● 「天皇アキヒト在位20年祝賀」反対!大阪集会
反戦反天皇制労働者ネットワークの吉田です。
10月26日、下記の集会を行いますので、多くの参加を呼びかけます。
今年6月、財界など天皇主義勢力は「天皇陛下御即位二十年奉祝委員会」(名誉会長・御手洗富士夫日本経団連会長)を設立しました。
事業計画では、①天皇アキヒトの即位20年にあたる来年11月12日(90年に即位礼がおこなわれた日)に天皇・皇后が出席し10万人を集めた国民祭典を皇居前で実施、②今年11月9日に奉祝中央式典を開催、③政府に「11月12日を休日とする法律」の制定や政府主催記念式典の実施を求め、④各省庁・地方自治体・民間団体に記念事業の実施を要望する、としています。また、「天皇即位20年」を祝う超党派の議員連盟(会長は「神の国」発言の森喜朗元首相)も結成され、今臨時国会での「休日」化法成立をめざして動き出しています。
「天皇在位20年祝賀」は、新自由主義グローバリズムによる階級矛盾の激化をナショナリズムと民族排外主義にとりこみ、派兵国家と「戦争天皇制」へ人民を統合する攻撃であり、天皇「元首」化と天皇の靖国神社参拝をも準備する最大の改憲攻撃です。支配階級の「祝賀」強要に抗し、大衆的な反対の闘いをつくりだそうではありませんか。10・26反対集会~11・9デモへの参加をよびかけます。また、多くの団体・個人に「天皇在位20年祝賀」国家式典反対の共同闘争を訴えます。天皇誕生日(12月23日)祝賀反対の闘いを共同闘争のスタートとすることを提案します。
■「祝賀」行事はすでにはじまっている
支配階級はこの1年をかけて、「アキヒト在位20年」への「全国民的祝賀」を実現するためあらゆる攻撃をかけるでしょう。マスコミを動員して「アキヒト20年の聖徳」を賛美し、卒・入学式での「日の丸・君が代」強要を強め、4月29日「昭和の日」や8月15日「全国戦没者追悼式」、天皇3大行事(国民体育大会・全国植樹祭・全国豊かな海づくり大会)では「在位20年」をことさらに強調するでしょう。
来年11月12日当日は政府機関・地方自治体・学校・民間企業での一斉休日、政府主催の「祝賀国家式典」やちょうちん行列もおこなわれ、「天皇陛下万歳」が大合唱されるかもしれない。9月27日に開会した大分国体では、同時に「天皇陛下御即位二十年奉祝大分県民大会」が開かれ、平岩弓枝の記念講演・記念式典・ちょうちん行列がおこなわれました。大阪でも同日、「天皇陛下御在位二十年をお祝いする府民の集い」が開かれ、実行委員会会長の野村明雄大阪商工会議所会頭や来賓の橋下徹府知事、平松邦夫大阪市長などが祝辞を述べています。私たちはこのような天皇翼賛を座視することはできません。
■「戦争天皇制」への人民動員を許さない
天皇アキヒトは「9・11事件」をきっかけに、アメリカ帝国主義のアフガニスタン侵略戦争と日本の参戦を支持し、朝鮮民主主義人民共和国の「拉致」を非難して排外主義と敵愾心を煽動するなど、「象徴天皇」から「戦争天皇」への転換を始めました。アキヒトが即位後意欲的におこなったことが、侵略戦争責任の清算のための東南アジア・中国・太平洋諸国などへの訪問であり、日本人戦没者慰霊のための広島・長崎・沖縄・サイパンなどへの訪問であってみれば、この転換は当然と言えます。
アキヒトが即位した1990年は、ソ連邦の崩壊にともない、アメリカ帝国主義が軍事力と自由主義をもって一極世界支配に乗り出した時期であり、日本の支配階級も派兵国家への転換を始めました。日本の派兵国家への再編――有事関連7法・国旗国歌法・教育基本法改悪・改憲国民投票法などの制定、自衛隊PKO派兵、米軍再編のための基地再編と日米共同作戦体制、アフガニスタン・イラク侵略戦争参戦などが「アキヒト在位20年」とともに進められました。アキヒトは「9・11事件」でのブッシュへの弔意伝達をはじめ、カンボジア・アフガニスタンなど「戦地での日本人の死」(侵略戦争における帝国主義側の死者)に弔意を示すことに強い関心をもっているようです。天皇の靖国神社参拝を意識した行動ではないのかと思えます。「天皇在位20年祝賀」は、この一切を日本人民が承認することを要求していると言わねばなりません。
■「祝賀休日」を阻止しよう
天皇制による人民統合は、必ずしも支配階級の思惑通りには成功していません。次々代天皇をめぐる天皇家内部や支配階級内部の争闘は天皇制の統合力を弱めています。だからこそ、支配階級は「臨時休日」をもって天皇の恩恵・ありがたさを強調しようというのです。しかし、「祝賀のための休日化」ほど人民の生活と権利と民主主義を踏みにじるものはありません。労働者の労働権は奪われ、非正規労働者の多くは1日分の賃金を奪われるか、休日になる正規労働者の代わりに酷使される。児童・生徒たちの学習権も奪われる。病院も休日になり、その日は病気にもなれないし、病気になっても翌日まで待たねばならない。こんなことを認めるわけにはいきません。天皇制への隷属を断ち切り、真の民主主義をかちとるために、「天皇在位20年祝賀」を打ち破る大衆的闘いを今秋季から開始しよう。反天皇制と反戦を結合した闘いをつくりだそう。
●10・26「天皇アキヒト在位20年祝賀」反対!大阪集会
「天皇在位20年祝賀」国家式典反対!
