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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

批判の中、宿泊防災訓練

2014年07月11日 | 暴走する都教委
 ◆ 都立高 今年も自衛隊訓練 大島高 (TOKYO Web)
 東京都教育委員会は十日の定例会で、都立大島高校(大島町)の二年生三十三人が十一月二十六~二十八日に、陸上自衛隊武山駐屯地(神奈川県横須賀市)で二泊三日の宿泊防災訓練をすると明らかにした。自衛隊施設での防災訓練は二〇一三年度に田無工高(西東京市)が都立高で初めて行い、一部の教員や市民団体などから「自衛隊のPRや愛国心教育に使われないか」などと反対の声が出た。
 昨年十月に土石流災害があった大島町は、復興計画に防災教育の充実を盛り込む予定。大島高の大塚健一校長は「災害の多い大島で生徒が生きていく上で、必要な防災知識や技術を自衛隊から得たい」と説明。都教委は「生徒が集中できる環境を整える」との理由で、昨年に続き訓練を非公開で実施する。
 田無工高の生徒は陸上自衛隊朝霞駐屯地(練馬区)や江東区の都施設に宿泊し、隊員から簡易担架作り救急搬送法などを習った。都教委の担当者は「隊員から被災地での支援活動を聞くことができ、生徒に好評だった」と話す。
 本年度の実施について、三月に都教委に中止を求める請願を出した平和運動団体「ふぇみん婦人民主クラブ」の設楽(したら)ヨシ子共同代表は「訓練は自衛隊の存在を日常生活に植え付け、危険だ」と指摘する。
 都内外の有志百五十人による「自衛隊をウオッチする市民の会」の種田和敏事務局長(弁護士)は「集団的自衛権の行使容認で、戦争をできる国にするには若い隊員の確保が必要。高校生が就職先に自衛隊を選ぶきっかけになりかねない」と危惧した。
 都教委の宿泊防災訓練は東日本大震災を受け、一二年度から全日制の全都立高校で始まった。校内や消防学校に泊まり、備蓄の毛布や非常食を使って避難所生活を体験、応急手当ての講習などを行う。
『東京新聞』(2014年7月10日【夕刊】)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2014071002000260.html
【都教委配付資料から】
1,一泊二日の宿泊防災訓練の実施(全都立高178校)

2,防災活動支援隊の全校での編成[新規]

3,防災に関する知識・技能を持つ関係機関と連携した防災教育の実施

○東京消防庁消防学校にて2泊3日の防災訓練(8校)
 江東商業、久留米西、板橋、立川国際、三宅、つばさ総合、荒川工業、みずほ農芸、

○日本赤十字社東京都支部との連携(8校)
 葛飾総合、調布南、六郷工科、大泉桜、拝島、王子総合、大崎、富士森、

○防衛省陸上自衛隊武山駐屯地にて2泊3日の防災訓練(1校)
 大島

4,新たな防災サミットの開催


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