パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

集団疎開裁判と国際人権問題

2012年09月25日 | フクシマ原発震災
 ▼ U PLAN 集団疎開裁判と国際人権問題(柳原敏夫・垣内つね子)
 皆さま
 先日来、集会などで国際人権、UPR審査、国連特別報告官による調査来日などについて語っておられる垣内つね子さん(NGO代表)を御存じの方も多いかと思います。ただ、私たちにあまり馴染みのない問題で、単純な話なのになかなか理解してもらえない憾みがありました。
 先日来、垣内さんと、小林馨さん、柳原弁護士、私で話し合い、22日の夕刻、この問題を解説する映像を撮影しました。話し手は柳原弁護士と垣内さんです。(↓)
http://www.youtube.com/watch?v=o63t7tpETZQ&feature=youtu.be
 11月15~26日の調査は、疎開裁判にとって大きなイベントになり得ると思っています。よく「国連なんてお題目ばっかりでなんの役にもたたない」と言う方がおられますが、それこそが、国連と日本国民を分断させようとする国の思う壺です。
 原子力政策についても人権問題についても、今迄国連から日本国に対して厳しい勧告がだされており、国はそれを遵守する義務があり、それをさせるのは国民の厳しい監視によってなのですが、それをさせないためにあらゆる情報を遮断し、国民が何も知らず、なにも考えられないなかで「国連なんて」と思うような状況をつくってきたのが日本の官僚機構です。
 原子力政策にしてもこどもの権利にしても、日本国は国連の勧告を無視し続け、国際的な規範、ルールを激しく逸脱してきました。その結果がいまの福島です。
 それを是正するために国連による審査を受け、厳しい勧告を受け、その勧告によって政策の是正を国に強いるというきわめて単純な、しかし大切な手続きをこれから行っていく必要があります。
 その理論的基礎を確認するために語っていただいた約1時間の映像ですので、ぜひご覧いただきたいと思います。
 ユープラン 三輪祐児

▼ U PLAN 集団疎開裁判と国際人権問題
ふくしま集団疎開裁判弁護士 柳原敏夫
NGO言論・表現の自由を守る会事務局長 垣内つね子
 福島のこどもたちへの人権侵害が明白になってきた。
 2012年11月15~26日には国連の特別報告官が調査のために来日。
 これはふくしま集団疎開裁判にとって、おおきな支援になり得る。
 この映像は、国際人権と福島のこどもの問題を考えていくために、基本的に知っておくべき事柄を、疎開裁判担当弁護士とNGO代表とで話し合ったもの。
http://www.youtube.com/watch?v=o63t7tpETZQ&feature=youtu.be
『今 言論・表現の自由があぶない!』(2012/9/24)
http://blogs.yahoo.co.jp/jrfs20040729/23952855.html
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