・天皇はいらない! 「即位20年」を祝わない!
・即位日の休日化(09/11/12)はやめろ!
・「日の丸・君が代」の強要を許さないぞ!
・天皇「元首」化・改憲を阻止しよう!
・派兵国家への「国民動員」翼賛体制を許さない!
・労働者人民は天皇制反対闘争にたちあがろう!
■時 間 10月26日(日)午後1時30分~5時
■場 所 高津ガーデン (地下鉄「谷町9丁目」、近鉄「上本町」下車)
■講 演 伊藤 晃 さん(千葉工業大教員)
■テーマ 天皇アキヒトの20年とは何か(仮)
■参加費 1000円
■主催 参戦と天皇制に反対する連続行動
●11・9「天皇在位20年祝賀11・9中央式典」反対!デモ
■時間 午後1時から集会/午後2時10分からデモ
■場所 中之島・女性像前(大阪市役所南側公園)
■主催 参戦と天皇制に反対する連続行動
連絡先 大阪市淀川区十三東3-16-12
TEL/FAX 06(6303)0449
10・26大阪集会~11・9デモへの賛同を!
賛同費は団体・個人とも1口1000円です。
郵便振込 00990-8-168991
反戦反天皇制労働者ネットワーク
反戦反天皇制労働者ネットワークの吉田です。
10月26日、下記の集会を行いますので、多くの参加を呼びかけます。
今年6月、財界など天皇主義勢力は「天皇陛下御即位二十年奉祝委員会」(名誉会長・御手洗富士夫日本経団連会長)を設立しました。
事業計画では、①天皇アキヒトの即位20年にあたる来年11月12日(90年に即位礼がおこなわれた日)に天皇・皇后が出席し10万人を集めた国民祭典を皇居前で実施、②今年11月9日に奉祝中央式典を開催、③政府に「11月12日を休日とする法律」の制定や政府主催記念式典の実施を求め、④各省庁・地方自治体・民間団体に記念事業の実施を要望する、としています。また、「天皇即位20年」を祝う超党派の議員連盟(会長は「神の国」発言の森喜朗元首相)も結成され、今臨時国会での「休日」化法成立をめざして動き出しています。
「天皇在位20年祝賀」は、新自由主義グローバリズムによる階級矛盾の激化をナショナリズムと民族排外主義にとりこみ、派兵国家と「戦争天皇制」へ人民を統合する攻撃であり、天皇「元首」化と天皇の靖国神社参拝をも準備する最大の改憲攻撃です。支配階級の「祝賀」強要に抗し、大衆的な反対の闘いをつくりだそうではありませんか。10・26反対集会~11・9デモへの参加をよびかけます。また、多くの団体・個人に「天皇在位20年祝賀」国家式典反対の共同闘争を訴えます。天皇誕生日(12月23日)祝賀反対の闘いを共同闘争のスタートとすることを提案します。
■「祝賀」行事はすでにはじまっている
支配階級はこの1年をかけて、「アキヒト在位20年」への「全国民的祝賀」を実現するためあらゆる攻撃をかけるでしょう。マスコミを動員して「アキヒト20年の聖徳」を賛美し、卒・入学式での「日の丸・君が代」強要を強め、4月29日「昭和の日」や8月15日「全国戦没者追悼式」、天皇3大行事(国民体育大会・全国植樹祭・全国豊かな海づくり大会)では「在位20年」をことさらに強調するでしょう。
来年11月12日当日は政府機関・地方自治体・学校・民間企業での一斉休日、政府主催の「祝賀国家式典」やちょうちん行列もおこなわれ、「天皇陛下万歳」が大合唱されるかもしれない。9月27日に開会した大分国体では、同時に「天皇陛下御即位二十年奉祝大分県民大会」が開かれ、平岩弓枝の記念講演・記念式典・ちょうちん行列がおこなわれました。大阪でも同日、「天皇陛下御在位二十年をお祝いする府民の集い」が開かれ、実行委員会会長の野村明雄大阪商工会議所会頭や来賓の橋下徹府知事、平松邦夫大阪市長などが祝辞を述べています。私たちはこのような天皇翼賛を座視することはできません。
