パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

「日の丸・君が代」問題等全国ネットの形成?へ<その6>(41)

2015年07月18日 | 日の丸・君が代関連ニュース
 <転送歓迎>(重複ご容赦)・「都教委包囲首都圏ネットワーク」・「新芽ML」の渡部です。
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  【僕、国歌歌わないもん】(石原慎太郎)
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  東京五輪に 【国旗も国歌も必要ない】(ビートたけし)
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  対米従属で「世界征服」を夢想するデマゴギー政治家安倍首相を倒そう!
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 本日(7月16日)、追い詰められた安倍政権は、昨日の衆議院特別委員会に続き本日の▲ 本会議で、数の力に任せ安保法案を強行採決しました。
 昨日の夜に続き本日も国会正門前では、抗議の座り込みと大集会(2万人以上の参加)が行われ、引き続き廃案に追い込み安倍政権を打倒するため闘いを引き続き発展させることが確認されました。
 そこで感じたことを述べたいと思います。
 一つは警察の異常な警備です。

 「反対する市民たちは国会に寄せ付けない」と言わんばかりに、大型の多数の警察車両が国会を遠巻きに取り囲み、その中には誰も入れさせないとばかりに鉄柵・三角コーン・ロープが張り巡らされ、30センチ間隔くらいに警官が配置されていました。
 そして、抗議する市民たちはすべて警官らに誘導され、その外側の歩道上にぎゅうぎゅう詰めに押し込れました。
 それについて、実行委員会の高田健さんは次のようなことを16:30からの集会で述べていました。
 「朝来てみるともめていた。鉄柵を集会の舞台になるところまで配置しようとしていた。そして、警官は『みなさんの安全のため』と言う。しかし、それは法案審議の中で安倍首相が言っている『日本の平和と安全のため』と同じことだ。
 結局警官が譲歩した。私たちがそれを認めていたら、どんどん私たちの権利がなくなる。
 60年安保のときは、私たちの目の前の車道ではジグザグデモができた。しかし、当時マスコミは『暴力はよくない』などという声明を出した。
 そこで、しだいに規制が強まり、その後私たちは『請願権』でやってきた。それさえも規制規制である。(国会に近づくと「旗・プラカードは下ろせ」など)
 こうした規制を一つ一つ突破しなければならない。
 憲法(12条)には『この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によって、これを保持しなければならない。』と書いてある。そうやってはじめて我々の権利が実現していく。」
 二つ目は、今後の闘いに対する展望です。
 18:30から始まった大集会では、多くの発言者が、安倍政権が国民から遊離した政権であることと、これからの闘いの展望について述べました。
 例えば、憲法共同センターの方は次のように述べました。
 「安倍政権は暴挙に次ぐ暴挙を重ねている。そうして、『国民の理解が広がっていない』と言いながら、かつてのPKO、イラク派遣のときもそうだったと言い、強行採決している。国民を馬鹿にするな。国民の圧倒的多数は反対だ。今や、老いも若きも、都市でも農村でも、反対の声は渦を巻いている。国民の声を無視する政治は破綻する。戦後70年の怒りがマグマとなって噴き出している。これまで積み上げてきたものをさらに広げていこう。国民の命を大切にする政治を目指そう。戦争法案阻止!安倍政権打倒!」
 その後、さらに若者らのSEALsの集会がありましたが、これにも多くの若者が結集してきていました。
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 ところで本日は、早朝と午後、田中聡史さんの再発防止研修(学校での)への抗議行動が取り組まれました。
 早朝は雨の中、8名もの仲間が結集し、石神井特別支援学校の校門前で、それぞれ<再発防止研修は憲法違反>などの「プラカード」を提示しながら抗議をしました。なかなか賑やかで、通行人やバス・車の中からも興味深く見る人もいて、効果があったと思われます。そのせいか、学校側の対応も少しゆるくなった感じでした。
 午後も5名の方が再発防止研修中に校門前に陣取り、抗議行動をしたということです。
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 衆議院の強行採決により、安保法制の闘いは新しい段階に入りました。
 しかし、すでにこれまでの闘いにより、闘いは全国的なものに発展し、かつ自立した市民や若者たちが参加してきています。
 また、あれだけ安倍首相の嫌いな「日教組」などの組織労働者も動き始めました(これが動くと闘いは本物になる)。
 まさにオール沖縄ならぬオール日本が動き始めています。
 そして来る8月は日本では「平和月間」とも言える月です。

