<転送歓迎>(重複ご容赦)・「都教委包囲首都圏ネットワーク」・「千葉高教組」、・「新芽ML」の渡部です。
本日(10月22日)午前中、この3月、「君が代」不起立で<6ヶ月停職>になった根津公子さんと河原井純子さんに対する「再発防止研修」が行われました。
水道橋の研修センターの前には、40人余りの人が結集し、二人に対する激励行動をやりました。
「再防研抗議の模様」 《撮影:平田 泉》
被処分者の会のAさんは、
「被処分者たちの行動の原動力は、根津・河原井さんの屈することのない姿勢と言動だ。その屈しない力に影響されている。屈してはならない。」
と述べました。
被解雇者のBさんは、
「二人は先頭切って闘っている。それを孤立化させず、支えることが重要だ。」
と述べました。
東京教組のCさんは、
「昨年度、日教組全国教研に出した東京教組の「日の丸・君が代」強制に関するレポートが日教組中央から不当にも拒否された。今年度、東京教組は再び、「日の丸・君が代」強制に関して根津さんのレポート(「平和教育分科会」に)と、町田教組のレポート(「職場の民主化」分科会に)を出すことを決定した。今年は昨年のように拒否はさせない。」
と述べました。
他の方々も口々に、都教委の不当性と二人に対する激励の言葉を述べましたが割愛します。
二人を待つ間は水道橋駅で街頭宣伝と署名活動。
昼過ぎ、「再発防止研修」を終えた二人が帰ってきて、次のような報告をしてくれました。
<河原井さん>
自分の座るところに貼ってあった学校名が違っていた。
17年前に働いていた学校名が書かれていた。
都教委は平謝りに謝り、直した。
最初に二人で受けた講義は、「上司の命令には従え」の一点張り。
質問も受け付けない。
次にそれぞれ別室で4つの資料で研修を受けた。
その4番目が「分限対応指針」だった。
「これとどういう関係があるのか」と聞くと、「河原井さん自身とは無関係」などと言う。
「これでは病弱の人は教員を続けられなくなるのでは」と聞くと、「全般的なことを言っているだけ」などと言う。
3番目に「地方公務員法32条」(法令及び上司の命令に従う義務)があった。
そこに「明確に法令違反の場合は別にして」という文言があったので、東京地裁の難波判決(2006・9・21)を出し、「職務命令は違憲・違法とされている」と質すと、(高裁へ)「提訴中」と言うだけ。
<根津さん>
最初の講義の時、「すでに熟知している内容だ。すでに自分は10枚のレポートを提出し、そこに質問を出しておいたので、回答して欲しい」と要求しても、講師は講義内容を読み上げるだけで、質問への回答はない。
専門研修では、講師に出てきたのが都教委でよく廊下に出てきて対応していた人事部のT氏だった。
こちらが「質問に答えて欲しい」と言ってもそれを無視し、「32条違反についてどう思うか?」と言う。
「違反しているのはあなた達だ。それについて私は聞いている。聞いている?」と言うと、「聞いているのは私だ」などと言うだけで、一つも答えられない。
最後に研修の「内容と所感を書け」というので、
「全身全霊で受けたが、一つも答えてくれない。10ページのレポートと同じことしか書けない。しかし、こう書けば分限免職をするのなら書けない。」と述べた。
しかし、これにも何の答えもない。
そこで同席した校長にも確認し、「一生懸命受けた」とタイトル名だけを書いて出した。
また、「質問したことに一つも答えていないので文書で回答を」と言って来た。
その後、新宿西口で再び街宣と署名活動。
その後、都教委への要請行動。
「分限対応指針」に関する手続きのことなども聞くが、教育情報課のK氏は、相変わらず、「所管に伝えます」「適正に処理しています」を繰り返すのみ。
「オリンピック学習読本」を学校に配布したことについても質すと、「それは知事部局がやったこと。関知していない」などと無責任なことを言う。
参加した30数名の怒りは高まるばかりでした。
ところで、本日の街宣と署名では<「君が代」解雇を許さない>などと書かれたピンクの短冊をつけたリンドウとポピーの花を配り、歌もあったせいか、署名も大分集まりました。
****************************************
<都教委包囲ネットワーク主催の11・15講演討論会>
『教育の現状・問題点と私たちの課題
~大内氏、大いに語る~』
<日時>2008年11月15日(土)18:00開場、18:30開会
<場所>千駄ヶ谷区民会館(JR原宿駅下車徒歩10分)
<内容>①大内裕和さんの講演と質疑・討論
②包囲ネットからの新提案と質疑・討論
<資料代>500円
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「都教委包囲首都圏ネットワーク」のブログのアドレス
http://kenken.cscblog.jp/
「千葉高教組『日の丸・君が代』対策委員会」のホームページ
http://homepage3.nifty.com/hinokimi/
