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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

捏造理由の再雇用拒否に関わる、思想差別・名誉穀損事件

2014年09月20日 | 暴走する都教委
 ☆ 10月29日(水)15:00~ 東京高裁511法廷 判決言い渡し
  =元豊島区立千川中学校教諭・田畑和子さん=
 ★ 東京高裁第5民事部は、判明した真実に基づく公正な判決を!!


 東京高裁第五民事部
 大竹たかし裁判長 山本剛史裁判官 田中寛明裁判官 様
 裁判官様におかれましては、日々正義の実現のため、ご尽力されていることと拝察申し上げます。この度、元同僚の証言により、被控訴人中神元校長の陳述・証言はすべて捏造であることが明らかになりました。
 その場で貴裁判所が、中神校長を証人として採用しなかったのは、中神校長に確かめるまでもないということだと思います。10月29日の判決では、地裁の間違いだらけの判決を是正する、三権分立の言葉の示すとおり、一点の曇りもない公正な判決を出されるよう、お願い致します。
 ◆ 地裁判決を振り返って
 ①田畑さんが主張を退けられ、ショックを受ける

 田畑さんは本件の提訴の際、中神元校長の2次訴訟での陳述書が、故意に虚偽を述べたものである事を前提に、名誉段損を訴えています。
 ところが地裁は、中神の陳述を「故意に虚偽を述べたもの」と判断せず、田畑さんは敗訴に至りました。ということは、裁物官は、「田畑さんが校長がそのつもりはないのに捏造だと誤った主張を述べた」と判断したことになります。
 ②人権の回復を求めて来た田畑さんの闘い
 田畑さんは、理由を明かされずに都教委による60歳再雇用を拒否され、第一次訴訟では、再雇用拒否理由が校長の捏造理由であったことが判明しても、不当判決ばかり受けました。
 それでも田畑さんは立ち上がって、濡れ衣を払い、教育者としての誇りと人権の回復、そして東京にまともな教育を取り戻すことを求めて裁判を続けていたのです。地裁は、その田畑さんの主張を「誤り」にするとは、田畑さんの人間としての尊厳を傷つけるものです。
 ③証拠を無視し判断を誤った地裁
 学年編成に際して、他の教師が田畑さんと同じ学年になるのを泣いて嫌がったため、中神校長は学年編成に苦労した、と中神校長は陳述書に記載しました。これを重大な名誉毀損として損害賠償を請求しています。
 中学校には「学校要覧」という校長に発行義務のある公的な冊子があります。この「学校要覧」を見れば一目瞭然、学年編成は持ち上がりであり、「学年編成の苦労話」が捏造と分かります
 これは重大な証拠であるのに、塊裁の裁判官は無視してしまいました。この「学校要覧」のことを中神校長は知らんぷりをして主張しました。これは、裁判所を愚弄するものですが、地裁は欺されてしまいました。こうした誤りを正す、公正な判決を強く求めます。
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