東京・全国の仲間の皆さんへ。
(転送・転載・拡散歓迎。重複はご容赦を。一部報道関係者にも送信)
被処分者の会・東京「君が代」裁判原告団の近藤です。
◆ 「駆け付け警護」閣議決定
/司法に届け 原告の思い~「君が代」四次訴訟 傍聴者の声
■「駆け付け警護」先にありき ~閣議決定の強行
昨日15日、安倍政権は、「駆け付け警護」の新任務を付与する閣議決定を強行しました。早朝7時45分より、、総がかり行動実行委員会が呼びかけ、「自衛隊は南スーダンからただちに撤退を!戦争法の発動と「新任務付与」に反対! 殺すな!殺されるな!官邸前緊急行動」が行われ、350人が参加しました。「『日の丸・君が代』強制は戦争への道」を合い言葉に被処分者の会からも9名の仲間が駆け付けました。
この閣議決定は、「駆け付け警護」先にありきの戦争法実働化の実績作りです。南スーダンの現実を見れば、自衛隊が「殺し殺される」危険にさらされるのは火を見るよりも明らかです。
私は、たまたまNHKにインタビューされ、NHKニュース(昼、夜7時、夜11時15分過ぎ)で3回も発言、映像が出ました。
※ NHKニュース。クリックを。
↓
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161115/k10010769411000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_014
いよいよ危惧したとおりになってきました。歴史的岐路に立ち、声を上げ続けましょう。毎月の19日行動に参加しましょう。
11月19日(土)
安倍政権の暴走止めよう!自衛隊は戦地に行くな!国会包囲行動(19日行動)
14時 衆議院第2議員会館前
→(目印)首相官邸寄りに被処分者の会のノボリ旗あり。
12月19日(月)
安倍政権の暴走止めよう!自衛隊は戦地に行くな!国会議員会館前行動(19日行動)
18時30分 衆議院第2議員会館前
→(目印)首相官邸寄りに被処分者の会のノボリ旗あり。
◆ 司法に届け 原告の思い~「君が代」四次訴訟 傍聴者の声
「処分撤回を求めて(430)」で「『日の丸・君が代』強制は戦争への道~原告らの共通の思い」として11月11日の東京「君が代」裁判第四次訴訟の第2回証人尋問(原告本人尋問)の報告を送信しました。
今回は、当日寄せられた傍聴者の声を紹介しますのでお読みください(タイトル名は近藤の責任でつけました)。
・・・・・傍聴者の声・・・・・
● 被処分者をムチ打つ「再発防止研修」の実態に涙
午後からの傍聴で、10・23通達以前の高校現場の教職員が全員で論議して学校と教育を創ってきたことが改めて明確に想起された。しかし、通達以降、「日の君」だけでなく学校教育全体が、校長(都教委)による決定ですべて決められ、教師は無力にされたことも改めて認識された。これは「生徒が一番の被害者だ」と証言されていたが、まさにその通りで、都教委の狙いはこうした状況作りだったと声を大にして世に知らせたい。“教師の教育への情熱がいとおしい”、そんな感想を持たざるを得なかった。故に、都教委の教育への“無責任さ”は裁いても裁ききれない重大なものである。
「再発防止研修」は、まるで囚人への罰のようで、思想・良心の自由への侵害だ。日本で、東京で、このような「悪意に満ちたみにくい研修」がなされていることは、許されるものではない。教育ハラスメントである。国連の人権委員会はどう見るだろう。
「再発防止研修は『職務命令に従え』と何度も何度もムチで打たれるような気持だった」という原告の教師の発言に悔しい涙が出た。「研修」では「職務命令に従わないのはわがままだ」と(都教委が)言ったという。全くひどい話だ。(A)
● リレー・オーケストラの原告らの証言に涙
すばらしい一日でした。リレーorオーケストラ、涙が止まりませんでした。「最高裁の判決では、『儀礼的所作』であり、思想信条(良心)とは無関係だ、と言うが・・」と(証人尋問で)澤藤さん(弁護団副団長 近藤注)が話し出したとき、裁判官の表情がちょっと変わりました。先日の(10・23通達反対集会の)日比谷図書館での澤藤さんのお話とつながっていると思いました。さらに、20条2項「何人も、宗教上の行為、祝典、儀式又は行事に参加することを強制されない」の持つ意味、また、(キリスト者の)永井さん、井黒さんだけがセーフでもおかしい・・等々、勉強になりました。光が、方向性が見えてきたと思います。さあ、宗教学者の出番か?(B)
● 10・23通達は皮肉にも「優れた教員」を作り出した
10月14日(金)と11月11日(金)の原告証人尋問のうち、私は家庭の事情で両日とも午後からしか傍聴できませんでした。でも、全員の半数の方の尋問の問答を聞くことができました。
2004年に予防訴訟を提訴したとき、ごく普通の教員が、「10.23通達・都教委のやり方は、異常だ、教育に対する不当な介入、不当な支配、憲法違反だ」と訴えました。『私たちは、素晴らしい教員ではない、ごく普通の教員たちだ』が、謳い文句でした。
けれど、今回の「君が代」四次訴訟の原告の方々は、素晴らしい優秀な教員ばかりでした。尋問を聞き終わった時の率直な感想です。『やっぱり、都立学校の教員は、優秀なんだな』
でも、次に思いました。『いや、優秀な教員だからこそ、10.23通達から13年間経った今でも、闘い続けて来られるんだ』
でも、次に気づきました。『現場で、苦しみながら、苦しみながら、今まで闘い続けてきたからこそ、優秀な教員になったのかもしれない。都教委は、皮肉にも、10.23通達を出すことにより、その意図とは真逆な優秀な教員を育てているのか。そこが、人間のすごさなのか』(C)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆ 闘いは続きます。次回証人尋問3回目(学者尋問 12月9日)の傍聴を!
