《Change.org》
☆ 被爆体験者訴訟の勝訴原告を控訴せず、
被爆体験者問題を合理的に解決してください。
開始日 2024年9月10日
署名の発信者 長崎県 保険医協会
※ この署名で変えたいこと
広島では2021年の広島高裁判決を受けて「黒い雨」地域住民に被爆者健康手帳の交付が始まりました。
しかし長崎は救済の対象外とされています。
2024年8月9日、岸田首相は被爆体験者問題について「課題を合理的に解決できるよう、長崎県市を含めて具体的な対応策を調整する」ことを武見厚労大臣に指示しました。
9月9日、長崎地裁は被爆体験者訴訟の15名の原告に勝訴、残りの29名に敗訴の判決を言い渡しました。判決は長崎の原告の中に新たな分断を生みました。
被爆体験者訴訟は2007年の提訴から既に17年が経過し、平均年齢は85歳を超えています。これ以上決着を長引かせるのはあまりに酷です。
国、そして被告の長崎県、長崎市は勝訴原告を控訴せず、敗訴原告を含め全ての被爆体験者を救済してください。
【呼びかけ人】
(長崎)
本田孝也 医師、長崎県保険医協会会長
中鋪美香 三宅敬英 長崎「被爆体験者」訴訟弁護団
矢ヶ崎克馬 琉球大学名誉教授
高辻俊宏 長崎大学名誉教授
大矢正人 長崎総合科学大学名誉教授
吉田省三 元長崎大学教授
(広島)
田村和之 広島大学名誉教授
足立修一 第2次「黒い雨」訴訟弁護団長、長崎「被爆体験者」訴訟弁護団
竹森雅泰 第1次・第2次「黒い雨」訴訟弁護団事務局長
小山美砂 ジャーナリスト、『「黒い雨」訴訟』著者
【これまでの経緯】
2002年04月 被爆体験者支援事業(被爆体験者精神影響等調査研究事業)開始
2007年11月 第1陣22名が長崎地裁へ提訴
2008年11月 原告395名
2011年06月 第2陣43名が長崎地裁へ提訴
2012年05月 原告164名
2012年06月 第1陣長崎地裁判決 原告全員敗訴● 控訴
2015年11月 広島「黒い雨」地域住民84名が広島地裁へ提訴
2016年02月 第2陣長崎地裁判決 原告10名勝訴◎ 他敗訴● 控訴
2016年05月 第1陣福岡高裁判決 原告全員敗訴● 上告
2017年12月 第1陣最高裁判決 原告敗訴●確定
2018年06月 被爆体験者28名(第1陣)が長崎地裁に再提訴
2018年12月 第2陣福岡高裁 原告10名の勝訴判定を取り消し、原告全員敗訴● 上告
2019年11月 上告棄却 原告敗訴●確定
2020年07月 広島地裁判決 原告全員勝訴◎ 広島県市控訴
2020年11月 被爆体験者16名(第2陣)が長崎地裁に再提訴 再提訴44名が合同審議
2021年07月 広島高裁判決 原告全員勝訴◎ 国上告断念
2024年09月09日 長崎地裁判決 原告15名勝訴◎ 他29名敗訴●
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