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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

目黒九中ビラまき事件、高橋秀一副校長に私人逮捕された高校生が本日釈放される

2020年07月31日 | 暴走する都教委
 ◆ お知らせ!ビラまき高校生保釈されました。 (都教委包囲ネット)
 7月28日(火)8時37分、I君が釈放されたと本人から電話がありました。取り急ぎご報告します。
 7月8日に逮捕されたI君は、20日間の長期勾留のうえ、処分保留で釈放されました。処分保留とは、起訴か不起訴を決めずに釈放することです。
 今回のような、明らかなでっち上げ逮捕は、起訴しても、公判を維持できず負けてしまいます。しかし、犯罪性が有るとして長期勾留したわけですから、簡単には不起訴にできない。そこで、起訴か不起訴を明確に決めずに処分保留とするのです。また、保留とすることによって、まだ起訴する可能性があるぞと脅す効果もあります。
 まさに検察の面子と脅しののための「処分保留」です。

 そもそも、今回の逮捕は異例ずくめです。
 ビラをまいていた高校生を妨害して、別の中学校の副校長が「公務執行妨害」で、私人逮捕(警察ではなく民間人が逮捕すること)。
 私人逮捕の要件は、現行犯逮捕であるにもかかわらず、I君は身分を明らかにして逃亡もしなかった。まったく逮捕要件を満たしていない不当逮捕です。
 逮捕した目黒9中副校長高橋は、予備校や塾のビラまきも同じように逮捕するのでしょうか?
 I君のまいていたビラが、生徒にも意見を表面する権利が有ると言うビラだから、妨害したのです。
 この副校長は、憲法の表現の自由も、こどもの権利条約の意見表明権にも違反する、ファシズム教員としか思えません。
 上意下達の都教委の体制が、このような管理職、教員を生み出しているのでしょう。
 I君奪還、碑文谷署抗議行動に参加された皆さん、カンパやご支援くださった皆さん、心より御礼申し上げます。
 この間の状況や今後の闘いは改めてご報告させていただきます。

 不当逮捕の責任がどこにあるのか、警察・検察への反撃等は、改めて行いたいと思います。さらなるご支援をお願いします。
I君救援会(F)

『都教委包囲・首都圏ネット』(2020年7月28日)
http://houinet.blogspot.com/2020/07/blog-post_28.html
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