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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

イージス・アショアの反対運動について、秋田現地の人の話(瓢箪通信)

2020年08月27日 | 平和憲法
 ◆ 大軍拡と基地強化にNO!アクション2020「8・23発足集会」
   櫻田憂子さん「イージスアショア報告」雑感

T.T.0577(ひょうたん島研究会)

 8月23日(日)午後、池袋の「としま区民センター」で「大軍拡と基地強化にNO!アクション2020」の発足集会が「飛ばすな!オスプレイ、止めよう!敵基地攻撃力保有、イージス・アショア白紙撤回に続き、すべての軍拡にNOを!」と題して行なわれ、ぼくも、端っこのほうで参加した。
 集会は2部構成で、前半は、「STOPイージス!秋田フォーラム代表」である櫻田憂子さんによるZOOMでの「地域住民とともにイージス・アショア反対運動をたたかって」という報告であった。
 実はぼく、いつもそうなのだが、時間と場所だけ確認して、集会に向かうことにしている。この日も、「イージス・アショアの反対運動について、秋田現地の人の話が聴ける」ことだけ知って、池袋に行った。
 そしてZOOMの画面の中で彼女は報告を始め、最初は自己紹介であった。
 「私は、秋田県教職員組合の委員長で・・・。」
 あ、「同業者」だったんだ-ぼくの場合は「元」が付く教員だが。
 急に親しみを感じ、真面目に聴くことにした-ので今この文章を書いているのだが、例によってメモなど取れない人間なので、ちゃんとした報告など駆けない。
 もらったレジュメの中から印象的な言葉を拾い出し、若干のコメントを付けるだけにする。以下、ブロック内はレジュメからの引用。
1.イージス・アショア配備計画の何を問題にしてきたか。
(6)新屋演習場は住宅密集地・公共施設に隣接~配備のリスクと住民の懸念
①最も近い住宅が300m、1km圏内に秋田商業、勝平小、勝平中など、県庁まで3km
⇔ルーマニア、ポーランド、ハワイのイージス基地は、近い集落でも4km

 「元」学校労働者としては、やはり、「学校」のことが気になる。
 我が千葉県でも木更津にオスプレイが配備され、まもなく飛行訓練が始まるらしい。その訓練は、ぼくが住んでる習志野市にある習志野基地上空でも行なわれるらしい。
 習志野って、「それなりの都会」なんだよ。学校も、けっこうあるし・・・。どう考えても、「危ない」と思うけど・・・。
2.配備計画撤回のとりくみ
(2)運動の目標
 計画撤回は難しい(多くの知識人や講演講師「計画を撤回させた運動はほとんどない」)
 知事や市長に「うん」と言わせない包囲網を固める。・・・防衛省「地元の理解は必須」と回答
 千葉県知事・森田「お国が決めたことには従う」みたいな感じだったし、木更津市長・渡辺「暫定ならモゴモゴ・・・」みたいな感じだったし・・・。
 木更津市民は頑張ってたけど、県知事に対する県民としての取り組みは、残念ながら弱かったような気もする。まあ、台風で「県民集会が飛んだ」という「不運」もあったけど・・・。
 ここまで書いたら、力が尽きた。「報告」なら最後まで書かねばならないが、「雑感」なのでいつ止めてもいいのでラクである。
 最後に一つだけ。上述したように、報告してくれた櫻田さん、現職の秋田県教組委員長。報告の中でも、「青年部」の若者たちの話があった。
 「平和や憲法の問題について、ベテランの教職員たちとは発想が違う(たぶん、かなり意訳しちゃってます)。委員長なので青年部の集まりに行った時、それなりにこれらの問題について触れるようにしている」と言っていました。
 あと、「反対派だけで完結する運動ではなく、中間的な人に話しかけることも必要」とも。
 まあ、全国の運動に参考になる話をしてくれた櫻田さんに感謝-です。
(20/08/24)


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