★ 東京「君が代」裁判第四次訴訟・学者証人尋問
(東京地裁民事11部。2010~13年処分取消請求、原告14名)
12月9日(金)
9時30分 傍聴希望者集合(抽選なし・先着順)
9時55分 開廷 12時(予定)まで
東京地裁103号(大法廷 定員98名)
内容:学者証人尋問 中川律(埼玉大学准教授)
報告集会:弁護士会館5階502EF
◆ 裁判傍聴に裁判所へ行こう!
―粘り強く闘われている「日の丸・君が代」強制反対の裁判に絶大なご支援を!
★ 東京「再雇用拒否」第三次訴訟・控訴審第3回口頭弁論
(東京地裁民事19部。2011年再雇用拒否の損害賠償請求、原告3名)
12月5日(月)
13時30分傍聴希望者集合(抽選なし・先着順)
14時開廷
東京高裁511号(定員42名)
報告集会場所未定。追って連絡。
<東京地裁・高裁への行き方> 地下鉄霞ヶ関A1出口。徒歩1分。
10・23集会アピール、都教委請願書掲載。
「お知らせ」、通達関連裁判進行状況等随時更新。
各種判決文、声明文、行動予定、資料等入手可能。
************
「日の丸・君が代」不当処分撤回を求める被処分者の会
東京「君が代」裁判原告団
事務局長 近藤 徹
携帯:090-5327-8318
e-mail:qq947sh9@vanilla.ocn.ne.jp
事務所:〒160-0008 新宿区三栄町6 小椋ビル401号
被処分者の会HP↓(10月24日更新。下の青のアドレスをクリック・アクセス可)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~hishobunshanokai/
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(転送・転載・拡散歓迎。重複はご容赦を。一部報道関係者にも送信)
被処分者の会・東京「君が代」裁判原告団の近藤です。
◆ 「駆け付け警護」閣議決定
/司法に届け 原告の思い~「君が代」四次訴訟 傍聴者の声
■「駆け付け警護」先にありき ~閣議決定の強行
昨日15日、安倍政権は、「駆け付け警護」の新任務を付与する閣議決定を強行しました。早朝7時45分より、、総がかり行動実行委員会が呼びかけ、「自衛隊は南スーダンからただちに撤退を!戦争法の発動と「新任務付与」に反対! 殺すな!殺されるな!官邸前緊急行動」が行われ、350人が参加しました。「『日の丸・君が代』強制は戦争への道」を合い言葉に被処分者の会からも9名の仲間が駆け付けました。
この閣議決定は、「駆け付け警護」先にありきの戦争法実働化の実績作りです。南スーダンの現実を見れば、自衛隊が「殺し殺される」危険にさらされるのは火を見るよりも明らかです。
私は、たまたまNHKにインタビューされ、NHKニュース(昼、夜7時、夜11時15分過ぎ)で3回も発言、映像が出ました。
※ NHKニュース。クリックを。
↓
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161115/k10010769411000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_014
いよいよ危惧したとおりになってきました。歴史的岐路に立ち、声を上げ続けましょう。毎月の19日行動に参加しましょう。
11月19日(土)
安倍政権の暴走止めよう!自衛隊は戦地に行くな!国会包囲行動(19日行動)
14時 衆議院第2議員会館前
→(目印)首相官邸寄りに被処分者の会のノボリ旗あり。
12月19日(月)
安倍政権の暴走止めよう!自衛隊は戦地に行くな!国会議員会館前行動(19日行動)
18時30分 衆議院第2議員会館前
→(目印)首相官邸寄りに被処分者の会のノボリ旗あり。
◆ 司法に届け 原告の思い~「君が代」四次訴訟 傍聴者の声
「処分撤回を求めて(430)」で「『日の丸・君が代』強制は戦争への道~原告らの共通の思い」として11月11日の東京「君が代」裁判第四次訴訟の第2回証人尋問(原告本人尋問)の報告を送信しました。
今回は、当日寄せられた傍聴者の声を紹介しますのでお読みください(タイトル名は近藤の責任でつけました)。
・・・・・傍聴者の声・・・・・
● 被処分者をムチ打つ「再発防止研修」の実態に涙
午後からの傍聴で、10・23通達以前の高校現場の教職員が全員で論議して学校と教育を創ってきたことが改めて明確に想起された。しかし、通達以降、「日の君」だけでなく学校教育全体が、校長(都教委)による決定ですべて決められ、教師は無力にされたことも改めて認識された。これは「生徒が一番の被害者だ」と証言されていたが、まさにその通りで、都教委の狙いはこうした状況作りだったと声を大にして世に知らせたい。“教師の教育への情熱がいとおしい”、そんな感想を持たざるを得なかった。故に、都教委の教育への“無責任さ”は裁いても裁ききれない重大なものである。