 闘いはいよいよ本番を迎えると言って良いでしょう。
 ともに力を合わせ闘いの熱き夏を乗り切りましょう。

 「知恵の最後の結論はこういうことになる、自由も生活も、日毎にこれを闘い取ってこそ、これを享受するに価する人間といえるのだ、と。」
 (ゲーテ『ファウスト』より)

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7月17日(金)国会前座り込み(10:00~17:00) 18:30 大集会
7月18日(土)安倍政治を許さない!! 澤地久枝さんらの呼びかけ国会前集会 13:00 
7月26日(日)国会包囲大行動
7月28日(火)日々谷野外音楽堂 大行動
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 ▲ 「第5回『日の丸・君が代」問題等全国学習交流会」
 (最近、東京のホテルがなかなか取れません。遠方から来られる方は、早めに取って頂くか、東京近郊のホテルを取られるか、私か永井・根津までご連絡を。なお、当日集会は17時に終了、デモは18時頃東京駅前を通る予定です。)
  <日時>2015年8月2日(日) 10:00~16:00
           (終了後
          <「日の丸・君が代」強制反対!若者を再び戦場に送るな!>
           の横断幕を掲げて銀座デモをします)
           8月3日(月) 午前 文科省交渉(予定)
 <場所>日比谷図書館文化会館地下ホール
 <内容>学習・交流と講演
   講演「戦争する国は学校からーいま教育とファシズムを考える」
   講師:池田浩士さん(ドイツ文学者評論家京都大学名誉教授 ファシズム論の第一人者)
 <プログラム>(予定)
  10:20 開会
  10:23 経過報告
  10:30~11:30 池田浩士氏の講演
  11:30~45   質疑
  11:45~12:30 報告(Ⅰ)東京
      昼食休憩
  13:20~15:30 報告(Ⅱ)大阪・首都圏・全国
  15:30~16:00 討論
  16:00~16:20 集会アピール、行動提起、閉会
  16:20~17:00 会場片付け、デモ準備
  17:00~     デモ(日比谷公園⇒数寄屋橋⇒東京駅⇒常盤橋:約2・5キロ)
 <資料代>500円
 <主催>「日の丸・君が代」問題等全国学習交流集会実行委員会
      連絡先:永井(090-7015-3344)
<集会賛同の手続き方法>
賛同金は、団体1口2000円、個人1口1000円です。
ア. 郵便振替にてお申し込みください。
 ・口座番号は00110-5-449424、加入者名は「全国学習・交流集会」です。
 ・通信欄に、下記する団体・個人名及びその公表の可否を書き添えてください。
イ.現金手渡しの場合は、下記事項をご記入のうえ、実行委員にお渡しください。
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●2015「日の丸・君が代」問題等全国学習・交流集会に賛同します。
賛同金: (   )口(        )円
(個人)氏名(           ): 氏名公表:可・否
      TEL:
(団体)団体名(                     ): 団体名公表:可・否    代表者: TEL:
 ※地図の入ったチラシが以下をクリックすると見られます。
http://homepage2.nifty.com/kaikosasenaikai/image/zenkokusyuukai20150802-03.pdf
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「都教委包囲首都圏ネットワーク」のブログのアドレス
  http://houinet.blogspot.jp/
「千葉高教組『日の丸・君が代』対策委員会」のホームページ
 http://homepage3.nifty.com/hinokimi/

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