ピッコロ便り

ピッコロシアター、県立ピッコロ劇団、ピッコロ演劇学校・ピッコロ舞台技術学校など、劇場のトピックをご紹介します。

教職員むけワークショップ

2014年08月03日 | 劇場の話題
8月1日、尼崎市内の小学校の新任の先生と、現役大学生あわせて16名がピッコロシアターでの研修に参加しました。
 
今年の内容は、新聞のワークショップと、新聞記事を身体で表現するという演劇ワークショップを組み合わせたもの。
 
午前中は、「まわしよみ新聞」という新聞を使ったワークショップを行いました。
グループごとに新聞をまわし読み、気になる記事を切り抜き、各グル―プ内で発表、感想を出し合い、“今日のトップ記事”を選びます。
四つ切紙に記事を貼り、見出しや感想、ツッコミを書き込み、オリジナル壁新聞を作るというもの。
 
『トイレから見える地球環境とウンチの秘密』『70万円豪華列車の旅』
『22時間海で漂流』『ありの~ままで~♪』など、それぞれ個性的で賑やかな新聞が完成。
 
 
午後からは、ピッコロ劇団員の本田千恵子が講師となり、選んだ記事を身体を使い短い演劇作品にしてゆきました。
 
記事に書かれた当人の気持ちは?
書き手の一番伝えたかったことは? 
想像を巡らせながらグループで話し合います。
 
 
本田が各グループをまわりアドバイスを加え、立ち稽古へ。
休憩時間も惜しんで練習する姿も。熱心だな~
・・・3時間後、いよいよ発表タイム。
劇場スタッフも観客となり、4チームの発表を鑑賞。
 
サスペンス風あり、ミュージカル風あり、コント!?のように大爆笑を誘うものあり。
こんなにアタマ柔らかくて楽しい先生に教わる子ども達が羨ましい(笑)
 
 
緩やかなコミニュケーションでひとつの作品が生まれるのが「まわしよみ新聞」の醍醐味。
そこを手掛かりに、より密なコミニュケーションによって演劇作品が創られてゆきます。
色んな人と協力し、創造することの楽しさを感じていただけたでしょうか?
 
ピッコロシアター・ピッコロ劇団では、こうした演劇やコミニュケーションを考えるワークショップや講座を数多く行っています。
どうぞお気軽にご相談ください。
 
広報 古川 

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