パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

都庁前通信 2017年1月12日号

2017年01月14日 | 日の丸・君が代関連ニュース
《河原井さん根津さんらの「君が代」解雇をさせない会 都庁前通信》
 ● 子どもたちの手に未来を!

 明けましておめでとうございます。
 オバマ大統領が広島を、安倍首相が真珠湾を訪れ、「かつての敵国同士が」「最も緊密な同盟国になった和解の力を示」し、「同盟の強化の意義を世界に発信」しました。それにより、米軍と共に戦うことができる自衛隊への予行演習として、南スーダンへ派遣された自衛隊員が戦闘に巻き込まれる危険が増しています。
 安倍政権はアメリカから高額兵器を買いこみ、5兆1千億円を超える史上最大の防衛予算を計上しようとしています。戦争のできる国へと突き進む政府に対し反対の声を上げていきましょう。子どもたちの未来を奪わないために!
 安倍内閣は、「愛国心」「国威発揚」の教育=戦争に加担させるための教育を加速させています。東京の教育は、その最先端を走っています。
 昨年7月から18歳以上の国民に選挙権が与えられました。
 しかし政府は、子どもたちに投票はさせても政治活動についてはさまざまな口実をもうけて制限しようとしています。政治活動の自由は、すべての国民に憲法が保障する基本的人権「表現の自由」の具体的な内容のひとつです。
 政府は、君が代・日の丸の強制など一方的な価値観を子どもたちに注入するのではなく、子どもたちが自分たちで考え自分の未来を選ぶ権利を保障するべきです。
 戦争法、原発再稼働、武器輸出、カジノ法案、出口の見えない日銀異次元金融緩和、子どもたちの未来を奪いかねない政治に子どもたちが自分で考え、声をあげる権利を保障すべきです。
 裏面で報告しますが、副校長の受験者が極端に少なくなっています。これは、都教委の教育行政の失敗を端的に示しています。ほとんどの教員が都教委の教育行政に背を向けてしまったということです。
 私たちは、東京の子どもたちがオリンピック・パラリンピックに踊らされたり、都教委の価値観を押し付けられたりすることに反対し、子どもたちが、何が真実で事実かを自分たちで考え、自己の意見を表明するなど、人格的成長を保障される教育を求めて声を上げていきたいと思います。
 ※ 販売しています
 パンフ2017年版「~卒業式・入学式の前に~日の丸・君が代について考える」
 (発行:卒業式・入学式の『日の丸』『君が代』について考える保護者の会)


 わずか12頁のものですが、一般の人々が「日の丸・君が代」に関して持っている疑問に、昨年出された、根津さん・河原井さんの最高裁確定判決や、アメフトのキャパニック選手の「国歌斉唱」不起立なども紹介しながら、分かりやすく答えるものとなっています。以下、質問項目を一部紹介します。
Q1 卒業式・入学式の君が代斉唱のとき、教師が起立を拒否して座っているのは、子どもたちに失礼ではないでしょうか? マナー違反ではないですか?
Q2 公務員なのだから、国旗・国歌を尊重するのは当たり前ではないですか? いやなら私立の学校に勤務すればよいのではないでしょうか?
Q3 一度、皆で決めたことは、従うのが当たり前です。それが民主主義ではないのでしょうか?
Q4 君が代は、たかが40秒程度のこと。それぐらい我慢すべきではないですか?また、不起立によって、周りの人を不快にさせるのはよくないのでは?
Q5 オリンピックでも国旗を掲揚し、国歌を歌うのは当たり前に行われています。入学式・卒業式も同じではないでしょうか?
 以下、Q11まで質問が続く。 1部100円 ご注文は、当会まで。
コメント    この記事についてブログを書く
« フジ・産経グループの株主総... | トップ | 豊洲汚染土地購入に関する公... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日の丸・君が代関連ニュース」カテゴリの最新記事