南禅寺から随分と歩いてきました、みなさん元気です。
安楽寺に着きました、このお寺は悲しい物語が残っている
お寺です。
安楽寺山門
このお寺も浄土宗のお寺で7月には中風除けを祈願するカボチャ
供養で有名です。法然上人の弟子住蓮房・安楽房が開いた念仏道場に
始ります。通称「松虫・鈴虫寺」とも言われています。
それは後鳥羽上皇の女官であった松虫、鈴虫の二人がひそかに
出家してきて、それが上皇の怒りにふれてしまった。念仏も禁止され
るとともに住蓮房・安楽房は死罪、法然、親鸞は流罪となった。
1207年、建永の法難と言われる。
安楽寺の僧からお話を聞き、抹茶をいただく。
安楽寺から法然院へ向かう、道沿いには多くの出店が出ており、
行き交う人々は思い思いに散策されている、長閑な一日である。
そして今回の旅の終着点、銀閣寺に続く。