「日の丸・君が代」強制に反対!
★☆ 板橋のつどい2009 ☆★
■日時 1月23日(金)開場6:00開会6:00
■場所 板橋・グリーンホール402 (東武東上線大山駅下車4分/三田線板橋区役所前駅下車7分)
講演 労働破壊と教育の意味
ルポライター 鎌田慧さん
ビデオ上映 「学校をやめます~51歳 ある教員の選択~」(予定)
映像作家 湯本雅典さん
連帯のあいさつ 他
資料代 500円
【講師紹介】
●鎌田慧さん 1938年青森県に生まれる。「自動車絶望工場」など労働者に身を寄せた文章に定評がある。近著「痛憤の現場を歩くⅡ」、東京新聞にコラム掲載中。
●湯本雅典さん 教職を離れ、私塾「じゃがいも塾」開設、「学校をやめます~51歳・ある教員の選択~」を著す。
主催・「日の丸・君が代」強制に反対!板橋のつどい実行委員会
みなさんへ
2003年、東京都教育委員会によって出された「10.23通達」以来、全都で400名以上の教員が不当な処分を受けてきました。
板橋では、2004年3月、都立板橋高校の卒業式で、来賓で招かれた藤田元教諭が「威力業務妨害」で起訴されました。また、同年1月には、区立三園小学校の入学式で、音楽教員の岸田教諭が、「君が代」斉唱時の不起立を「服務命令違反」として処分され、1年で強制的に異動させられました。
藤田さんは最高裁で、岸田さんは東京地裁で、現在裁判闘争を闘っています。市民の自由な意見表明に対する刑事弾圧も、「君が代」不起立に対する不当処分もどちらも許すことができません。裁判闘争をへの支援は重要です。
2006年9月、東京地方裁判所は「日の丸・君が代の強制は憲法違反・教育基本法違反であり、都による処分は無効」という判決を下しました。しかし、都は控訴し不当にも処分を続けています。
改悪教育基本法の具体化がいよいよ始まる
2008年3月、文科告は学習指導要領を改定し、小学校は2011年度ら、中学校は2012年度から全面実施すると発表しました。
新学習指導要領は、2006年12月に改悪された教育基本法の理念を具体化し徹底するためのものです。
その内容は、愛国心を強調し、すべての教育活動の中で道徳教育を行うことを義務づけ、「君が代」を歌えるように指導することとし、授業時間の増加や習熟度別学習をはじめとした*能力主義教育を推進ずる等、「国家主義、競争主義」を上から押し付けて、これからの教育を進めていこうとしています。
OECDの調査では、日本の教育支出は加盟28ヶ国中最下位です。
国が教育に責任を果たしていないにもかかわらず、文科省は学力不足を学校・家庭の責任にし、学校には「全国学力テスト」の強制とその結果を基にした「学力向上プラン」の作成・公開を義務付け、家庭に対しては「早寝早起き朝ごはん」といった根拠の乏しい啓発活動を行っています。
さらに、大阪や東京、鳥取などいくつかの都府県では、知事が令国学カテストの結果を区市町村別、学校別に公開すると明言しています。
学校現場は今後ますま「点数至上主義」の競争にかりたてられ、格差と差別が拡大されようとしています。
教育の格差は、「過労死」「ワーキングプア」といった現在の労働者のおかれている状況と不可分に結びついています。
子どもたちを国家・企業・経済界に都合のよい人材と、使い捨て労働力に選別するような教育を進めさせてはなりません。
私たちは、「10.23通達」以来、子どもも教員も強制と処分で縛り付けるような都の教育行政と、国が進める「新自由主義」「国家主義」路線の教育統制に危機感を抱き、「日の丸・君が代」強制を通して見えてくるさまざまな問題を考えてきました。
「『日の丸・君が代』強制反対!板橋のつどい」は2005年に始まり、今回で5回目をむかえます。
今回は、日本の労働運動に詳しいルホライダー・ノンフィクション作家である鎌田慧さんと、元小学校教員で現在は教育問題や歴史問題をテーマにビデオ制作をされながら私塾「じゃがいも塾」を開設している湯本雅典さんを講師に迎え、お話をしていただきます。
地域住民や保護者、教員や学生、労働者、若者…それぞれの立場で、学校・教育・政治・社会がどこへ向かっているのかをいっしょに考え、おかしいことには声を上げ、行動していきましょう。
★☆ 板橋のつどい2009 ☆★
