ピッコロ便り

ピッコロシアター、県立ピッコロ劇団、ピッコロ演劇学校・ピッコロ舞台技術学校など、劇場のトピックをご紹介します。

高校教師佐藤です 9月のまとめ

2008年10月13日 | 劇場の話題

ホームページをご覧の皆様、ひと月ぶりにお目にかかります、高校教諭佐藤です。

1年間の研修もついに折り返し地点に来ました。改めて気持ちを引き締めて後半6ヶ月頑張ります!

沢山の参加団体さんとお客様でにぎわったピッコロフェスティバルが終わると芸術の秋。

10月のピッコロ劇団公演『桜の園』をひかえ、9月は広報関係の業務を色々とやらせていただきました。

 

まずはピッコロ劇団稽古場で行われた記者会見(12日)を見学。

前回の『一軒の家、一本の樹、一人の息子』は劇場の外での会見で、見ることができなかったので、興味津々。別館2階の鉄扉をくぐると、すでに公開稽古が済んで、いつもは稽古のために広くあいているスペースに机が整然と並べられ、稽古のときとは違った緊張感が漂っていました。

出演される劇団員さんも、ちょっとよそ行きの表情(?)。

演出の松本修氏から演出について説明があり、出演者からの挨拶、質疑応答と進むうち、舞台美術の模型も登場して舞台のイメージが語られていきました。

広大なロシアの大地、白い桜の花(サクランボをとる農業用のもの)をイメージし、そこに遠くから人がやって来て、去っていく様をうつす、シンプルで奥行きを深くとった舞台。翻訳調の台詞をさけて、俳優の感情から出てきたことばや動きで作っていく場面・場面。「ここで語ったことのさらに一部が取り上げられて記事になるのだ」と思いながら聞くと、また感慨深いものがありました。

 

・・・って「見学でお前働いてないやんけ!」というツッコミが聞こえて来そうですね。いえいえ、仕事の一環なんですよ、これも。

 

次にやらせていただいたのが、顧客向け公演案内(秋のおすすめ公演10月~12月)の作成でした。各公演のチラシと一緒に封筒に詰めてお送りしているお手紙なので、チラシに書いてあること“+α”の情報を盛り込まないといけません、しかもコンパクトに。

 

さらに忘れちゃいけない、魅力的に・キャッチーに。「早速記者会見で得た情報を盛り込んで『桜の園』の紹介文を。うんうんなかなか良いぞ。さ~て、ほかの公演・・・どんなんやろ?情報集めねば!・・・(リサーチ中)よし、書いてみよう・・・長っ!アカン、コンパクトにせねば。」など、かなり手こずりました。文字情報だけで魅力を伝えるって、本当に難しいです。

 

と、思ったら今度は映像。

サンテレビの取材(18日)対応のお仕事です。かわいい兵庫県のマスコット“はばタン”が劇場を紹介!初めて見るはばタンは、腰が低くてかなり好印象でした。

撮影が入るホールの会場設営やはばタンが寸劇シーンで使う台本や小道具づくりをしたものの、それらを使う場面の撮影の時間帯に出張が入って悔し涙。「実際に使うところ見たかったなぁ。あわよくば映りたかったな。」なんて思いつつ退勤。

ピッコロ演劇学校の授業に行くと(私、非番時間は学生なんです)、は、はばタンまだいたの!?共演こそなりませんでしたが、演劇学校の授業風景(<本科>「小品発表会」稽古)でちゃっかりテレビに映ってしまいました。

 

さぁ、次は「小品発表会」の記事掲載依頼だ!立派な宣伝マンになるぞ!(教師やろが)

 

・・・今月はこの辺で失礼致します。