■「戦争天皇制」への人民動員を許さない
天皇アキヒトは「9・11事件」をきっかけに、アメリカ帝国主義のアフガニスタン侵略戦争と日本の参戦を支持し、朝鮮民主主義人民共和国の「拉致」を非難して排外主義と敵愾心を煽動するなど、「象徴天皇」から「戦争天皇」への転換を始めました。アキヒトが即位後意欲的におこなったことが、侵略戦争責任の清算のための東南アジア・中国・太平洋諸国などへの訪問であり、日本人戦没者慰霊のための広島・長崎・沖縄・サイパンなどへの訪問であってみれば、この転換は当然と言えます。
アキヒトが即位した1990年は、ソ連邦の崩壊にともない、アメリカ帝国主義が軍事力と自由主義をもって一極世界支配に乗り出した時期であり、日本の支配階級も派兵国家への転換を始めました。日本の派兵国家への再編――有事関連7法・国旗国歌法・教育基本法改悪・改憲国民投票法などの制定、自衛隊PKO派兵、米軍再編のための基地再編と日米共同作戦体制、アフガニスタン・イラク侵略戦争参戦などが「アキヒト在位20年」とともに進められました。アキヒトは「9・11事件」でのブッシュへの弔意伝達をはじめ、カンボジア・アフガニスタンなど「戦地での日本人の死」(侵略戦争における帝国主義側の死者)に弔意を示すことに強い関心をもっているようです。天皇の靖国神社参拝を意識した行動ではないのかと思えます。「天皇在位20年祝賀」は、この一切を日本人民が承認することを要求していると言わねばなりません。
■「祝賀休日」を阻止しよう
天皇制による人民統合は、必ずしも支配階級の思惑通りには成功していません。次々代天皇をめぐる天皇家内部や支配階級内部の争闘は天皇制の統合力を弱めています。だからこそ、支配階級は「臨時休日」をもって天皇の恩恵・ありがたさを強調しようというのです。しかし、「祝賀のための休日化」ほど人民の生活と権利と民主主義を踏みにじるものはありません。労働者の労働権は奪われ、非正規労働者の多くは1日分の賃金を奪われるか、休日になる正規労働者の代わりに酷使される。児童・生徒たちの学習権も奪われる。病院も休日になり、その日は病気にもなれないし、病気になっても翌日まで待たねばならない。こんなことを認めるわけにはいきません。天皇制への隷属を断ち切り、真の民主主義をかちとるために、「天皇在位20年祝賀」を打ち破る大衆的闘いを今秋季から開始しよう。反天皇制と反戦を結合した闘いをつくりだそう。
●10・26「天皇アキヒト在位20年祝賀」反対!大阪集会
「天皇在位20年祝賀」国家式典反対!
・天皇はいらない! 「即位20年」を祝わない!
・即位日の休日化(09/11/12)はやめろ!
・「日の丸・君が代」の強要を許さないぞ!
・天皇「元首」化・改憲を阻止しよう!
・派兵国家への「国民動員」翼賛体制を許さない!
・労働者人民は天皇制反対闘争にたちあがろう!
■時 間 10月26日(日)午後1時30分~5時
■場 所 高津ガーデン (地下鉄「谷町9丁目」、近鉄「上本町」下車)
■講 演 伊藤 晃 さん(千葉工業大教員)
■テーマ 天皇アキヒトの20年とは何か(仮)
■参加費 1000円
■主催 参戦と天皇制に反対する連続行動
●11・9「天皇在位20年祝賀11・9中央式典」反対!デモ
■時間 午後1時から集会/午後2時10分からデモ
■場所 中之島・女性像前(大阪市役所南側公園)
■主催 参戦と天皇制に反対する連続行動
連絡先 大阪市淀川区十三東3-16-12
TEL/FAX 06(6303)0449
10・26大阪集会~11・9デモへの賛同を!
賛同費は団体・個人とも1口1000円です。
郵便振込 00990-8-168991
反戦反天皇制労働者ネットワーク
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