PICO's BLOG~きままな日記帖~

還暦+αな年代、気持ちはいつも現役世代 
なんでもチャレンジ、そんなPICOの備忘録
   

紀州・四国・九州・山陰&近江一人旅 山陰三徳山三佛寺へ

2016年06月10日 16時32分09秒 | 寺社めぐり

本格的な雨になった。

臼杵の石仏を見てるころから雨が

激しくなってきた、ここから北九州から関門橋を

渡って山口へ入り、島根、鳥取まで走る。

 

もう長いです、めちゃ長いです、いい加減車を運転するのが

嫌になった。

それでも走った、走った、走った。

 

関門橋を渡って

 

 

午後三時後に臼杵を発って九州道、山陽道を走って

欲をかいて、せっかくここまで来たのだから、世界遺産の

石見銀山を見ようと回り道をした。

 

三徳山の入り口に建つ鳥居

 

で夜中に石見に着いたが、当然世界遺産は見れるわけではなく

ここで車中泊でもしようかと用意をしてて、

ふと思い出した。そうだ、本来の三徳山三佛寺は雨が

降ると入山できななくなると・・・・・・

 

ここでのんびり世界遺産を見てる場合ではない、明日は

何とか天気は良さそうだが、明後日は雨に予報だ。

と言うことで車中泊はやめて再び走ることに。

真夜中3時ごろ、のこり20km地点の道の駅で眠ることに。

 

 

3時間ほど眠って三徳山へ、

8時から入山許可をもらって(実はここの入山は非常に

厳しく服装から靴のチェック、それに単独入山もだめで

私は一人だからだめにと言われる(とほほほ・・・)

少し待っていたら広島から来た4人づれの方に同行を

お願いして、やっと入山できた。

やれやれ・・・・・・・

ここで帰れと言われたら、夜通し走ってきた甲斐がない

泣くに泣けないのである。

入山注意事項がいっぱい書かれてる。

古刹

三佛寺本堂

ここで安全祈願をする。

登山のルートを確認する

入山料400円を払い、少し行くとさらに200円の登山参拝料を。

さていよいよ登山です、いや修行の道のりです。

ここは修験道の修行の山であった。

役の行者(役小角)が開祖である。

靴底のチェックを受けて広島の方は滑りやすいから

草鞋に履き替えるよう言われ、700円だして草鞋を

購入、いざ出発です。

役の行者の像

いきなり急登です、でもまだ序の口です。

この女性は草鞋を履いて登っています、

履き心地を聞いたら、以外に歩きやすく、滑らないとのこと

 

 

 

 

どのお堂も崖っぷちに建っています、その周りを廻るのですが・・・

こわ~~い、文殊堂にて。腹のでっぱりが・・・・

この人、怖くないのかな・・・

遠く伯耆富士(大山)が見えた。

 

この下、崖で落ちたら死にます。

二ヶ月前にも転落した人が居たとか・・・

ヘリが出動したとか。

 

こんなところに梵鐘が・・・

麓から見た投入堂

着きました、まじかに観る投入堂

 

 

 

 

 

かずら坂、鎖坂を通って第一の伽藍、文殊堂に着く、

靴を脱いで絶壁の縁を一周する、高所と手すりない

恐怖がある。

そしてこここから地蔵堂を通り、鐘楼堂を通ると

馬の背、牛の背があり納経堂を過ぎると

観音堂がある。

ここを一周して生まれ変わり死に変わるそうだ。

少し行くと不動堂があり一登りすると目の前に

どーーーんと投げ入れ堂が現れる。

感動ものです、すごいです!!

 

 

今まで通ってきたところにもあった、堂もそうだが

この投げ入れ堂はどうやって作ったのか、こんな

崖っぷちにだ。

一説によると役の行者が麓から気合もろとも、えいっ!と

投げて作ったとか。

よくわからんなぁ~でも実際にこうして眼前に見せ付けられると

信じるしかしかたがない。

臼杵から夜を徹して走ってきた甲斐があった、一日遅ければ

観ることはできなかった。

翌日は大雨になった。

  登山道の恐怖と堂の凄さを堪能して下山の途についた。

 

登山道は恐怖の連続であった。

国宝を観るのに一番危険なところである。

 

 山陰の名湯、三朝温泉に入って二つの汗を流して

 兵庫に向かう・・・・

 

まだ先はある。

 

 

 

 

 


紀州・四国・九州・山陰&近江一人旅 臼杵へ

2016年06月09日 16時09分25秒 | 寺社めぐり

四国を縦断して八幡浜港から臼杵港へ、フェリーで

およそ2時間半の船旅です。

雨にけむる臼杵港に着きさっそく石仏群のある

地まで行く。しっかり雨も降ってきた。

 

初めて見る石仏、それは想像をはるかに超えた

スケールでど~んと立っている、座っている。

なんでここに作ったのか、目的は何、どれも未だに

はっきりしない石仏たちだ。

でもその制作技量はすごいものがある。

古の人は本当にすごいものを作られるものだ。

おおきく4つに分けられた遺跡をじっくりと見てきた。

港近くに龍源寺あり

 

