《The Interschool Journal から》
◆ 市立船橋高校でクラスター発生 70人感染
平松けんじ
千葉県船橋市の市立船橋高校で生徒57人、教員13人(計70人)が感染するクラスターが発生している。市は、10日、同校で46人の感染者が判明したことから同校でのクラスター発生を認定していた。
これまでに同校では男子バスケットボール部員の生徒36人、一般の生徒4人、教員6人の感染が判明していて、9日から当面の間、臨時休校となっているが、11日、新たに女子バレーボール部員の生徒14名を含む24名の感染を確認した。
感染者の生徒・教員は船橋市民のほか、千葉県内各市の市民のほか、東京都民もいる。市保健所によると無症状の25名を除く45名は軽症だという。
同校の三山事務長によると、同校バスケットボール部は、部活動の練習の際、国の衛生管理マニュアルにしたがってマスクは着用していなかったほか、部室などでマスクをせずに会話をしていた事例があったという。
6日には川越市立野田中学校で合唱コンクールに向けた練習で生徒37人が感染するクラスターが発生しており、部活動や課外活動の際にクラスターが発生する事例が相次いでいる。
『The Interschool Journal』(2020年12月11日)
http://interschooljournal.officeblog.jp/25002248archives/20201211html
《The Interschool Journal から》
◆ 川越市立野田中学校で生徒37人感染 合唱練習でクラスター発生
平松けんじ
埼玉県川越市は、6日、市立野田中学校で新型コロナウイルスのクラスターが発生したと発表した。同校では11日までに生徒37人、教員1人の感染が明らかになり、市がクラスター発生と認定している。
同校では5日に全校生徒が参加する合唱コンクールに向け、11月中旬から合唱練習に取り組んでいたが、マスクの着用が徹底されていない事例があったという。
同校は12月16日まで臨時休校を決め、合唱コンクールも中止とした。
文部科学省は、8日付で全国の教育委員会などに通知を出したが、10日付で新たな通知を出し、8日付の通知を廃止した。
10日付の通知では、合唱など感染リスクの高い活動について、
▽マスクの原則着用、
▽児童生徒間などの間隔をできるだけ2m、最低1m空けること、
▽常時換気、
▽近距離での大声を徹底的に避けること
などを求めた。
また通知ではマウスシールドや下部の開放が広いマスクなどは「マスク」に該当しないとしたほか、フェイスシールドの着用を推奨しないとした。
このほか、地域の感染が拡大している場合にはマスクを着用しないで行う合唱活動の一時的制限などの対応も必要と指摘した。
◆ 萩生田文科相「全国一斉中止を発信せず」
クラスター発生を受け、合唱の際の感染対策を求めた文部科学省だが、一方で萩生田文科相は8日の会見で「一律に感染リスクがある合唱コンクールは全国一斉に中止をするべきだなどということを発信するつもりはない。是非気を付けてやってもらいたい。」と述べている。
萩生田氏は「かねてから申し上げている通り、かけがえのない学校行事、コロナで多く奪われてる状況にあると思う」と思いをにじませた。
※ 関連記事:学校「クラスター」相次ぐ 島根の高校で98人感染
『The Interschool Journal』(2020年12月11日)
http://interschooljournal.officeblog.jp/25002078archives/20201211html
◆ 市立船橋高校でクラスター発生 70人感染
平松けんじ
千葉県船橋市の市立船橋高校で生徒57人、教員13人(計70人)が感染するクラスターが発生している。市は、10日、同校で46人の感染者が判明したことから同校でのクラスター発生を認定していた。
これまでに同校では男子バスケットボール部員の生徒36人、一般の生徒4人、教員6人の感染が判明していて、9日から当面の間、臨時休校となっているが、11日、新たに女子バレーボール部員の生徒14名を含む24名の感染を確認した。
感染者の生徒・教員は船橋市民のほか、千葉県内各市の市民のほか、東京都民もいる。市保健所によると無症状の25名を除く45名は軽症だという。
同校の三山事務長によると、同校バスケットボール部は、部活動の練習の際、国の衛生管理マニュアルにしたがってマスクは着用していなかったほか、部室などでマスクをせずに会話をしていた事例があったという。
6日には川越市立野田中学校で合唱コンクールに向けた練習で生徒37人が感染するクラスターが発生しており、部活動や課外活動の際にクラスターが発生する事例が相次いでいる。
『The Interschool Journal』(2020年12月11日)
http://interschooljournal.officeblog.jp/25002248archives/20201211html
《The Interschool Journal から》
◆ 川越市立野田中学校で生徒37人感染 合唱練習でクラスター発生
平松けんじ
埼玉県川越市は、6日、市立野田中学校で新型コロナウイルスのクラスターが発生したと発表した。同校では11日までに生徒37人、教員1人の感染が明らかになり、市がクラスター発生と認定している。
同校では5日に全校生徒が参加する合唱コンクールに向け、11月中旬から合唱練習に取り組んでいたが、マスクの着用が徹底されていない事例があったという。
同校は12月16日まで臨時休校を決め、合唱コンクールも中止とした。
文部科学省は、8日付で全国の教育委員会などに通知を出したが、10日付で新たな通知を出し、8日付の通知を廃止した。
10日付の通知では、合唱など感染リスクの高い活動について、
▽マスクの原則着用、
▽児童生徒間などの間隔をできるだけ2m、最低1m空けること、
▽常時換気、
▽近距離での大声を徹底的に避けること
などを求めた。
また通知ではマウスシールドや下部の開放が広いマスクなどは「マスク」に該当しないとしたほか、フェイスシールドの着用を推奨しないとした。
このほか、地域の感染が拡大している場合にはマスクを着用しないで行う合唱活動の一時的制限などの対応も必要と指摘した。
◆ 萩生田文科相「全国一斉中止を発信せず」
クラスター発生を受け、合唱の際の感染対策を求めた文部科学省だが、一方で萩生田文科相は8日の会見で「一律に感染リスクがある合唱コンクールは全国一斉に中止をするべきだなどということを発信するつもりはない。是非気を付けてやってもらいたい。」と述べている。
萩生田氏は「かねてから申し上げている通り、かけがえのない学校行事、コロナで多く奪われてる状況にあると思う」と思いをにじませた。
※ 関連記事:学校「クラスター」相次ぐ 島根の高校で98人感染
『The Interschool Journal』(2020年12月11日)
http://interschooljournal.officeblog.jp/25002078archives/20201211html
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