「再発防止研修」は、まるで囚人への罰のようで、思想・良心の自由への侵害だ。日本で、東京で、このような「悪意に満ちたみにくい研修」がなされていることは、許されるものではない。教育ハラスメントである。国連の人権委員会はどう見るだろう。
「再発防止研修は『職務命令に従え』と何度も何度もムチで打たれるような気持だった」という原告の教師の発言に悔しい涙が出た。「研修」では「職務命令に従わないのはわがままだ」と(都教委が)言ったという。全くひどい話だ。(A)
● リレー・オーケストラの原告らの証言に涙
すばらしい一日でした。リレーorオーケストラ、涙が止まりませんでした。「最高裁の判決では、『儀礼的所作』であり、思想信条(良心)とは無関係だ、と言うが・・」と(証人尋問で)澤藤さん(弁護団副団長 近藤注)が話し出したとき、裁判官の表情がちょっと変わりました。先日の(10・23通達反対集会の)日比谷図書館での澤藤さんのお話とつながっていると思いました。さらに、20条2項「何人も、宗教上の行為、祝典、儀式又は行事に参加することを強制されない」の持つ意味、また、(キリスト者の)永井さん、井黒さんだけがセーフでもおかしい・・等々、勉強になりました。光が、方向性が見えてきたと思います。さあ、宗教学者の出番か?(B)
● 10・23通達は皮肉にも「優れた教員」を作り出した
10月14日(金)と11月11日(金)の原告証人尋問のうち、私は家庭の事情で両日とも午後からしか傍聴できませんでした。でも、全員の半数の方の尋問の問答を聞くことができました。
2004年に予防訴訟を提訴したとき、ごく普通の教員が、「10.23通達・都教委のやり方は、異常だ、教育に対する不当な介入、不当な支配、憲法違反だ」と訴えました。『私たちは、素晴らしい教員ではない、ごく普通の教員たちだ』が、謳い文句でした。
けれど、今回の「君が代」四次訴訟の原告の方々は、素晴らしい優秀な教員ばかりでした。尋問を聞き終わった時の率直な感想です。『やっぱり、都立学校の教員は、優秀なんだな』
でも、次に思いました。『いや、優秀な教員だからこそ、10.23通達から13年間経った今でも、闘い続けて来られるんだ』
でも、次に気づきました。『現場で、苦しみながら、苦しみながら、今まで闘い続けてきたからこそ、優秀な教員になったのかもしれない。都教委は、皮肉にも、10.23通達を出すことにより、その意図とは真逆な優秀な教員を育てているのか。そこが、人間のすごさなのか』(C)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆ 闘いは続きます。次回証人尋問3回目(学者尋問 12月9日)の傍聴を!
★ 東京「君が代」裁判第四次訴訟・学者証人尋問
(東京地裁民事11部。2010~13年処分取消請求、原告14名)
12月9日(金)
9時30分 傍聴希望者集合(抽選なし・先着順)
9時55分 開廷 12時(予定)まで
東京地裁103号(大法廷 定員98名)
内容:学者証人尋問 中川律(埼玉大学准教授)
報告集会:弁護士会館5階502EF
◆ 裁判傍聴に裁判所へ行こう!
―粘り強く闘われている「日の丸・君が代」強制反対の裁判に絶大なご支援を!
★ 東京「再雇用拒否」第三次訴訟・控訴審第3回口頭弁論
(東京地裁民事19部。2011年再雇用拒否の損害賠償請求、原告3名)
12月5日(月)
13時30分傍聴希望者集合(抽選なし・先着順)
14時開廷
東京高裁511号(定員42名)
報告集会場所未定。追って連絡。
<東京地裁・高裁への行き方> 地下鉄霞ヶ関A1出口。徒歩1分。
10・23集会アピール、都教委請願書掲載。
「お知らせ」、通達関連裁判進行状況等随時更新。
各種判決文、声明文、行動予定、資料等入手可能。
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「日の丸・君が代」不当処分撤回を求める被処分者の会
東京「君が代」裁判原告団
事務局長 近藤 徹
携帯:090-5327-8318
e-mail:qq947sh9@vanilla.ocn.ne.jp
事務所:〒160-0008 新宿区三栄町6 小椋ビル401号
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