本日(10月22日)午前中、この3月、「君が代」不起立で<6ヶ月停職>になった根津公子さんと河原井純子さんに対する「再発防止研修」が行われました。
水道橋の研修センターの前には、40人余りの人が結集し、二人に対する激励行動をやりました。
「再防研抗議の模様」 《撮影:平田 泉》
被処分者の会のAさんは、
「被処分者たちの行動の原動力は、根津・河原井さんの屈することのない姿勢と言動だ。その屈しない力に影響されている。屈してはならない。」
と述べました。
被解雇者のBさんは、
「二人は先頭切って闘っている。それを孤立化させず、支えることが重要だ。」
と述べました。
東京教組のCさんは、
「昨年度、日教組全国教研に出した東京教組の「日の丸・君が代」強制に関するレポートが日教組中央から不当にも拒否された。今年度、東京教組は再び、「日の丸・君が代」強制に関して根津さんのレポート(「平和教育分科会」に)と、町田教組のレポート(「職場の民主化」分科会に)を出すことを決定した。今年は昨年のように拒否はさせない。」
と述べました。
他の方々も口々に、都教委の不当性と二人に対する激励の言葉を述べましたが割愛します。
二人を待つ間は水道橋駅で街頭宣伝と署名活動。
昼過ぎ、「再発防止研修」を終えた二人が帰ってきて、次のような報告をしてくれました。
<河原井さん>
自分の座るところに貼ってあった学校名が違っていた。
17年前に働いていた学校名が書かれていた。
都教委は平謝りに謝り、直した。
最初に二人で受けた講義は、「上司の命令には従え」の一点張り。
質問も受け付けない。
次にそれぞれ別室で4つの資料で研修を受けた。
その4番目が「分限対応指針」だった。
「これとどういう関係があるのか」と聞くと、「河原井さん自身とは無関係」などと言う。
「これでは病弱の人は教員を続けられなくなるのでは」と聞くと、「全般的なことを言っているだけ」などと言う。
3番目に「地方公務員法32条」(法令及び上司の命令に従う義務)があった。
そこに「明確に法令違反の場合は別にして」という文言があったので、東京地裁の難波判決(2006・9・21)を出し、「職務命令は違憲・違法とされている」と質すと、(高裁へ)「提訴中」と言うだけ。
<根津さん>
最初の講義の時、「すでに熟知している内容だ。すでに自分は10枚のレポートを提出し、そこに質問を出しておいたので、回答して欲しい」と要求しても、講師は講義内容を読み上げるだけで、質問への回答はない。
専門研修では、講師に出てきたのが都教委でよく廊下に出てきて対応していた人事部のT氏だった。
こちらが「質問に答えて欲しい」と言ってもそれを無視し、「32条違反についてどう思うか?」と言う。
「違反しているのはあなた達だ。それについて私は聞いている。聞いている?」と言うと、「聞いているのは私だ」などと言うだけで、一つも答えられない。
最後に研修の「内容と所感を書け」というので、
「全身全霊で受けたが、一つも答えてくれない。10ページのレポートと同じことしか書けない。しかし、こう書けば分限免職をするのなら書けない。」と述べた。
しかし、これにも何の答えもない。
そこで同席した校長にも確認し、「一生懸命受けた」とタイトル名だけを書いて出した。
また、「質問したことに一つも答えていないので文書で回答を」と言って来た。
その後、新宿西口で再び街宣と署名活動。
その後、都教委への要請行動。
「分限対応指針」に関する手続きのことなども聞くが、教育情報課のK氏は、相変わらず、「所管に伝えます」「適正に処理しています」を繰り返すのみ。
「オリンピック学習読本」を学校に配布したことについても質すと、「それは知事部局がやったこと。関知していない」などと無責任なことを言う。
参加した30数名の怒りは高まるばかりでした。
ところで、本日の街宣と署名では<「君が代」解雇を許さない>などと書かれたピンクの短冊をつけたリンドウとポピーの花を配り、歌もあったせいか、署名も大分集まりました。
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<都教委包囲ネットワーク主催の11・15講演討論会>
『教育の現状・問題点と私たちの課題
~大内氏、大いに語る~』
<日時>2008年11月15日(土)18:00開場、18:30開会
<場所>千駄ヶ谷区民会館(JR原宿駅下車徒歩10分)
<内容>①大内裕和さんの講演と質疑・討論
②包囲ネットからの新提案と質疑・討論
<資料代>500円
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「都教委包囲首都圏ネットワーク」のブログのアドレス
http://kenken.cscblog.jp/
「千葉高教組『日の丸・君が代』対策委員会」のホームページ
http://homepage3.nifty.com/hinokimi/
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