アベを倒そう！（120）＜増税再延期と衆院選一本化模索＞

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　　【僕、国歌歌わないもん】（石原慎太郎）
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　　東京五輪に　【国旗も国歌も必要ない】（ビートたけし）
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　　対米従属で「世界征服」を夢想するデマゴギー政治家安倍首相を倒そう！
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　昨日（５月２８日）夜、安倍首相は谷垣自民党幹事長に▲ 来年４月の消費税率の１０％への引き上げを２０１９年１０月まで２年半延期する考えを伝えました。
　これは、マイナス金利に続く、アベノミクス破綻の現れです。
　要するに、他でもないアベノミクスにより、消費税を上げたくても上げられないほど、貧困層の増大（＝消費の低迷）が深刻化してきているという事です。
　しかし、再延期ということになれば公約違反であり、アベノミクスの破綻を自ら暴露することにもなり、今後の政権運営・財政運営もますます厳しくなることから、自民党内からも異論が出てきています。
　麻生財務相は「増税を先送りするなら解散総選挙すべき」と言っています。
　暴走を続ける安倍首相は、目先の参院選に勝利することに汲々とし、「はやきはこける」ことになりそうです。
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　本日（５月２９日）　東京・杉並区で、
　【（衆院選）８区の野党候補者の一本化を模索するための第２回円卓会議】
　　（主催：自由と平和のために行動する議員と市民の会＠杉並）
　が開かれました。参加者は１５０人以上でした。
　（４月２９日に開かれた第１回は１０１人でした。）

　会議では、予定候補者三人
　（吉田はるみ＜民進党＞、原田あきら＜共産党＞、円よりこ＜無所属＞）
　の自己紹介と政策紹介、そして質疑応答がなされました。
　三人とも、今の安倍政権の暴走を何とか止めなければならない、
　そのためにも、８区では、１９９６年以来石原伸晃（自民党）に７連敗してきている野党勢力が候補者を一本化することは必要だ、と考えていました。
　・「全国で野党共闘が進んでいる。他の人たちと力を合わせれば安倍政権を倒せる」（原田）
　・「安倍政権打倒しかない。その為に野党結集が必要だ。」（円）
　・「参院選で野党共闘、安倍政権打倒で一致、政策も一致しつつある」（吉田）

　また、会場からも多数一本化の要望が出されました。
　そして、次のような質問もだされました。
　・「統一候補が決まったら、ならなかった人は降りるか」
　　（これに対しては共産党は降りるといいましたが、あとの二人は良くわかりませんでした。しかし、いずれにしても厳しい選択が問われてくると思います。）
　・「一本化になったら、どのような選挙戦を戦うのか」
　・「統一候補が出ても、その人に投票に行くことが大事だがどうか」
　　（これらについては、大阪知事選のうまくいかなかった例、北海道補欠選の敗戦したもののうまくいった例が出され、それを踏まえてやっていかなければ、一本化になったからよいというものではない、ということが確認されたと思います。）
　さらに、政策に関して、「改憲について」、「ＴＰＰについて」、「アベノミクスの評価について」、などの質問も出されました。
　何れの質問にも、厳しい否定的な回答が返ってきました。

　円卓会議は大変盛り上がり、時間オーバーとなりました。

　その中で、原田あきら氏（共産党の区議）が次のようなことを述べたことは印象的でした。

４年前＜脱原発杉並＞でデモを作り上げた。毎回１００人の実行委員で話し合った。
その結果＜青梅街道５０００人デモ＞が出来た。社会・政治は変えられると思った。
その後民主主義が発展して行った。

参院選は一人区ですでに一緒に選挙活動を始めている。
一本化ができれば、みんなと集まっていろんなことをやりたい。ワクワクする。
私たちがそれぞれ何をするかが問われている。

すごい大変なことに挑戦している。この間市民が政党を動かしてきた。
その結果５月１９日には、衆院選でもできるだけ一本化をすすめることになった。
紆余曲折はあるだろうけど、希望をもっている。

　人数的にも内容的にも、第一回を上回る円卓会議だったと思います。
　なお、６月１４日（火）１８：００～　杉並区＜蚕糸の森公園＞にて集会
　【安倍さん　いいかげんしして　６・１４杉並区民集会　杉並から政治を変えよう！】
　が開かれ、集会後、杉並区役所までパレードが行われます。

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