南禅寺から金地院を見て、随分と歩いたので、門前の
順正で昼食を。
湯豆腐メインのこの食事処、やさしい味で美味しいです。
庭園も食事代かも・・・
美味しい田楽です。
揚げ物
メインの湯豆腐
味もいいです。
さてお腹もいっぱいになったんで歩くとしますか。
南禅寺の隣、永観堂へ行きます。ところで先ほど見た南禅寺は
この永観堂の南に建てられたから南禅寺といわれています。
永観堂は僧侶の名前で、正式には禅林寺と言われ、浄土宗西山禅林寺派の
総本山です。ご本尊は阿弥陀如来で、開基は空海の高弟・真紹僧都です。
紅葉の名所としられ、古くより、「秋はもみじの永観堂」といわれてきました。
春は春で新緑が素晴らしいです。
垣のようにはりめぐらされた岩に紅葉が映える様は岩垣もみじと呼ばれている。
見返り阿弥陀で有名なこのお寺の伝説は、住持の永観が日課の念仏を
唱えながら須弥壇を廻っていると、いつのまにか永観の前に阿弥陀仏が
降りてこられ、一緒に廻っておられ、永観はびっくりして立ち止まると
阿弥陀は後ろを振り返って、「永観遅し」と言われた。
ここから見返り阿弥陀と言われるようになった。阿弥陀仏は
左後方に顔をむけられ、語っておられるようだ。
多宝塔へ上る。
京都が一望できます。
また永観堂を真言宗から浄土宗の寺院にしたのは、平頼盛の子、静偏上人で
彼は、法然上人が書いた、選択本願念仏集にある、念仏義を非難するため
何度もこの本を読み直したが、どうみても法然上人の言われていることの
方が正しいと、今までの自分の考えを改め、11代住職を法然上人に譲り
自分は12代に住職となった。そして真言宗から浄土宗に改宗したとのこと。
一句あり、意味深であります。