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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

「嫌韓」あおる八代英輝氏が「じんけんフェスタしが」の講師に

2019年09月15日 | 平和憲法
  =28日じんけんフェスタ TV番組出演講師の弁護士=
 ◆ 県民から抗議相次ぐ
   「嫌韓」あおる/女性の人権軽視
(中日新聞)

 近江八幡市で県などが二十八日に開く人権啓発イペント「じんけんフェスタしが」の講師に、デレビの情報番組などに出演する弁護士の八代英輝氏を招くことについて、県民から「『嫌韓』をあおったり、女性の人権を軽視したりする発言をしている人が、講師にふさわしいのか」と指摘する抗議が、県に相次いでいる。
 県人権施策推進課によると、これまでに電話やメールなどで三十件の批判があった。批判は、八代氏がTBSの情報番組「ひるおび!」で、「慰安婦問題は史実に基づかない」「韓国は国としての体をなしていないのではないか」と発言したとして、「歴史をゆがめている」「『嫌韓』を助長している」などと指摘。
 また、五月に桜田義孝元五輪担当相が「お子さん、お孫さんに、子どもを最低三人くらい産むようにお願いしてもらいたい」と述べたことに対して、八代氏が「そこまでひどいことを言ったのかな」とコメントしたとして、「女性の人権を軽視している」と批判する意見もあったという。
 同課は、八代氏側に慰安婦問題に関する発言の意図を問い合わせたが「従軍慰安婦がいなかったという意味ではない」との回答があったという。
 他の発言については「人権的に問題があったり、特定の人への差別を煽(あお)ったりしているとまでは言えない」としている。
 同課は「フェスタ当日は、日韓関係や韓国への批判を話してもらうわけではない。多様性を認め合う共生社会のテーマで、講演をお願いしている」と説明。
 一方、県に抗議した近江八幡市の女性(62)は「八代さんが個人で発言するのを封殺するつもりはないが、マイノリティーを追い詰める発言をしている人を、人権を掲げる県が選んだことに、問題がある」と批判した。(森田真奈子)
『中日新聞』(2019年9月13日)

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