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ピッコロ便り

ピッコロシアター、県立ピッコロ劇団、ピッコロ演劇学校・ピッコロ舞台技術学校など、劇場のトピックをご紹介します。

「桜の園」初日&アフタートーク

2008年10月12日 | ピッコロ劇団
公演初日。客席は満員のお客様!
若い学生さん達も多く、活気に溢れています。
 
出演者達も、緊張している様子。
でも、お客様の反応で芝居が生き生きとしてゆきます。
 
 
 
 
 
終演後は、演出の松本修さんと出演者全員によるアフタートークを開きました。
2時間半の上演後にも関わらず、多くの方が残ってくださり熱心に耳を傾けてくださいました。
 
それでは、今日のアンケートより一部感想をご紹介します。
「これほど面白い人物一人一人が客席に迫ってくる『桜の園』は初めてでした」(40代・男性)
「関西弁が田舎っぽくて、その人の身分がよくわかりました」(女性)
「あらすじは知っていたので、退屈するかと思っていたら、まったく飽きずに夢中で観ました」(女性)
「舞台装置は奥行きを有意義に使っていて強烈!」
「古いものの滅びの美学、古いのものの中から懸命に生きようとする若い生命。
 とにかく切なく、かなしい」(60代・男性)
 
松本さんは台詞を省いたり、言葉をかえたり、大胆な再構成をしています。
その結果、シンプルな中に人物の関係がくっきりと浮かび上がってくる舞台となりました。
さて、貴方はどの人物に共感できるでしょうか?
 
公演は17日まで。
ご来場お待ちしております。
 
広報☆古川