 

 

地蔵十王像

如来三尊像

 

臼杵の石仏群は凝灰岩の岩壁に刻まれている。

制作時期は平安末期から鎌倉時代といわれており、

59体すべてが国宝に指定されている。

大日如来

もとは首から上だだったが昭和55年から十数年からて胴と一体になった。

 

そしてその小高い丘の前は平たな草原が広がっていて

その向にもいくつかの石物がある。

石仏梵鐘

宝きょう印塔

鎌倉後期の作

石仏群の入り口に建つ、深田の鳥居

昔の参道に立てられていたものと思われる。

 

 

雨が降っていたがゆっくりと見ることができた。

さて、ここから山陰まで走るとしよう。遠いな~~~~。

 

 

 

 

 

 

 

 


紀州・四国・九州・山陰&近江一人旅 四国へ

2016年06月08日 15時51分28秒 | 寺社めぐり

高野山七口女人道を廻って、奥の院を拝して

和歌山港まで走る。ここから南海フェリーで

四国、徳島へ渡る。

南海フェリー

 

今回の旅の一つの目的でもある、先達の申請を

正式に依頼するための審査(大したことは無いが・・・)

ご朱印の確認や住民票の確認などをしていただき

四国霊場会事務局へ送付してもらう、手続きをおこなった。

秋ごろには通知が来そうです、この通知が

来ると年末に善通寺で研修(一日)があり、晴れて

霊場会公認先達の資格が得られる。

まだ先のことdすが・・・・・

 

安楽寺の古い石柱

第6番札所 安楽寺の仁王像

 

手続きを済ませて、四国を縦断して愛媛は八幡浜港まで走る

時折、雨の降る悪天候であったが、無事八幡浜まで着いた。

さっそくお腹も空いてきたことだし、美味しい魚料理をいただく

名前が自信たっぷり!

ぷりぷりの刺身定食です、美味しくて安いです。

魚市場をぶらり・・・

今度は宇和島フェリーに乗って九州へ渡る。

 

 

 

 

 

 


紀州・四国・九州・山陰&近江一人旅

2016年06月07日 15時28分41秒 | 寺社めぐり

入梅入りした先週末から旅に出た。

東名高速から紀州路へ、のんびりドライブである。

まずはここで腹ごしらえ。

 

今回はめちゃ欲張りな旅です、まずは紀州は高野山へ

高野七口女人道を少しばかり辿ってみた。

この100年ほど前まで、ここ高野山は女人の入山が規制

されていた聖地だった。

懐かしい町石道の卒塔婆(この石柱が1町(109m)ごとに奥の院まで

建っている。

 

紀州の山々、轆轤峠から

 

ここから吉野へも通じている。

ハイキングの方も。

高野山、壇上伽藍や奥の院をぐるっと廻るルート

 

そこで高野山の開祖の母でも入山ができず、麓の慈尊院で

拝んでいたと言われるところです。

そん女人が高野の廻りの峠から拝した場所が

高野七口女人道であり、高野山をぐるっと廻る山道である。

弘法大師空海さんにも挨拶していく。

参道の灯明にも火が入った。

奥の院、手前の玉川からは写真・ビデオなど一切撮れません。

 

無縁仏

大門をあとに四国へ渡る。

この旅は移動が長くなりそうだ。

 

 

 

 

 


順調にすすむリフォーム

2016年06月05日 17時27分31秒 | 街中暮らし

築数十年経つ我が家、今回は屋根と外壁、

雨戸を直す事にした。

 

工事に入って、何日か雨にあったが

まずまず順調にリフォームは進んでいます。

職人さんにより外壁塗りは丁寧にやっていただいている。

気持ちのいい朝夕の挨拶は人柄が表れている。

屋根は最新の部材で張替え。

鉄の柱は錆とめをして・・・

足場から

軒下部分

屋根はほぼ完成かな。

 

地震にも強いとのうたい文句の屋根材。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


本二題

2016年06月01日 17時38分58秒 | 読書

今日は、いかいゆり子さんの「近江のかくれ里」と

真保裕一さんの「ローカル線で行こう!」の二冊

 

近江のかくれ里は、白洲正子さんのエッセイかくれ里や

近江山河抄の旅の後を、いかいさんが実際に歩いて

その当時に想いをはせるもので、自分自身が、そこに

いるような錯覚を覚える本です。

白洲さんの著書も読み直してみた。

 

あと真保さんの「ローカル線で行こう!は

全国どこにでもありそうな第三セクター運営の

鉄道路線、今にも廃線となりそうな東北のローカル

鉄道会社に、東北新幹線でトップアテンダントをしていた

女性を社長に抜擢して再建を果たそうとするストーリーです。

どんどん読めて楽しい内容ですが、リアルな日本の現状をも

描いている作品です。