議員もやってくるのに
Uh yeah 僕は今も立たないままで
入りたいけど 晴れ姿見たいけど 場外警備
いつかきっと 変わる日が来る
子どもの未来信じて 僕は生きるよ
子どもたちの未来に 戦争はいらないから
Uh yeah 僕は今も抵抗している
「君が代」が流れたら 僕はそっと座るよ
Uh yeah 「君」の意味が天皇だから
千葉、神奈川(文書発言)、兵庫、福岡、宮城(文書発言:詩・「種をまく」)、愛知、東京(4人)、「ひのきみ全国ネット」からの発言がありました。(詳細は割愛します)
さらに<大阪からの闘いの報告・連帯の発言>として、
「君が代」裁判関係(9人)、森友問題(1人)、教科書問題(1人)の発言がありました。(詳細は割愛します)
集会は最後に、
「安倍改憲政権、「日の丸・君が代」強制との闘いを、あきらめることなく続けよう!」という集会決議を採択し、デモに出ました。
ある参加者は、
「天満から梅田へ、浪速の市民も熱(暑)かった」と語っています。
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【僕、国歌歌わないもん】(石原慎太郎)
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東京五輪に 【国旗も国歌も必要ない】(ビートたけし)
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対米従属で「世界征服」を夢想するデマゴギー政治家安倍首相を倒そう!
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「千葉高教組『日の丸・君が代』対策委員会」のホームページ
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