★ 「デジタル消極派」の私を尻目に進む上からのデジタル化、職場での活用は進まず。
(東京・特別支援Tさん)
私はタブレットが使えない。携帯電話もガラケーを持っているだけ。家ではPCでネットに接続はできるが...。
ここ20年余りで教員の事務的な仕事がどんどんデジタルに変わりつつある。
2000年頃は、生徒の評価などは手書きで、出勤簿もハンコ。
2000年代前半に、タイムレコーダが導入された。
2008年頃に、都教委のTAIMS端末が導入され、教員一人に一台のパソコンが支給された。
2012年頃、出張命令簿をオンライン上で申請するように。このころ指導要領も電子化、起案などもオンライン化。
2010年代後半から、生徒全員に端末(タブレット)が支給され、2020年にコロナの影響でオンライン授業がスタート。
最近ではC4th(シーフォース)が導入され、出席簿、休暇の申請などもオンラインで。
校長はタブレット端末の積極的的利用を勧めるが、私は相変わらず授業等でタブレットを使わない。
一方、低学年の知的障害のある児童たちは、動画を見るために自宅等でタブレットやスマホを結構使いこなしているらしい。
タブレットを使いこなせる教員はそれを授業に使ったりしているようだ。
しかし、どういう風に使うかの研究は進んでおらず、年2・3回の研修会はあるが非常に不十分だ。
また、民間のICT支援員が来ているがTAIMSのことを聞いても答えてくれない。
若い教員の中には進んで活用している人も少なくないものの、おおむね特別支援学校の現場ではあまり活用は進んでいないという印象である。
「日の丸・君が代」強制反対 予防訴訟をひきつぐ会通信『いまこそ No.30 号外』(2024年1月31日)
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