ピッコロ便り

ピッコロシアター、県立ピッコロ劇団、ピッコロ演劇学校・ピッコロ舞台技術学校など、劇場のトピックをご紹介します。

お芝居なんてこわくない~演劇をダンカイ的に楽しむ

2008年07月13日 | 主催事業

9月13日(土)~14日(日)に行われる文学座公演「ゆれる車の音~九州テキ屋旅日記」に出演されるベテラン俳優の角野卓造さん、田村勝彦さん、たかお鷹さんをお招きして「プレトーク:お芝居なんてこわくない~演劇をダンカイ的に楽しむ」を開催しました。

日曜日の夜という時間にもかかわらず大勢のお客様が、それぞれの演劇人生をはじめることになったきっかけとか、この作品にかける思いなど、3人のイキのあった軽妙な掛け合いトークに堪能されました。

(角野卓造さん)

なかでも角野さんは中学校時代を大阪で過ごされたらしく、終始大阪弁で話され、お客様だけでなく私たちもビックリ!

嬉しいサプライズでした。

(田村勝彦さん)

(たかお鷹さん)

 

この公演の詳細は http://hyogo-arts.or.jp/piccolo/yureru.htm

経験豊富な文学座ベテラン俳優が出演する「ゆれる車の音~九州テキ屋旅日記」をお楽しみに。

HP管理:安積


ピッコロ演劇学校:想像から創造へ

2008年07月13日 | 演劇学校・舞台技術学校

ピッコロ劇団員の平井久美子さんを講師に迎え、特別講義を行いました。

タイトルにもあるように、今回の授業は「想像から創造へ」。
イメージを具現化していく授業です。

 

まず、ゲームをいくつかしました。
お互いの名前を覚えるためのゲーム、お互いのことを知るゲーム、他者とコミュニケーションをとるゲームなどなど。

そして、音楽から受けたイメージを具現化していくエチュードをしました。
明るい音楽、深刻な音楽、おだやかな音楽、海辺の音などを聞いてからだで表現します。

私も傍で見ながら、この音楽は”鬼気迫るかんじ”かな?など考えていたのですが、”厳粛な雰囲気”を表現している生徒がいて、そういう風にもとれるなぁ・・・と、新たな発見があったり。

同じ音楽でも聴く人によって頭の中に描くイメージというものはまったく違っていたりするんですね。

次に2組にわかれて、誰かの夢の話をからだで表現して発表しました。
ことばはできるだけ使わないでという条件で。

1回目の発表では、表現している側のやりたいことが観ている側にはうまく伝わらなかったりしていましたが、「どこをみせたいのか、そのためにはどうしたらいいのか」など平井先生のアドバイスをふまえ、もう1回練り直して発表。

2回目の発表は1回目とはまったく違ったふうにみせたり、工夫したりして見違えるほど良くなっていました。

最後に2日間で気づいたことやよかったことなどの意見を出し合いました。

音楽からイメージをふくらませたり、アドバイスを踏まえもう一度発表したり、という普段の授業とは違った講義から生徒たちも良い刺激を受けたようです。

その成果は小品発表会・前期発表会で・・・♪

演劇学校担当:米田