<転送歓迎>(重複ご容赦)・「都教委包囲首都圏ネットワーク」・「千葉高教組」・「新芽ML」の渡部です。
また、一つ素晴らしいドキュメンタリー映画が完成しました。
本日(5月12日)夜、東京・中野で、ビデオプレス制作・映画『死んどるヒマはない―益永スミコ86歳』(68分)の完成上映会が開かれました。
この映画は、東京では、或いは全国でも、闘う多くの仲間が知っている草の根の平和活動家・益永スミコさん(86歳)の半生を描いたものです。
1923年に大分で生まれた彼女は、天皇制教育の中で「軍国少女」として育ち、疑問も抱かず多くの兵士を戦場に送り出してしまいました。
戦後、ベトナム反戦運動に触れたことで、助産婦として働いていた病院において、「労働者が人間らしい生活を自らの手で作っていくということは戦争をしないという事につながる。」と考え、医療機関では初めての女性組合を結成しました(47歳)。
その後彼女は、アムネスティの運動にも関わり、1974年に三菱重工爆破事件を起した東アジア反日武装戦線「狼」のメンバーの片岡(旧姓)利明死刑囚の養母にもなり、いまでも面会を続けています。(なぜ、養母になったかは映画の中で明かされます)
その後も彼女は一貫して
・反戦運動や労働運動、
・「日の丸・君が代」法制化反対運動、
・教育基本法改悪反対運動、
・東京での「日の丸・君が代」強制反対運動、
・裁判員反対運動、
・憲法9条を守る運動、
などに積極的に関わり続けてきています。
映画ではそれらの闘いにおける様々な彼女の姿が映し出されます。
86歳の今なお、「死しんどるヒマはない」人生です。彼女は本当にたくましく、エネルギッシュです。彼女はまさに「全身運動家」です。
その彼女が映画の中で次のように述べていました。
「従わないことだ!
従うことは(考えないで)任せてしまうことだ。
従わないことは考えなければならないことだ。」
今、私たちの前には多くの問題が降りかかってきています。
(5月18日は、改憲手続法(国民投票法)の施行日でもあります。)
そして政府は、「民意」を踏みつけてでも私たちを強権的に従わせようとしています。
「従わないことだ!」という益永さんの言葉に、「そうだ!」と同感し、励まされる人はきっと多いと思います。
映画上映の後、小山一郎さん(89歳)と益永スミコさん(86歳)の<175歳反戦トーク>がありました。
小山さんは、1940年20歳で現役兵として中国山東省に派遣され、戦後シベリア抑留5年、その後戦犯犯罪調査のために中国拘留6年、起訴免除で帰国した方です。
1957年に「中国帰還者連絡会」を設立、侵略戦争の実態を語り、証言活動を続けられています。
毎月9のつく9日、19日、29日には自宅近くのJR田端駅頭で、憲法9条改憲阻止を訴えています。
小山さんの話は主に、
・自らが体験した侵略戦争の非道な実態、
・中国拘留中での「人間性」復活と戦争責任に対する思想の変化、
などで、具体的で分かりやすいものでした。
しかしトークの詳しい内容は、メールが長くなりましたので、割愛します。
*********************************************************
「都教委包囲首都圏ネットワーク」のブログのアドレス
http://kenken.cscblog.jp/
「千葉高教組『日の丸・君が代』対策委員会」のホームページ
http://homepage3.nifty.com/hinokimi/
また、一つ素晴らしいドキュメンタリー映画が完成しました。
本日(5月12日)夜、東京・中野で、ビデオプレス制作・映画『死んどるヒマはない―益永スミコ86歳』(68分)の完成上映会が開かれました。
この映画は、東京では、或いは全国でも、闘う多くの仲間が知っている草の根の平和活動家・益永スミコさん(86歳)の半生を描いたものです。
1923年に大分で生まれた彼女は、天皇制教育の中で「軍国少女」として育ち、疑問も抱かず多くの兵士を戦場に送り出してしまいました。
戦後、ベトナム反戦運動に触れたことで、助産婦として働いていた病院において、「労働者が人間らしい生活を自らの手で作っていくということは戦争をしないという事につながる。」と考え、医療機関では初めての女性組合を結成しました(47歳)。
その後彼女は、アムネスティの運動にも関わり、1974年に三菱重工爆破事件を起した東アジア反日武装戦線「狼」のメンバーの片岡(旧姓)利明死刑囚の養母にもなり、いまでも面会を続けています。(なぜ、養母になったかは映画の中で明かされます)
その後も彼女は一貫して
・反戦運動や労働運動、
・「日の丸・君が代」法制化反対運動、
・教育基本法改悪反対運動、
・東京での「日の丸・君が代」強制反対運動、
・裁判員反対運動、
・憲法9条を守る運動、
などに積極的に関わり続けてきています。
映画ではそれらの闘いにおける様々な彼女の姿が映し出されます。
86歳の今なお、「死しんどるヒマはない」人生です。彼女は本当にたくましく、エネルギッシュです。彼女はまさに「全身運動家」です。
その彼女が映画の中で次のように述べていました。
「従わないことだ!
従うことは(考えないで)任せてしまうことだ。
従わないことは考えなければならないことだ。」
今、私たちの前には多くの問題が降りかかってきています。
(5月18日は、改憲手続法(国民投票法)の施行日でもあります。)
そして政府は、「民意」を踏みつけてでも私たちを強権的に従わせようとしています。
「従わないことだ!」という益永さんの言葉に、「そうだ!」と同感し、励まされる人はきっと多いと思います。
映画上映の後、小山一郎さん(89歳)と益永スミコさん(86歳)の<175歳反戦トーク>がありました。
小山さんは、1940年20歳で現役兵として中国山東省に派遣され、戦後シベリア抑留5年、その後戦犯犯罪調査のために中国拘留6年、起訴免除で帰国した方です。
1957年に「中国帰還者連絡会」を設立、侵略戦争の実態を語り、証言活動を続けられています。
毎月9のつく9日、19日、29日には自宅近くのJR田端駅頭で、憲法9条改憲阻止を訴えています。
小山さんの話は主に、
・自らが体験した侵略戦争の非道な実態、
・中国拘留中での「人間性」復活と戦争責任に対する思想の変化、
などで、具体的で分かりやすいものでした。
しかしトークの詳しい内容は、メールが長くなりましたので、割愛します。
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