パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

アベを倒そう!(23後)

2015年10月10日 | 日の丸・君が代関連ニュース
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  【僕、国歌歌わないもん】(石原慎太郎)
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  東京五輪に 【国旗も国歌も必要ない】(ビートたけし)
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  対米従属で「世界征服」を夢想するデマゴギー政治家安倍首相を倒そう!
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 次の、【連帯挨拶】では以下のような方々が挨拶しました。
①安保法制に反対する学者の会(佐藤学さん)
②日本弁護士連合会憲法問題対策本部(山岸良太さん)
③立憲デモクラシーの会(石川健治さん)
④シールズ(本間信和さん)
⑤違憲訴訟を準備する弁護士から(内田雅敏さん)
 この中で①の<佐藤学>さんは次のようなことを述べました。
来る10月25日にはシールズと1000人で総括集会をやる。
また12月6日にはシールズと日比谷野音で集会をやる。

今回、「学者の会」では半数以上が初めてデモに参加した人だった。
戦争法では法律が憲法より上位になった。
これはクーデターだ。
このクーデター遂行を断固阻止する必要がある。
アメリカでは研究費の3分の1が軍事研究だ。
そのようなことを許してはならない。
安倍内閣の今度の文科相は元プロレスラーだ。
格闘技だ。この愚かさを笑おう。
ノーベル賞二つは日本の学者の誇りだが。
 ⑤の<内田雅敏さん>は次のように述べました。
今回、全法律家は責務として裁判で闘う決意を持っている。
集まり、案を練り具体化する。
差し止め訴訟、国家賠償訴訟などを準備している。
法律家が「総がかり」としての違憲裁判を考えている。
自衛隊員が派遣を拒否すれば処分される。
その処分を待たずに、法律を発動させないためだ。
全国に8つ置かれている高裁の地域、それ以外でも、
提訴することを考えている。
 次の【総がかり実参加団体からリレートーク】では以下のような方々が発言しました。
①9条壊すな!街宣チーム(菱山南帆子さん) 
②宗教者(渡辺多嘉子さん)
③脱原発をめざす女たちの会(土井富美江さん)
④秘密法廃止へ!実行委員会(前田能成さん)
⑤沖縄一坪反戦地主会関東ブロック(木村辰彦さん)
⑥安倍の教育政策NOネット(俵義文さん)
 その中で、①の<菱山南帆子さん>は次のように述べました。
7月1日から始めた街宣チーム。
始めは5人からだったが300人以上になった。
大切にしていたのは、
 ・一方通行にならない、・上から目線にならない、・型どうりではない、こと。
そして、心を動かす運動をやろうとした。
その中からいくつもの合言葉が生まれた。
「街中から国会へ」「無数の水路を切り開く」などなど。
20人以上の逮捕者のことを思わなければならない。
今の多数を少数にして、国家権力を無力化しなければならない。
そうした市民運動を作り上げよう。
街宣の量・質を変化発展させ、国会に押し寄せる。
沖縄のように、9条と辺野古の海を守ろう!を合言葉に
地元・足元から声を上げ、国会に!
過去は未来のためにある。過去から学び未来へつなぐ道へ!
市民運動の発展こそが大切。共同の精神を!
 ⑤の<木村辰彦さん>は次のようなことを述べました。
翁長知事の9月19日の辺野古承認取り消し決定は
1、県民の体を張っての闘争、
2、本土の戦争法案反対との結びつき
3、県の検証委員会の報告
などがあって行われた。
しかし、政府は「民間人の立場」などとして国土交通省に訴えている。
辺野古の新基地は軍事基地だ。
この(戦争法の)闘いの中軸に辺野古の問題を!
沖縄では「島ぐるみの闘い」で決意している。
連帯すれば止めることができる。
安倍政権に対する大きな打撃になる。
埋め立て強行には体を張って闘う決意だ。
 ⑥の<俵義文さん>は次のようなことを述べました。
(育鵬社版教科書採択の結果について報告のあと)
「戦争する国」の教育が進められる。
これに対抗する闘いに「道徳」の教科化の問題がある。
道徳を守らない、ルールを守らない人たちが、これを進めようとしている。
(特別の教科)として筆頭教科になり、あらゆる教科を統制する。
こどもたちの人格を変えるという。
教科書検定もされるが、これまでは少なくとも学問的根拠が問われた。
しかし、「道徳」には学問的学説もない。
にも関わらず、国家が思いどうりの教科書を作れる。
それはグローバル企業とそれを支える国家のための道徳となる。
私たちは秋から大学習を展開する。
 最後に【行動提起】が、<福山真劫さん>(戦争をさせない1000人委員会)からありました。
 そこでは、「取り組み経過と行動提起」が述べられました。
 その中で、「今後の展開」として、次のようなことが述べられました。

 (基本的考え方)
 戦争する国・軍事大国化、新自由主義路線に基づき貧困と格差を拡大する安倍自公政権と対決し、平和、民主主義、立憲主義、憲法、人間の安全保障の確立をめざして、すべての勢力、市民と連帯して、下記のとおり、闘います。
①戦争法廃止・発動阻止の取り組み
②立憲主義・憲法擁護の取り組み
③沖縄・脱原発・人間の安全保障を視野に入れての取り組み
④戦争法廃案で奮闘した野党との連携強化
⑤諸団体、市民との連携した取り組みの強化、その他
 (具体的取り組み)
①総がかり行動実行委員会の組織の強化と運動の継続・拡大
②毎月19日行動の取り組み
  10月19日 18:30 国会正門前集会
  11月19日 18:30 日比谷野音か国会周辺集会
③戦争法施行・具体化に対応した集会・抗議行動の取り組み
④違憲訴訟支援の取り組み
⑤一大署名運動の取り組み
  5・3集会をめざし、2000万筆以上を目標に統一した請願署名活行動
  に取り組み、戦争法廃止、憲法擁護の国民世論の盛り上げと結集を
  はかります。
⑥沖縄、脱原発課題、人間の安全保障課題(貧困・格差なども)を視野に
  連携した取り組み
  焦点化する課題について、広範な運動を作り上げるべく連携して取り組みます。
⑦統一憲法記念日集会の取り組み
  2016年5月3日、有明防災公園で今年に引き続いて、統一集会として開催します。
⑧参議院選挙に向け、野党との連携強化・支援する取り組み、その他
 報告が大変長くなりました。
 しかし、これが現段階での日本の大衆運動の水準だと思いますので、少し詳しく紹介しました。
 「アベを倒そう!(17)」(9月19日)で、「人民大衆運動の新しい時代が幕を開けた」と書きましたが、今集会はその新しい第一歩を踏み出す集会だったと思います。
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「都教委包囲首都圏ネットワーク」のブログのアドレス
  http://houinet.blogspot.jp/
「千葉高教組『日の丸・君が代』対策委員会」のホームページ
 http://homepage3.nifty.com/hinokimi/
「ひのきみ全国ネット」のウェブサイト
http://hinokimi.web.fc2.com/

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