■日時 1月23日(金)開場6:00開会6:00
■場所 板橋・グリーンホール402 (東武東上線大山駅下車4分/三田線板橋区役所前駅下車7分)
講演 労働破壊と教育の意味
ルポライター 鎌田慧さん
ビデオ上映 「学校をやめます~51歳 ある教員の選択~」(予定)
映像作家 湯本雅典さん
連帯のあいさつ 他
資料代 500円
【講師紹介】
●鎌田慧さん 1938年青森県に生まれる。「自動車絶望工場」など労働者に身を寄せた文章に定評がある。近著「痛憤の現場を歩くⅡ」、東京新聞にコラム掲載中。
●湯本雅典さん 教職を離れ、私塾「じゃがいも塾」開設、「学校をやめます~51歳・ある教員の選択~」を著す。
主催・「日の丸・君が代」強制に反対!板橋のつどい実行委員会
みなさんへ
2003年、東京都教育委員会によって出された「10.23通達」以来、全都で400名以上の教員が不当な処分を受けてきました。
板橋では、2004年3月、都立板橋高校の卒業式で、来賓で招かれた藤田元教諭が「威力業務妨害」で起訴されました。また、同年1月には、区立三園小学校の入学式で、音楽教員の岸田教諭が、「君が代」斉唱時の不起立を「服務命令違反」として処分され、1年で強制的に異動させられました。
藤田さんは最高裁で、岸田さんは東京地裁で、現在裁判闘争を闘っています。市民の自由な意見表明に対する刑事弾圧も、「君が代」不起立に対する不当処分もどちらも許すことができません。裁判闘争をへの支援は重要です。
2006年9月、東京地方裁判所は「日の丸・君が代の強制は憲法違反・教育基本法違反であり、都による処分は無効」という判決を下しました。しかし、都は控訴し不当にも処分を続けています。
改悪教育基本法の具体化がいよいよ始まる
2008年3月、文科告は学習指導要領を改定し、小学校は2011年度ら、中学校は2012年度から全面実施すると発表しました。
新学習指導要領は、2006年12月に改悪された教育基本法の理念を具体化し徹底するためのものです。
その内容は、愛国心を強調し、すべての教育活動の中で道徳教育を行うことを義務づけ、「君が代」を歌えるように指導することとし、授業時間の増加や習熟度別学習をはじめとした*能力主義教育を推進ずる等、「国家主義、競争主義」を上から押し付けて、これからの教育を進めていこうとしています。
OECDの調査では、日本の教育支出は加盟28ヶ国中最下位です。
国が教育に責任を果たしていないにもかかわらず、文科省は学力不足を学校・家庭の責任にし、学校には「全国学力テスト」の強制とその結果を基にした「学力向上プラン」の作成・公開を義務付け、家庭に対しては「早寝早起き朝ごはん」といった根拠の乏しい啓発活動を行っています。
さらに、大阪や東京、鳥取などいくつかの都府県では、知事が令国学カテストの結果を区市町村別、学校別に公開すると明言しています。
学校現場は今後ますま「点数至上主義」の競争にかりたてられ、格差と差別が拡大されようとしています。
教育の格差は、「過労死」「ワーキングプア」といった現在の労働者のおかれている状況と不可分に結びついています。
子どもたちを国家・企業・経済界に都合のよい人材と、使い捨て労働力に選別するような教育を進めさせてはなりません。
私たちは、「10.23通達」以来、子どもも教員も強制と処分で縛り付けるような都の教育行政と、国が進める「新自由主義」「国家主義」路線の教育統制に危機感を抱き、「日の丸・君が代」強制を通して見えてくるさまざまな問題を考えてきました。
「『日の丸・君が代』強制反対!板橋のつどい」は2005年に始まり、今回で5回目をむかえます。
今回は、日本の労働運動に詳しいルホライダー・ノンフィクション作家である鎌田慧さんと、元小学校教員で現在は教育問題や歴史問題をテーマにビデオ制作をされながら私塾「じゃがいも塾」を開設している湯本雅典さんを講師に迎え、お話をしていただきます。
地域住民や保護者、教員や学生、労働者、若者…それぞれの立場で、学校・教育・政治・社会がどこへ向かっているのかをいっしょに考え、おかしいことには声を上げ、行動していきましょう。
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