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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

コロナ感染者が出ても外出自粛しない横田米軍基地

2020年07月01日 | 平和憲法
 ◆ 横田基地内のアメリカ人に感染者

(写真=米軍横田基地)

 北穂さゆりです。
 軍関係者に限りませんが、当初、横田基地内のアメリカ人は6月末にはベースの外に外出できるようになるはずでした。
 しかし、アメリカ本土から横田入りした軍人からコロナ患者が出たために、基地内アメリカ人は7月中旬まで外出禁止となりました。
 ところが先週末から、そういう割には基地近郊でアメリカ人を見かけるようになったので、「中の人」に聞いたところ、買い物や食事のためならベースの外に出てもいいというアメリカ政府のお達しなのだそうです。
 あらかじめお断りしておくと、北穂本人は自粛警察マスク警察にウンザリ辟易しているしていますし、彼らの外出したい気持ちはわからないでもないです。
 ただ、基地近郊自治体である福生市武蔵村山市は、今日これまでの累積コロナ罹患者がそれぞれ2人という実態なので、はっきり言って現在、横田基地内の方が濃厚接触者は多いと思います。
 要は福生市武蔵村山市のコロナリスクが低いから、少しぐらい出てもいいよとアメリカ政府は判断しているのでしょうが、それはちょっと違うんじゃないかな。
 少なくともアメリカ本土からの人の行き来は、極力自粛すべきではないかとおもいます。まして感染者が横田入りしてしまうのは、いくらなんでも地元を舐めていすぎる
 軍関係者も横田到着後はちゃんと2週間程度の隔離待機しているのでしょうか?
 基地近隣の福生や武蔵村山の子どもたちは、今までほとんど患者が出てこなかったのにもかかわらず、このクソ暑いのに真面目にマスクして、汗かきかき登校したり遊んだりしています。
 それなのに子どもたちのお母さんが働くスーパーやファストフードに基地の濃厚接触者が立ち寄ったら、子どもたちの努力はなんの意味もない…と残念に思ってしまいました。
『レイバーネット日本』(2020-06-29)
http://www.labornetjp.org/news/2020/1593427018302staff01
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