都教委要請の中で、再任用打ち切り問題を追及

　　《「いまこそ」から》
　◆ 都教委要請行動 － 再任用打ち切りについて追及

　１月２４日（月）、被処分者の会と卒入学式対策本部、国際入権プロジェクトチームは、都教委に対して、卒業式を前に「職務命令を出すな」「卒業式処分をするな」「服務事故再発防止研修をするな」等という趣旨の要請を行いました。
　新型コロナ感染急拡大のため、参加人数が絞られ、それぞれの団体の代表者等５人で行いました。
　卒入学式対策本部は、「君が代」を起立して聞くだけの国歌斉唱の異常さを伝え、感染抑制のためにも「国歌斉唱」はやめるべきだと訴えました。
　更に、再任用打ち切り問題について、私が今年不合格だったことを伝え、６年も前の不起立を理由に定年後の職を奪うことは不当だということをしっかり担当部署に伝えるよう要求しました。
　私は３年前の退職の年の１月に、再任用に合格したことを校長から告げられた後、「年金が支給されるようになったら、２０１６年の不起立による処分を理由に再任用の任期を更新しないし、非常勤教員にも採用しない」と事前に告知されていました。
　そして、今年の１月１９日ついに校長から「不合格」と伝えられたのです。わかっていたことですが、やはり現実になるとショックでした。
　不合格の理由の説明など何もなかったと校長が言っていたので、校長を通して人事部に理由を問い合わせましたが、「判定基準を満たさなかったから。基準は申し上げられない。」という回答でした。
　解雇するのに詳しい説明もないというのは納得できません。判定基準を明らかにするよう都教委に求めました。
　３月にも都教委要請を行う予定です（日程は未定）。日程が決まり次第、被処分者の会のＨＰ等でお知らせしますので、よろしくご参加ください。
　また、卒業式処分がある場合は、都庁前ビラ配りも行います。詳細が決まりましたら、被処分者の会のＨＰ等でお知らせしますので、ご協力をお願いします。
　今年も以下のように「卒業式処分発令抗議・該当者支援総決起集会」を行います。不起立・不伴奏等がなかった場合は「卒業式総括集会」になります。ぜひお集まりください。
　（卒入学式対策本部・川村）

　☆ 卒業式についての集会
　　　日時：３月３１日（木）１３：３０～
　　　場所；としま区民センター　７階会議室７０１～７０３

「予防訴訟をひきつぐ会」通信『いまこそ』（２０２２年１月２７日）