美術・照明・音響コースにわかれ、2学期の授業も始まりました舞台技術学校。
兵庫県立芸術文化センターにて特別授業が行われました。
講師は芸文センターの舞台技術専門員の関谷潔司先生。
まずは研修室でホールの概要や機構などを、プロジェクターで写真も見ながら詳しく学びました。
その後は今日のメインイベント?大ホールの見学へ。
2000人収容のホールの大きさに、みんなただただ圧倒されるばかり。
オーケストラやオペラなどの音楽系の公演に、より向いているホールということで
機密性や、音の反響などの点で大変優れているそうです。
舞台上で声を出してみたり大きく手を叩いてみると、音の響きの素晴らしさがよくわかりました。
その後は地上32メートル、ビルの8階に相当するというホールの天井部「すのこ」へ。
エレベーターを降りてみると、その高さに足がすくみました。
だって「すのこ」と呼ばれるだけあって、下がまる見えなんですよ!
足が入ってしまうような隙間ではないのですが、怖くて怖くてしょうがなかったです。
柱にしがみついてる人が何人かいますね~。実は私もでした(>_<)
このあとは地上24メートルの高さにある「ブリッジ」と呼ばれる、舞台の端から端までを渡してある橋のようなもの
(照明さんはここで照明作業をするそうです。すごい!)をおっかなびっくり渡ってみたりして、無事に地上へ。
研修室に戻り、大ホールのデジタル制御のしくみなどを学んで授業は終わりました。
最後に舞台上から客席を見た写真を1枚。
どうですか?この迫力。
生徒のみんなが、いつかこんな大きなホールでお仕事するようになったらすごいなぁ。と、ほんのり思った特別授業でした。
舞台技術学校担当:中川