パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

アベを倒そう!(46)

2015年12月22日 | 日の丸・君が代関連ニュース
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  【僕、国歌歌わないもん】(石原慎太郎)
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  東京五輪に 【国旗も国歌も必要ない】(ビートたけし)
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  対米従属で「世界征服」を夢想するデマゴギー政治家安倍首相を倒そう!
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 12月19日、東京・原宿周辺で高校生グループの「ティーンズ・ソウル」がデモ(主催者発表:1000人)をやり、「憲法を守れ」などと訴えたとのことです。
 彼らの組織力は大したものです。
 私たちは彼らに学ばなければなりませんね。
 本日(12月21日)朝、都立青山高校で都教委包囲首都圏ネットの仲間と二人で、▲ <高校生向けビラ>をまきました。
 青山高校は、今春の卒業式の際、私たちのビラまきに対し、管理職が警察を呼び、その警察が執拗に妨害を繰り返したところです。
 それに対し私たちはその後(6月)、警察と学校の双方に抗議に行きました。
 また、学校に対しては、6月、7月、8月、9月と、何度も謝罪や質問への回答を要求してきました。
 しかし、つねに「校長は不在」などということで「回答」はありませんでした。

 本日、ビラまきをはじめるとしばらくして副校長が出てきました。
 しかし、彼はただ校門の中で様子を見ているだけで、何も言ってきません。
 そこで、彼にビラを「どうぞ」と言って渡そうとすると「いらない」と言います。
 そこでこちらが「それならいいですよ」と言うと、「もらいます」と言います。
 「でもさっきいらないといったじゃないですか」と言うと、今度は手を出してくるので、「じゃあ、どうぞ」と言って渡しました。
 その後も彼はそこにとどまっていましたので、仲間が、ニュースで流れた「西高」での「政治教育」の状況などを話し、「学校の中でも問題になっていますか」と聞くと、「もちろんですよ」と答えました。(校内では話になっているようです)
 また、「このビラは西高でもまいたんですよ。そうしたらテレビに出ていた教員が出てきて自分たちの政治教育を否定するのかなどと言ったんですよ」と言うと、それには何も答えませんでした。
 ビラまき最中、何人かの教員も出勤してきましたが、受け取りはあまりよくありませんでした。
 「政治的中立性」が重しになっているのかな、とも思いました。
 それとも「従順な公僕」となってしまっているのでしょうか。

 生徒たちには、
  「高校生へのメッセージのビラをまいています。」
  「日曜日には高校生のデモもありました。」
  「18歳選挙権で皆さんも有権者になります。」
  「民主主義って何だ。一緒に考えましょう。」
 などと言いながら配りましたが、こちらも残念ながら受け取りが悪く、結局計45枚しかまけませんでした。
 この高校は、「進学指導重点校」ということもあり、参考書などを読みながら登校してくる生徒たちもかなりいました。
 受験勉強で他のことは考える余裕もないのかもしれません。
 (また、この学校は「オリンピック教育推進校」にもなっています。)

 しかし、今回は妨害もなく、何人かの生徒と教員にはビラが入りましたので、よしとしておきましょう。
 ビラまき終了後、事務室に行き、校長に「回答」を求め面会を求めましたが、「今打ち合わせ中です。できれば用件をファックスしてください。」ということでしたので、ファックスをすることにしました。
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 <「二 学生の技能と勤労大衆」>(前半)
   戸坂潤の論文「学生論三題」から

   (『戸坂潤全集』第四巻、363~373ページ)

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 学生は青年であり、即ち時代の新しい矛盾の下に発育して来た者だから、この矛盾が醸(かも)す各種のイデオロギーに著しく動かされる。と云うのは学生にとってはイデオロギーなるものの作用は極めて現実的なのだ。
 学生はイデオロギーに多分の信頼を置いている。既成社会の現実よりも遥かに多く、学生はイデオロギーに期待する。
 現実を踏み越えるイデオロギー、或いは寧(むし)ろ良い意味に於けるユートピアと云ってもよいが、この観念物や思想物に動かされる。青年の夢と呼ばれるものが之(これ)だ。
 処(ところ)がこの現実を踏み越えようとするイデオロギーが社会的に一時通用しなくなると、もはや学生には何等希望の特権がなくなって了(しま)う。
 現実に対する計画者としての学生は最も無能な民衆の一群だ。ここに学生生活の歪曲なるものが発生する。
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 単に学生がその親達よりも経済的に低い社会層をなし、又約束されているだけではない。社会的待遇も亦(また)学生は最近極めて降下して来た。
 学生であるが故に許されるという特権は形式的に残っているが、併(しか)し学生であるが故に許されないものの方が実質的には比重が大きい。
 学生は寧ろ一人前の大人となって来た(学生らしくなくなった)のであるが、その大人たるや道徳的に最も抑圧された層の大人として通用しなくなった。之は云わば婦人の位置と似たようなものとなって来た。或いはもっと本質的な類似を持って来るなら、学生は無産大衆化し、更にプロレタリア的な位置におかれるようになって来た。
 学生運動は労働運動と近接のつながりがあったが、又そうしたつながりのあるものとして取り締られた。 (後半は次回に続く)
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 これを読むと、現在「戦前回帰」とよく言われるますが、現在の学生たちの置かれている状況も、いかに戦前と酷似しているかがよく分かります。
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