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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

2011年春の闘い(22)

2011年03月16日 | 日の丸・君が代関連ニュース
<転送歓迎>(重複ご容赦)
・「都教委包囲首都圏ネットワーク」・「千葉高教組」・「新芽ML」の渡部です。

 地震と津波に関する政府発表の際、菅首相や枝野官房長官が、出てくる度に繰り返し、「日の丸」にうやうやしく礼をするシーンが流されています。
 旗に礼をするなどということは、彼らが如何に見識がない人間かを暴露しています。
 彼らは人命よりもまずは「旗」、「愛国心」の方が大切なのです。
 被害者に対する哀悼の気持ちは二の次なのです。
 それと同じようなことが千葉県でも起こっています。
 千葉の仲間が以下のようなメールを送ってくれました。

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 千葉高教組のAです。
 震災のドサクサに紛れて11日の千葉県議会で次のような決議が自民党・公明党の賛成多数で可決されてしまいました。
 可決とはいっても、これから反対討論というときに地震が起こり、事前に反対討論の原稿も配られ、各会派の賛否も明らかになっていたということで形の上では採決をして可決されたということになってしまったようです。
 中身はみなさんご存じのように自民党が全国の組織に号令をかけたものと同様です。
 市川・松戸市議会にも同様の決議が出されているようです。

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 <教育基本法・学習指導要領の目標を達成するため、
  最も適した教科書の採択を求める決議>

 教育基本法及び学校教育法の改正、学習指導要領の全面改訂を受け、文部科学省は、平成21年、新しい教科書検定基準を告示した。
 その中で、教科書は「公共の精神を尊び、国家・社会の形成に主体的に参画する国民及び我が国の伝統と文化を基盤として国際社会を生きる日本人」育成のため、豊かな情操と道徳心、伝統文化の尊重や我が国と郷土を愛すること等の教育基本法の目標と一致していなければならないと定めている。
 昨年3月には小学校の教科書検定結果が発表され、今年度は既に小学校の教科書採択が終了しているが、来年度において、今年度と同様に中学校の教科書採択が行われる。
 文部科学省の教科用図書検定調査審議会は、教育委員会が装丁や見ばえではなく、内容を考慮した綿密な調査研究を公正かつ適正に行い、適切な教科書採択していくことや、教育基本法の改正内容や新学習指導要領に基づく検定審報告書を参考に、適切な採択を行うよう求めている。
 よって、千葉県議会は、教育委員会において、検定審の提言を踏まえ、教育委員・学校関係者への教育基本法改正、学校教育法改正、学習指導要領改訂についての内容の周知徹底を行うとともに、教育基本法の目標及び学習指導要領の目標や内容を達成するため、最も適した教科書を採択するよう強く求める。
 以上、決議する。
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 これが彼らの言うところの「挙国一致」の実態なのです。
 彼らは、地震や津波のドサクサを利用して、「日の丸」への忠誠を示し、米軍・自衛隊を動員し、「愛国心」教科書を採択させようとしているのです。
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 卒業式ビラまきの続きです。
 <3月13日>

 3月13日(日)朝、S井高校の校門前でビラまきを行いました。
 天候は晴天かつ温暖で、まるで入学式のような気候でした。
 日曜の卒業式は珍しいが、これは12日に予定されていた式が、東日本巨大地震で1日延期になったからです。
 わたくしは校門前ビラまきは4回目ですが、日曜なので父親の参加が多かったように思いました。
 とくに女子はパーティドレスや振り袖・袴などドレスアップした生徒が多くみられました。
 天候もよかったので校門周辺は華やいだ空気が流れていました。
 ビラの受け取りは非常によく、保護者はもちろん卒業生や在校生もほぼ全員受け取ってくれました。
 校門から10mほど入ったところで教員が一人で交通整理をしていしたが、「自転車はこちら」などと指示を出しているだけで、わたくしたちへの声掛けはまっくありませんでした。
 まいたビラは4人で325枚、わたくしが参加した4回のなかで最高の枚数でした。
 わたくしはこの高校は初めてですが、いっしょにまいた人の話では、この高校は毎年受け取りがよいそうです。
 またこの高校は少なくとも校門には日の丸がなく、その点でも気分がよかったです。
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「都教委包囲首都圏ネットワーク」のブログのアドレス
  http://kenken.cscblog.jp/
「千葉高教組『日の丸・君が代』対策委員会」のホームページ
 http://homepage3.nifty.com/hinokimi/

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