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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

生徒に寄り添った教育で感謝されたのは、担任か?都教委か?

2015年11月26日 | 暴走する都教委
  《被処分者の会通信 第102号から》
 ◆ Oさん裁判報告懲戒免職処分撤回
   ~どこまで腐った都教委か?~


 首相が世界に嘘をつき、国民を誤魔化し、立憲主義や民主主義を無視し、やりたい放題やっても許される日本において、首都東京が同じことやっても不思議ではないが、それにしても都教委はどこまで腐ってるのか?
 昨年7月に教員Oさんが受けた懲戒免職処分は冤罪であり、数々の都教委による違法行為を伴う暴走である。裁判に訴えてから、1年経たずに撤回判決を勝ち取ったのは異例である。それほど都教委のデタラメさが明らかになった法廷だった。「800通を超えるセクハラメール」という悪意に満ちた産経・文春等の記事を見れば、何も知らない一般市民は「免職だ!」「何考えてる裁判長?」と反応しても仕方ないかも知れない。都教委発表のまま、裏付け取材も無い報道姿勢というマスコミの責任も大きい。
 しかし根本は都教委だ。

 法廷で明らかになった都教委の醜態は、

  ①不十分な事実確認の瑕疵 (生徒Aからの聴取を一切しない、本人や校長・同僚の意見を無視する等)、
  ②民法違反の退職強要 (旧同僚学年主幹や人事部職員課管理主事による執拗な退職強要)、
  ③公文書偽造の法廷侮辱罪 (校長提出の陳述書に不当介入、本人に自認書作成を強要等)などである。
 また原告側証人尋問で明らかになったのは、生徒Aの証言である。
  「O先生には感謝している。」
  「O先生のおかげで充実した学校生活を送れた。」
  「メールの相談には全て付き合ってくれた。」
 決して変態教員でもセクハラ教員でも問題教員でもない。

 都教委は、地裁判決で処分撤回が言い渡されたその日の夕刻、管理職を通じて「明日から身分剥奪、無給無職、出勤は認めない」と電話で通告したのだ。司法の場で負けたその日の対応、まだ控訴してない状況下での対応に、腐りきった都教委の体質に改めて怒り以上の感情が込み上げ、とことん糾弾する決意を新たにした。(I)
『被処分者の会通信 第102号』(2015.11.24)

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